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地元でタウン誌のライターをしている飯塚みちる。かつて週刊誌記者として書いた記事が、一人の少年を自殺に追い込んでしまったという罪の意識に苦しんでいました。そんな中、元上司から一本の電話があり、ある事件の記事を書くことになります。
人は、自分が傷ついたことはいつまでも覚えているのに、人を傷つけたことには無自覚になりがちです。この物語も、そうした人間の心の弱さを描いているように感じました。それでも、みちるも吉永も、素直に謝罪し、関係を立て直そうとする姿が印象的でした。
登場人物の井口さんが、なんとなく『52ヘルツのクジラたち』に出てくるアンさんと重なりました。トランスジェンダーという共通点だけでなく、静かに主人公を見守る温かい眼差しがとても素敵でした。
過去の過ちや心の傷と向き合いながら、少しずつ前へと進んでいく人々の姿が描かれた、心温まる一冊でした。











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