「おすすめ芥川賞受賞作品10選!」コンビニ人間や火花など、読んでみたい名作揃い
「おすすめの書籍を紹介するライターです。今回は、読んでみたい!おすすめ芥川賞受賞作品10選について書きます。芥川賞を受賞した作品は魅力的で、一度読むとやめられなくなることもあります。ぜひ注目してほしい作品ばかりです」と紹介します。
『コンビニ人間』
「普通」とは何か?
現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作
36歳未婚、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。
日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、
「店員」でいるときのみ世界の歯車になれるーー。
「いらっしゃいませー!!」
お客様がたてる音に負けじと、今日も声を張り上げる。
ある日、婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて、
そんなコンビニ的生き方は恥ずかしい、と突きつけられるが……。
累計192万部突破&44の国と地域で翻訳決定(2025年10月現在)。
米国〈ニューヨーカー〉誌のベストブック2018に選ばれるなど、
世界各国で読まれている話題作。
世間のものさしに少しでも違和感を感じたことのある
あなたのための物語!
解説・中村文則
| 作者 | 村田 沙耶香 |
|---|---|
| 価格 | 693円 + 税 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2018年09月04日 |
『火花』
笑いとは何か、人間とは何かを描ききったデビュー小説。
ドラマ化・映画化もされた、第153回芥川賞受賞作。
売れない芸人徳永は、熱海の花火大会で、
師として仰ぐべき先輩神谷に電撃的に出会った。
神谷はまったく独自のお笑い哲学を抱いていて、
日常においても、人とは違う行動や思考を繰り広げる類稀な男だった。
そんな天才肌の神谷を徳永は師として仰ぐ。
二人とも貧しいながらもまっさらな生を生きていた。
徳永はすこしずつ売れるようになっていき、やがて、ある決断をすることになるーー。
文庫版特別付録として、
受賞記念エッセイ「芥川龍之介への手紙」を併録。
| 作者 | 又吉 直樹 |
|---|---|
| 価格 | 715円 + 税 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2017年02月10日 |
『プロミス・シンデレラ(1)』
Twitter騒然!年の差ラブストーリー
つつましく、平穏な暮らしを送る専業主婦の早梅。
彼女の前に現れたのは、性格の悪そうな金持ちの男子高生・壱成。
この男との出会いが早梅の人生を一変させる…。
不倫され離婚、スリにあい路上生活を余儀なくされる早梅。
“人生”に必要なのは愛か、金か、それとも運かーー!!?
銭が紡ぐ、アラサー女子と男子高校性の”リアル人生ゲーム”がはじまる!!
#バツイチアラサー女子と男子高校生をはじめ、
pixivやtwitterで超話題の新人・橘オレコ氏の
初連載作、ついにコミックス化!!
【編集担当からのおすすめ情報】
カバー下、巻末おまけ、描き下ろしオマケマンガを2本収録!
「カバーを外して5秒で、めちゃくちゃキュンとしました!!!
まさか壱成がカバーイラスト撮影の裏でそんなに
ドキドキしていたとは… 可愛すぎる!!!!!!」(担当編集談)
本編とあわせておまけマンガもお楽しみください。
| 作者 | 橘 オレコ |
|---|---|
| 価格 | 607円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2018年06月12日 |
『なまいきざかり。 1』
バスケ部マネージャーの由希は、キャプテンにひそかな片想い中。ところが、生意気な後輩男子・成瀬に弱みを握られて大ピンチ!
強引な成瀬に振り回されるうちに、由希はいつの間にか…? ド直球★バスケ部青春ラブコメ第1巻! 2014年5月刊。
| 作者 | ミユキ蜜蜂 |
|---|---|
| 価格 | 594円 + 税 |
| 発売元 | 白泉社 |
| 発売日 | 2014年05月20日 |
『反抗期なカレシ(1)』
反抗期な年下男子とのこじらせリトライラブ
中学の初恋をこじらせたまま大学生になってしまいました…。
JDにもなって初恋引きずってるとかヤバイかな、、、
そんなとき、人数合わせのために参加した合コンで、チャラくてナマイキな男子に目をつけられて…!?
大学生じゃない・・・って、あなたは一体何者!?
恋愛に素直になれない全こじらせ女子に捧ぐ、一筋縄ではいかない青春ラブ!
【編集担当からのおすすめ情報】
チャラくてイジワルで小生意気。
『後にも先にもキミだけ』『放課後トキシック』『神男子のいいなずけ』の川上ちひろが描く、"川上男子"の新境地!
こじらせすぎて可愛くなれない、一度は男子に振り回されてみるのもアリかも・・・?そんな女子に贈る、青春ラブストーリーです!
| 作者 | 川上 ちひろ |
|---|---|
| 価格 | 484円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2021年08月26日 |
『化け者心中』
その所業、人か、鬼かーー規格外の熱量を孕む小説野性時代新人賞受賞作!
江戸は文政年間。足を失い絶望の底にありながらも毒舌を吐く元役者と、彼の足がわりとなる心優しき鳥屋。この風変りなバディが、鬼の正体暴きに乗り出してーー。
「あたかも江戸時代をひらひらと自在に泳ぎまわりながら書いているような文章。こんなにぴちぴちした江戸時代、人生で初めて読んだのである。脱帽!!」(森見登美彦氏)
「早くもシリーズ化希望!」(辻村深月氏)
「作品の命というべきものが吹き込まれている」(冲方丁氏)
と、選考委員全会一致の圧倒的評価。
傾奇者たちが芸の道に身をやつし命を燃やし尽くす苛烈な生きざまを圧倒的筆致であぶりだした破格のデビュー作!!
■「大傑作!!江戸という時代と場所、芝居の世界のバーチャル体験として見事」(ライター 吉田大助)
■「現代の戯作者としての力量を秘めている。とんでもない新人が登場したものだ。今年度ナンバーワンのベスト本である。」(評論家 菊池仁)
■「江戸の景色が浮かんでくるような文章のセンスは驚異的である。」(ミステリ評論家 千街晶之)
■「これで新人!?ぜひ豪華絢爛な舞台や映画で観たい!」(丸善本店・高頭佐和子)
■「取り憑いたら離れない「鬼気迫る」以上の物語。すっかり呑み込まれ、抜け殻状態。。」(ブックジャーナリスト 内田剛)
■「あまりに興奮して、体が乗っ取られたようになりました」(本の雑誌社・浜田公子)
■「アウトローな存在であり、かつ男女の性別からも逸脱している役者の生理や道徳観念を浮き彫りにしていく展開がスリリング。肚の坐った書き手だ」(書評家 杉江松恋)
時は文政、所は江戸。
鳥屋を営む藤九郎は稀代の女形として人気を誇った元役者の魚之助に呼び出され、中村座の座元の許へと向かう。
数日前『堂島連理柵』という新作台本の前読みを役者六人で車座でおこなった際、輪の真ん中に誰かの頭がごろぅり、転げ落ちてきたという。しかし役者の数は変わらず、鬼が誰かを食い殺して成り代わっているのは間違いない。二人は「鬼探し」の道行と洒落こむが、それは同時に、役者たちが芸の道をきわめるために鎬を削る地獄めぐりでもあった。
梨園の知られざる闇、血のにじむような努力や才能への渇望、葛藤を目の当たりにするうちに、藤九郎は、人と鬼の境目に深く思いを致すことになる。
芝居中、熱狂的な贔屓に襲われて足を失い、悪態をつきながら失意のうちに過ごす魚之助をなんとか舞台に戻してやりたい、その一念だった藤九郎だが、“傾奇者”たちの凄まじい執念を目の当たりにするうち、心も体も女形として生きてきた魚之助の人生や役者としての業と正面から向き合うことになりーー。
善悪、愛憎、男女、美醜、虚実、今昔ーーすべての境を溶かしこんだ狂おしくも愛おしい異形たちの相克。
| 作者 | 蝉谷 めぐ実 |
|---|---|
| 価格 | 1815円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2020年10月30日 |
『福袋』
今、いちばん勢いのある時代小説作家・朝井まかてが、こよなく愛する江戸の町を舞台に、歌舞伎役者や職人、商売人など様々な生業の人々の姿を、中身の詰まった8編の人情話に仕立てた傑作短編集。
1編目の「ぞっこん」では、「筆」が語り手になる。看板書きだったあるじと「筆」との出会いや情の深まりを、緩急をつけた落語調の文体で読ませる。2編目の「千両役者」は、ぱっとしない歌舞伎役者に千載一遇のチャンスが巡ってくる。もう後がない役者の焦りと、破滅と背中合わせの功名心が生々しく伝わる。3編目の「晴れ湯」は、湯屋(銭湯)を営む家に生まれた少女が主人公。客の戯作者や長屋のおかみさんたちのふるまい、子どもなりの家業への意気込み、江戸で恐れられた火事……。少女は大小のドラマに遭遇しながら、道楽者の父と働きづめの母という夫婦を、一つの男女の形として受け入れていく。続いて、自分のやりたいことを見つけた古着屋の少女が巻き込まれた揉め事に、愉快なオチを付けた4編目「莫連あやめ」。離縁された大喰らいの姉と、彼女を馬鹿にしながら利用する弟の、それぞれの顛末を活写した5編目「福袋」。さらに、女絵師が描いた枕絵が、昔の恋を照らす6編目「暮れ花火」。堅物の家主が、神田祭のお祭掛になってしまった7編目「後の祭」。その日暮らしの遊び人、卯吉と寅次の二人が助けた男からお礼にもらった品で商売を始める8編目「ひってん」。と、まさに福袋のように、何が入っているかわからないワクワク感とお得感。直木賞作家・朝井まかて初の短編集にして、第11回舟橋聖一文学賞を受賞した傑作!
| 作者 | 朝井 まかて |
|---|---|
| 価格 | 913円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2019年07月12日 |
これにて、おすすめの書籍を紹介しました!いかがでしたでしょうか?芥川賞受賞作品や恋愛漫画、江戸時代の文化人物物語など、さまざまなジャンルの作品をご紹介しました。お好みや興味に合わせて、是非手に取ってみてください!読書は知識や感性を広げる素晴らしい時間です。いつでもどこでも読めるコンビニの魅力や、若者と年上の恋愛模様、そして江戸時代の風景や人々の生き様を垣間見ることができる作品群です。新たな世界を探索し、心に響く作品に出会えることを願っています。読書の魅力に浸りながら、心地よいひとときをお過ごしください。
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