読む書く力UP小学生向けトラとヴェネチア絵本集

小学校高学年向けに読む・書く力を楽しく鍛えるおすすめの本を紹介。トラやヴェネチアを舞台にした作品も盛りだくさん!
『中学入試を制する国語の「読みテク」トレーニング物語文』

入試問題の物語文は、「おもしろかった」というだけの読み方ではなく、話の内容を「情報」として正確に分析する必要があるのです。
感覚で読んでしまいがちな物語文の読み方を完全にシステム化。
「初耳!」のテクニック満載、「目からウロコ」の読解力養成講義。
小説などの「物語文」は、読みやすいにもかかわらず、問題を解く段階になると苦戦してしまう人が多いようです。点数に結びつかない最大の原因として、物語文を「自己流に解釈してしまう」ことが考えられます。これは物語文が「感情移入をしやすい文章」であるがゆえに陥りやすい過ちです。
物語文を読解問題の文章として読む際には、内容を「情報」として正確に捉える必要があります。すなわち、楽しみのための読書をするときとは、読み方のアプローチを変えることが大切になるのです。本書では、「点数に結びつかない読み方」からの脱却を目指し、どのように「問題としての物語文」と向き合い、理解していくかという手法を論理的に解説しました。
本書には、これまでの物語文の読解の講義では聞いたことのない説明が入っていると思います。たとえば、次のような項目があります。
・登場人物は「三種類」に分けられます
・主人公の「個人情報」を集めましょう
・重要な「小道具」を探してみましょう etc…
作者の創作テクニックにまで踏み込んで物語の構造を分析し、情報として捉えられる手法を具体的に示しました。さまざまな読み方のコツをオリジナルのキーワードを用いて理解できるように示しましたので、本書の流れに沿ってトレーニングを積めば、必ず応用のきく物語文の読み方が身についていることでしょう。
作者 | 早瀬律子 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 文芸社 |
発売日 | 2011年07月 |
『トラのバターのパンケーキ ババジくんのおはなし』

作者のヘレン・バンナーマンは、30年間、インドにすんでいました。インドをぶたいに『ちびくろサンボ』というお話を書き、イラストも自分でかきました。それがこのお話の、もとの物語です。トラや、インドのバター“ギイ”が出てくるのは、このためです。この本では、登場人物に、伝統的なインドの名前をつけました。
作者 | ヘレン・バンナーマン/フレッド・マルチェリーノ |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 評論社 |
発売日 | 1998年10月 |
『あずきがゆばあさんととら』

韓国の小学校の教科書に掲載されている昔話。
2020年アストリッド・リンドグレーン記念文学賞受賞作家で、
韓国でもっとも注目される作家ペク・ヒナが韓国で有名な昔話の世界を
ユーモアいっぱいに表現した作品です。
昔、深い山奥にあずきがゆばあさんが住んでいました。ばあさんが煮る「あずきがゆ」はとってもおいしく、ばあさんは、「あずきがゆばあさん」と呼ばれていました。ある日、あずきがゆばあさんのところへ、とてつもなくでっかいとらがやってきて、「ばあさんを がぶっと くってやろう」とばあさんを食べようとします。ばあさんは急いで「おいしいあずきがゆをたらふく食べてからわたしをがぶっとくったらいい」と言い、それをきいたとらは山へ消えていきました。やがて冬至になり、泣きながらあずきがゆを煮るばあさんのところへ、くりやすっぽん、それからうんちまで次から次へとやってきて・・・・・・。
作者 | ペク・ヒナ/パク・ユンギュ/かみやにじ |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 偕成社 |
発売日 | 2022年10月05日 |
今回ご紹介したテキストや絵本、ヴェネチアを舞台にした作品たちは、読む力や書く力を楽しく育むだけでなく、子供たちの想像力や興味を引き出す素晴らしいものばかりです。ぜひ、お子様と一緒に手に取ってみてください。きっと素敵な学びと楽しい時間を過ごせることでしょう。読書の楽しさを共有しながら、素敵な成長をお手伝いできれば嬉しいです。
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