時代の激流にもまれながら地域に根づいた産業の遺物である産業遺産。日本とフランスの事例を通じて、遺産に選定されるプロセス、文化的な意義、観光開発との関係性などを多角的に検証し、地方自治体や地域住民が産業遺産について考える視点を提示する。