感情移入しやすいお話ばかり。
スリリングな展開で、大変面白く読みました。特に最初の話のぶりっ子の40代女性には、殺されても仕方ないのでは、と思うほどイライラさせられた。彼女を嫌う、悪人であるはずの主人公にどっぷり感情移入できた。それ以外の話も、盗作する小説家への共感性羞恥のあまり読むのを止めようかと思わされた。
最高の最期(エンディング)のはずが、まさかのどんでん返し!?
残された人生の時間、あなたはどう生きる?
遺言、片付け、夢への挑戦…人生でやり残したことは?
余命わずかの時間をSDGs活動につぎ込む資産家の妻。一日も早く死んでほしいと願う若い夫だが、思いもよらぬ誤算が…(「SDGsな終活」)。妻の三回忌が近づいたある日、家を出て疎遠になっていた息子が突然帰ってきた…(「最後の終活」)。ゾッとする終活、理想的な終活、人生を賭けた終活…4人の〈終活〉に待ち受ける衝撃&感涙のサプライズの四編。
(収録作)
「SDGsな終活」
「最後の終活」
「小説家の終活」
「お笑いの死神」
そもそも人生では、予想外の出来事にいろいろ遭うのが普通なのだ。どの物語もアイデアが卓抜で、アクロバティックなひねりが効いている。主人公にも読者にも予測がつかない状態で展開し、着地がどうなるのか知りたくて、引き込まれる。
ーー青木千恵(書評家・解説より)
感情移入しやすいお話ばかり。
スリリングな展開で、大変面白く読みました。特に最初の話のぶりっ子の40代女性には、殺されても仕方ないのでは、と思うほどイライラさせられた。彼女を嫌う、悪人であるはずの主人公にどっぷり感情移入できた。それ以外の話も、盗作する小説家への共感性羞恥のあまり読むのを止めようかと思わされた。