中野京子のおすすめ本10選

中野京子さんの世界に浸るなら、まず彼女の特質、それは「永遠の少女」をテーマにした作品群を是非読んでみましょう。淡々と描かれる日常生活から、ある時は社会風刺を、またある時は愛情や友情を紡ぎだすストーリーは、ただただ圧巻。その繊細な心情描写は泣けますよ。
また、知られざる世界の歴史や伝説をベースにした作品もおすすめ。中野さん独特の解釈が深い感動を与えてくれます。ミステリアスな予感満載で一気読み間違いなし!
そして彼女の作品の魅力は何と言っても、生々しいリアリティと緻密な描写。時には読者を窮地に追い詰め、自分自身の生き方を再確認させてくれます。
これら全てが一冊の本に詰まっています。是非、中野京子さんの世界へ足を踏み入れてみてください。
『フェルメールとオランダ黄金時代』

作者 | 中野京子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | |
発売日 |
『カラー版 西洋絵画のお約束 謎を解く50のキーワード』

絵画に描かれた美女が誰か、あなたは即座にわかるだろうか。そばに薔薇があればヴィーナス。百合が添えられていればマリア。皿を捧げていればサロメ。剣を携えていればユーディト。ちょっとした知識があれば、隠された画家からのメッセージを探りあてることができる。「見て・感じる」だけではわからない、絵を読み解く手がかりをテーマ別に解説。この本を読めば、鑑賞体験はもっと豊かなものになる。図版120点収録。
本文より
印象派が登場する前までは絵にも意味があり、読み解くための「絵の言語」があった。(中略)絵独自の言語を読むことで、人々は画面に見えているものだけではなく、その奥に隠された画家からのメッセージを探りあてた。日本人には西洋的思考を完全に理解するのは難しいが、シンボルのいくつかを覚えておくだけでも、絵画鑑賞はぐんと楽しくなるに違いない。
目次
【「植物」の章 】薔薇/百合/リンゴ/月桂樹/イトスギ
【「天体・自然」の章】月/虹/川
【「動物・虫」の章】黒猫/テン/牡牛/蛇/ハエ/蝶
【「食べ物」の章】卵/蜂蜜/魚
【「相反する要素」の章】赤と青/右と左/分かれ道
【「武具」の章】剣/大鎌/矢/ハンマー
【「道具・装飾品・楽器」の章】天秤/十字架/鏡/甕/子供服/真珠/リュート/シャボン玉
【「建物」の章】窓/梯/井戸
【「技法」の章】擬人像/画中画/異時同図法/タイムスリップ
【「現象」の章】パンデミック/天を仰ぐ/運命
【「人物描写」の章】道化/三美神/聖母マリア
【「身体」の章】母乳/骸骨/髪/翼/目隠し
作者 | 中野京子 |
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価格 | 1210円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2024年10月08日 |
『怖い絵の中のモノ語り』

「怖い絵」シリーズの著者が、「生活用品」「食べ物」「動物」「装飾品」「シンボル」「楽器」の6章から成る全32作品を読み解く! ルノワールが描いた作家史上唯一の男性ヌード(『猫を抱く少年』)、クリムトが黄金色で描いた知恵と戦の女神(『パラス・アテナ』)、ミュシャがギリシャ神話の王女に施した流麗な装飾品(『メディア』)など名画に描かれたアイテムから歴史的背景や絵に秘められた画家の思惑を解き明かす保存版。
第1章 生活用品
サージェント『カーネーション、リリー、リリー、ローズ』×「提灯」
ホッパー『ナイトホークス』×「煙草」
ラ・トゥール『ポンパドゥール夫人の肖像』×「百科事典」
ルーベンス『キリスト昇架』×「釘」
ハンマースホイ『室内』×「鏡」
ランブール兄弟『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』×「案山子」
ファレーロ『サバトに赴く魔女たち』×「箒」
第2章 食べ物
バーン・ジョーンズ『「愛」に導かれる巡礼』×「ホタテ貝」
カラヴァッジョ『バッカス』×「ワイン」
ベラスケス『セビーリャの水売り』×「水滴」
ハント『イザベラとバジルの鉢』×「バジル」
第3章 動物
ルノワール『猫を抱く少年』×「猫」
パルミジャニーノ『アンテア』×「テン」
カーロ『いばらの首飾りとハチドリの自画像』×「ハチドリ」
ジェラール『プシュケとアモル』×「蝶」
ウッチェロ『聖ゲオルギウスと竜』×「ドラゴン」
クストーディエフ『マースレニツァ』×「馬そり」
第4章 装飾品
クリムト『パラス・アテナ』×「甲冑」
ヴァン・ダイク『エレナ・グリマルディ侯爵夫人』×「日傘」
クラーナハ『ホロフェルネスの首を持つユーディト』×「長剣」
ステュアート『スケートをする人(ウィリアム・グラントの肖像)』×「スケート靴」
ミュシャ『メディア』×「蛇の腕輪」
カラヴァッジョ『女占い師』×「剣の鍔」
ボッティチェリ『聖母子(書物の聖母)』×「光輪」
第5章 シンボル
デューラー『1500年の自画像』×「モノグラム」
ランブール兄弟『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』×「星座」
フラゴナール『恋の成り行き:逢い引き』×「銅像」
ゴーギャン『ネヴァーモア』×「タイトル文字」
ゴヤ『悔悛しない瀕死の病人に付き添う聖フランシスコ・デ・ボルハ』×「十字架」
第6章 楽器
ヴーエ『時の敗北』×「ラッパ」
ダゴティ『ハープを奏でるマリー・アントワネット王妃』×「ハープ」
ティツィアーノ『ヴィーナスとオルガン奏者』×「パイプオルガン」
あとがき
作者 | 中野 京子 |
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価格 | 968円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2024年12月24日 |
『怖い絵』

作者 | 中野,京子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2013年07月 |
『名画の謎 対決篇』

作者 | 中野,京子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2018年08月 |
『運命の絵 [2]』
![運命の絵 [2]の表紙](https://m.media-amazon.com/images/I/51aSYWaN-IL._SL500_.jpg)
作者 | 中野,京子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2022年02月 |
『ヴァレンヌ逃亡 : マリー・アントワネット運命の24時間』

作者 | 中野,京子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2014年08月 |
『怖い橋の物語』

作者 | 中野,京子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2018年12月 |
『名画と建造物』

映画「サイコ」の家、スフィンクスに登る侍、印象派のエッフェル塔嫌いーー。
20の名画が伝える時代の息吹きを読む、絵画鑑賞本!
過去と現在の比較ができるよう、写真も掲載。
歴史を学び、観光案内にもおすすめです!
クロード・モネ『サン・ラザール駅』
マルク・シャガール『七本指の自画像』
スタフ・クリムト『旧ブルク劇場の観客席』
フィンセント・ファン・ゴッホ『アルルの跳ね橋』
エドワード・ホッパー『線路脇の家』など
目次
作品1 エドワード・ホッパー『線路脇の家』
作品2 クロード・モネ『サン・ラザール駅』
作品3 ワシーリー・スリコフ『銃兵処刑の朝』
作品4 アントニオ・ダ・カナレット『カナル・グランデの入り口』
作品5 ジャン=レオン・ジェローム『差し下ろされた親指』
作品6 マルク・シャガール『七本指の自画像』
作品7 カスパー・ダーヴィッド・フリードリヒ『エルデナ修道院の廃墟』
作品8 シャルル・メニエ『ナポレオンのベルリン入城』
作品9 グスタフ・クリムト『旧ブルク劇場の観客席』
作品10 フィンセント・ファン・ゴッホ『アルルの跳ね橋』
作品11 エドワード・ポインター『エジプトのイスラエル人』
作品12 ウジェーヌ・シベルト『ヴァルトブルク城で聖書を翻訳するルター』
作品13 ギュスターヴ・ドレ「風車に突進するドン・キホーテ」
『ドン・キホーテ』挿絵より
作品14 エドワード・モラン『自由の女神の除幕式』
作品15 デヴィッド・ロバーツ『熱風の接近』
作品16 ジョン・コンスタブル『主教の庭から見たソールズベリー大聖堂』
作品17 ランブール兄弟「十月の図」
『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』より
作品18 ウィリアム・ハルソール『プリマス港に到着したメイフラワー号』
作品19 ジャン・アントワーヌ・ヴァトー『ジェルサンの看板』
作品20 ピーテル・ブリューゲル『バベルの塔』
あとがき
作者 | 中野 京子 |
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価格 | 2035円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2023年10月12日 |
『中野京子と読み解く運命の絵 [3]』
![中野京子と読み解く運命の絵 [3]の表紙](https://m.media-amazon.com/images/I/51iNj26oA+L._SL500_.jpg)
作者 | 中野,京子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2020年11月 |
これまでにご紹介した中野京子さんの作品はどれも素晴らしいものばかりですよね。彼女の作品の魅力は、どんなジャンルでも見事に描写することができるところでしょう。現実の世界だけでなく、ファンタジーや歴史、SFといった幅広いジャンルを見事に描き出しています。
また、彼女の作品の特徴として強力なキャラクターの存在感が挙げられます。彼女が描くキャラクターたちは、読者をその世界観に引き込む力を持っています。一人ひとりが独自の個性を持っており、彼らを通して多様な人間模様が描かれています。やがては登場人物たちに共感を覚え、ついつい彼らの運命に心を痛めたり、喜びを分かち合ったりしてしまうことでしょう。
さらに中野京子さんの作品の素晴らしいところは、緻密で細部にまでこだわった物語の構成です。一貫したテーマに基づいて、物語は緻密に構築されています。その全体像は一つひとつのエピソードが彩りを加えながら、最後には見事なハーモニーを描き出します。
中野京子さんの作品は、読み手を惹きつける力強さと繊細さが同居する、稀有なものだといえます。ここでご紹介した10冊は、その中でも特に素晴らしい作品ばかりです。これから初めて中野京子さんの世界に触れる方、またはすでに彼女のファンである方、そしてこれから何を読もうか迷っている方、どんな読者にもきっと心に残る作品となることでしょう。
これからも、彼女の新たな作品を待ち望むと同時に、これらの作品を何度でも読み返すことで、新たな発見や感動があるはずです。中野京子さんの世界へ、どうぞ一緒に足を踏み入れてみてください。
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