おすすめ貧困虐待小説、ビブリオ作品、ハロウィン絵本10選

今回は、子供の貧困や虐待を描く小説、本好きにおすすめの作品、ハロウィンにぴったりな絵本を厳選してご紹介します。ぜひお楽しみください!
『八月の母』

『イノセント・デイズ』を今一度書く。そして「超える」がテーマでした。僕自身はその確信を得ていますーー早見和真
長い間歪み続けた愛や母性の歴史、地層のように積み重なる闇に確かな兆しを探し続けた。神が人を嘲笑い続けてきたのか。人が神を嘲笑い続けてきたのか。神なるものへの幻想と呪縛を解き放つ祈りとその熱に、心が深く確かに蠢いた。--池松壮亮(俳優)
容赦などまるでない。「母」にこだわる作家が、母という絶対性に対峙した。確かなものなど何ひとつない世の中で、早見和真は正しい光を見つけようとしている。その試みには、当然異様な熱が帯びる。--石井裕也(映画監督)
私も命を繋いでいく役目を担うのだろうか。微かな光と絶望に怯えながら、夢中で読み進めた。どうしようもない日々に、早見さんはいつだって、隣で一緒に座り込んでくれるんだ。--長濱ねる(タレント)
ラストに現れるヒロインの強い覚悟と意思の力に、私たちは元気づけられる。辛く暗く苦しい話だが、そういう発見があるかぎり、小説はまだまだ捨てたものではない。 --北上次郎氏(書評家)(「カドブン」書評より抜粋)
彼女たちは、蟻地獄の中で、必死にもがいていた。
愛媛県伊予市。越智エリカは海に面したこの街から「いつか必ず出ていきたい」と願っていた。しかしその機会が訪れようとするたび、スナックを経営する母・美智子が目の前に立ち塞がった。そして、自らも予期せず最愛の娘を授かるが──。うだるような暑さだった八月。あの日、あの団地の一室で何が起きたのか。執着、嫉妬、怒り、焦り……。人間の内に秘められた負の感情が一気にむき出しになっていく。強烈な愛と憎しみで結ばれた母と娘の長く狂おしい物語。ここにあるのは、かつて見たことのない絶望か、希望か──。
目次
プロローグ
第一部 伊予市にて
1977年8月
1988年8月
1992年8月
2000年8月
第二部団地にて
2012年6月
2012年10月
2013年1月
2013年4月
2013年6月
2013年7月
2013年8月
エピローグ
作者 | 早見 和真 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年04月04日 |
『R.O.D 【書き下ろしイラスト付】 (集英社スーパーダッシュ文庫)』

作者 | 倉田英之/スタジオオルフェ/羽音たらく |
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価格 | 440円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2013年11月07日 |
最後までお読みいただき、ありがとうございます。今回ご紹介した作品には、子供の厳しい現実を描いたものから、本好きにはたまらないビブリオマニアが繰り広げる魅力的なストーリー、そしてハロウィンのワクワクを感じさせる絵本まで、さまざまなジャンルが揃っています。ぜひこれらの本を手に取って、新たな発見や感動を味わってください。素敵な読書の時間が皆さまに訪れますように。また次回のおすすめもお楽しみに!
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