ありがとう
1
大学生のころに購入し、ずっと積読になっていたものを
オーディブルで見つけ、聴いてみました。
「もっと早くに読んでおけばよかった!」と思いました。
不治の病である「発酵病」に侵され、入院している渡良瀬まみずと岡田卓也を中心に物語が進みます。
登場人物たちは身近な人の死を経験しており、生死に関して偏った考えをしていまが、
大切な人の死を経験するとこういう考えになっても
仕方ないかと切なくなりました。
大切な人と過ごす時間をより一層大事にしたくなる
小説です。