動物・ゴシック・斬新!おすすめミステリー小説・エッセイをご紹介

ペットと共に事件解決!動物ミステリーが今注目を浴びています。猫が推理に挑む「三毛猫ホームズの推理」や、心霊現象と闘うイヌの物語「パーフェクト・ブルー」など、話題作をピックアップしました。ペットと人間の絆が織り成す不思議なストーリーは、読む者に驚きと感動を与えてくれます。紀行文風のエッセイもおすすめです。さあ、動物ミステリーの世界へ、一緒に冒険しましょう!
『忘れられた花園<上>』

1913年オーストラリアの港にたったひとり取り残されていた少女。名前もわからない少女をある夫婦がネルと名付けて育て上げる。そして2005年、祖母ネルを看取った孫娘カサンドラは、祖母が英国、コーンウォールにコテージを遺してくれたという思いも寄らぬ事実を知らされる。なぜそのコテージはカサンドラに遺されたのか? ネルとはいったい誰だったのか? 茨の迷路の先に封印された花園のあるコテージに隠された秘密とは?デュモーリアの後継とも言われる著者のミステリアスで魅力溢れる傑作ミステリ。文庫化!
作者 | ケイト・モートン/青木純子 |
---|---|
価格 | 1078円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2017年05月21日 |
『ミステリ国の人々』

ミステリ小説という「国」には作家が造形した様々な「人々」が住んでいる。誰もが知る名探偵、事件の鍵を握る意外な人物、憎めない脇役、不可解だけれど目が離せない人……そんな人たちを通して、ミステリを読むおもしろさが何倍にも膨らむ「ツボ」を刺激してくれる、ミステリファン垂涎、読まず嫌いの小説ファンには目からウロコのエッセイ集。
ホームズ、ルパン、エラリー、金田一耕助という直球もあれば、明智小五郎の妻・文代といった変化球も織り交ぜつつ、本格ミステリの古典とされる『グリーン家殺人事件』やジョン・ディクスン・カーの密室モノ、ハードボイルドではロス・マクドナルド、ミステリの日本三大奇書とされる『ドグラ・マグラ』『黒死館殺人事件』『虚無への供物』まで目配りをきかせた人選は、格好のミステリ国へのパスポートになっている。
本書の最大の魅力は、古今東西の名編に、「有栖川有栖」がどのような読書体験を得られたかという個人的な経験が色濃く反映されていること。当然そこには作家だからこそ影響を受けた人物造形やトリックといった"栄養分"も含まれており、著者のファンはもとよりミステリファンにはたまらないエピソードばかりである。エッセイ集とはいえ1話読み切りスタイルでは必ずしもなく、取り上げたそれぞれの作品と登場人物が相互に響き合う連関性を保ち、読み進めていくうちにいつの間にか読者は、作品や登場人物を離れた「ミステリ国」そのものの奥深さに引き込まれていくだろう。作家ならではの読みが冴える待望のミステリガイド!
ヴァン・ダイン
シャーロック・ホームズ
松下研三
明智文代
ほか全52人
作者 | 有栖川 有栖 |
---|---|
価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 日本経済新聞出版社 |
発売日 | 2017年05月15日 |
さて、いかがでしたでしょうか。今回はペットと共に事件解決を楽しめる動物ミステリー、そして独特の雰囲気が魅力のゴシックミステリーをご紹介しました。
動物ミステリーでは、鋭い推理力を持つ三毛猫や、心を通わせることができる特別なペットと人間の絆を描いた作品が話題を集めています。ページをめくる度に、事件解決に向けたスリリングな展開に思わずドキドキしてしまうことでしょう。
ゴシックミステリーでは、美しい描写と独特の雰囲気が相まって、読者を異世界へ誘ってくれます。忘れられた花園や暗い森の少女などの名作は、読む者を魅了し続けています。謎めいたストーリーが進む一方で、登場人物たちの内面もじっくりと描かれており、読み手を引き寄せるでしょう。
さらに、新しい切り口でミステリーを楽しむエッセイにも注目です。斬新なアイデアやユーモアのある書き手たちが、自身の経験や観察から展開するミステリアスなエピソードは、読み手を楽しませてくれます。
どのジャンルのミステリーも、一度読み始めたら止まらなくなることでしょう。そこには作者の緻密な計算や緊張感が息づいています。ぜひ、書店やオンラインショップで手に入れて、日常をちょっと変える冒険に出かけてみてください。きっと、新たな世界に引き込まれることでしょう。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。