背中を押してくれる本に出会いましたので、感想をご紹介したいと思います。
複業。
複業は副業とは少し違う意味合いを持っています。
「お金をたくさん稼ぎたいなら、副業、起業、投資の3つをやろう」
このようなアドバイスが世の中にあふれています。
本書で言う複業とは、現在の仕事をしながら、複数の収入の道筋を作っていくというものです。
副業、起業、投資などをパラレルにやっていこうということなんですね。
本書を読むと、「自分でもできそうだ」と背中を押された気分になります。
社会情勢が不安定でインフレや物価高が進んでいる現在、ほとんどの人は将来、経済的に不安と感じていると思いますが、複数の収入源があれば様々なリスクに対応できます。
すでに副業を解禁する企業が増えています。
ひとつの会社に一生勤める時代はすでに終わっているのですね。
副収入があれば転職や起業にもチャレンジしやすい。
Aの収入が激減してもBの収入が増えるかもしれない。
実は、複業はこれからの時代にとてもマッチしている考え方なのですね。
本書の著者は10足のワラジを履き、年間1億円以上の売り上げをたたき出していました。
すごいですよね。
そこで私も自分の収入源を数えてみました。
・サーフボードリペア&物販
・アフィリエイトブロガー
・キンドル作家
・プランナー&リサーチャー
・古民家レンタル
・暗号資産投資
あ、気が付いたら複業してた!!
定期的な収入があるものとないものがありますが、6足のワラジを履いていました。
実は私、4年前までサラリーマンでした。
無事定年まで勤めて、年金をもらえるまで嘱託でつなげるもんだと思っていました。
しかし、人生、いろいろありますよね。
気が付いたら早期退職してかれこれ4年経過していました。
よい年齢のジジイなので、複業とか起業とか意識したわけではありませんでしたが、セカンドキャリアは自分の好きなことだけやろうと思って始めたことが何となく続いて増えてました。
知らず知らずのうちに複業をしていたとは実におもしろいものです。
実体験を振り返ってみると、当然、個々の収入は変動がありますが、何だかんだ複数の収入が地味に出てくるので、特に困ることもありませんでした。
むしろ、自分がやりたいことや趣味がなんとなくビジネスとして立ち上がったことに達成感すら感じてしまいます。
単にお金を稼ぐのではなく、より楽しく、自分がやりたいことを実現する働き方、それが複業なんですね。
こんな働き方、あなたはどう思いますか?
気になる方はぜひ本書を読んでみてはいかがでしょうか。