ありがとう
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いじめをしていた娘の家族といじめられた娘がいる家族の
両視点で物語が進みます。
いじめが悪いことが前提ですが
加害者サイドが当事者ではない人からの攻撃対象に
なっている光景はいじめ以外でも見受けられ、
それが正義のようになっている現状はとても怖いと感じました。
いじめる側にもいじめられる側にもなる可能性を
誰しもが持っている中で
自分がどっちの立場になった時にどう対応するか
考えながら読みました。
子供がいる家庭もそうでない家庭も
読んで、いじめについて考えてもらいたい1冊です。