2020年、私たちの日常を一変させたコロナ禍。突如として始まった休校や、再開後も続く制限だらけの日々の中で、懸命に前を向く三人の若者を描いた物語です。
修学旅行が中止になってしまった茨城の高2・亜紗。
新入生の中で唯一の男子だった渋谷の中1・真宙。
実家の旅館のせいで友人から距離を置かれてしまった五島の高3・円華。
それぞれが孤独や悔しさを抱えながらも、オンラインを通じて繋がり、自分たちにできることを模索し始めます。そして企画された「スターキャッチコンテスト」。
コロナのせいで多くのものを奪われ、辛い思いもたくさんした彼らですが、その不自由な世界の中で「何ができるか」を自ら考え、行動する姿は本当に素晴らしく、眩しかったです。「青春って、若いっていいな」と心から思わされました。
また、彼らを見守り、支える先生たちの存在もとても素敵で、胸が熱くなります。どん底のような状況でも希望を見つけようとする勇気をもらえる、温かな一冊でした。










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