もっと早く読んでおけばよかったと痛感した本。
人気があるのも頷けます。
私は50代ですので、大小の傷をいくつも持っています。
トラウマと呼んでいいでしょう。
この本では、トラウマを否定しています。
まず、それが衝撃でした。
せめて20年前にこの本に出会っていれば…
すべての悩みは対人関係というのは、まさにその通り。
私の場合は、とある一人の人物にとらわれ過ぎて人生の多くの時間を無駄にしました。
他人の問題を自分の課題ととらえてしまったり。
感情移入しすぎていたのでしょう。
そして、嫌われたくなかった。
まさに、「嫌われる勇気」がなかったのです。
この言葉は、多くの日本人には刺さるのでは? と思いました。
最後になりますがーーー
この本の対話形式が非常に効果的だと感じました。
私は劇団で戯曲を書いていたので、感心するばかり。
このように効果的に、読者に伝えることができるのか、と!
さまざまな年代な方におすすめしたい1冊です。
嫌われる勇気というタイトルから察していた内容とは違ったのでいい意味でうらぎられました!勇気という言葉がこれほどまでに難しいものだと感じました!そして、自由であることの大切さ!そのために嫌われる勇気を持つことを学びました!
「嫌われる勇気」は、アドラー心理学の教えに基づいた自己啓発本で、他人の評価を気にせず、自分の生き方を貫くことの大切さを説いています。社会や他人からの期待に縛られがちな現代人にとって、自己肯定感を高め、自由な人生を送るためのヒントが詰まった一冊です。また、自己理解を深め、他者との関係において自分自身をしっかり持つための心理的ツールを提供します。特に、「他人に嫌われても、自分の信念を大切にする」という考え方は、ストレスを感じやすい人やメンタルが弱いと感じている人にとって、非常に有効です。
今ある悩みのタネは何でしょうか?
この本で扱っているアドラー心理学では、職場、家族、友人、恋愛などさまざまな悩みがある中でも、共通しているのは対人関係であると伝えています
アドラー心理学はどれだけ本を漁っても新鮮な人生の驚きを獲られるから、心理学ということを忘れそうになる。にしてもこの本はものすごく分かりやすかった。分かりやすいのにアドラーの全てを網羅してるのではないだろうか?
アドラー心理学をベースにしたこの本は、他人の評価に振り回されず、自分の人生を生きるための指南書です。「自由になる勇気」や「自分を許すこと」の重要性を強調しており、自己肯定感を高めるのに非常に役立ちました。特に対人関係の悩みがある人にとって、実践的なアドバイスが満載で、読み終えると心が軽くなる感覚が得られました。