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小泉八雲の名作、雪女の絵本
寒い冬に雪女に遭遇した巳之吉、しばらくして山道で出会った色白の女性と仲良くなり結婚する。子沢山で幸せな家庭を築いて来たある日に悲劇が訪れる。
絵を見るだけで寒さを感じるんだけど、お雪が生んだ子どもたちの絵を見るとなぜだか温かみを感じる。
ある寒い夕暮のこと、ふたりの木こりがひどい吹雪にあいました。ふたりはとりあえず、渡し守の小屋に逃げこんで、入り口の戸をしっかり締め、頭からみのをかぶってごろりと横になりました。いつとはなしに眠りこんだ顔に雪があたって、驚いた若い方の男が目をさますと、締めたはずの入り口の戸があいていて、白装束の女が、年老いた方の男の上にかがみこんで、白い息を吹きかけています。と、きゅうに、その女がふりむいて若者の方に身をかがめてきました。見れば女の目は、ぞっとするほど怖ろしい。だが顔は、ひじょうに美しい…。日本の伝説・奇談に魅せられた小泉八雲の傑作物語。伊勢英子が絵本化。
小泉八雲の名作、雪女の絵本
寒い冬に雪女に遭遇した巳之吉、しばらくして山道で出会った色白の女性と仲良くなり結婚する。子沢山で幸せな家庭を築いて来たある日に悲劇が訪れる。
絵を見るだけで寒さを感じるんだけど、お雪が生んだ子どもたちの絵を見るとなぜだか温かみを感じる。