堂場瞬一を読み始めたキッカケは、好きな大沢在昌の作品をほとんど読み切った時期があり、他の作家の作品をいろいろと読んでいた。何冊かおもしろい作品があっても読み続けられる作家は多くない。でも、堂場瞬一は読み続けられる数少ない作家と感じた。主人公の刑事・鳴沢了はストイックで頑固で一直線な刑事だ。最終的に事件解決につながるが、その過程で職場や家庭の摩擦が多く起きる。それが良くも悪くも刑事・鳴沢了の特徴となっている。刑事・鳴沢了シリーズの1作目。堂場瞬一史上売上No.1の警察小説。そして、堂場瞬一を語るには重要な1冊だ。
「仏の鳴沢」と呼ばれた祖父。
「捜一の鬼」の異名を持つ父。
その二人を継ぐ、「刑事として生まれた男」--。
堂場瞬一史上人気NO.1警察小説!
祖父・父を継いで新潟県警捜査一課の刑事となった鳴沢了は、晩秋の湯沢で殺された老女が、かつて宗教教団の教祖で、五十年前に殺人事件に関わったことを突き止めた。了は二つの事件の関連を確信するが、捜査本部長の父はなぜか了を事件から遠ざけるのだった。正義は、そして歳月は、真実を覆い隠すのか?
堂場瞬一の原点にして、警察小説の潮流を創り出した大傑作。
新装版 刑事・鳴沢了シリーズ
2020年1月より毎月刊行予定!
すべて見る
新着の本
もじゃもじゃペーター

クラバート

占星術殺人事件

漫画君たちはどう生きるか

愚者のスプーンは曲がる

小説 天気の子

8番出口

変な家(6)

仕事の魔法
すべて見る
30日間で人気のまとめ記事





すべて見る
小説のまとめ記事





すべて見る
おすすめのまとめ記事





すべて見る
漫画のまとめ記事





すべて見る
趣味のまとめ記事




