歴史・ラノベ・メイク!意外なつながりに注目したおすすめ記事

今回は、紹介する戦争ラノベおすすめ10作品についてご紹介します。戦争にまつわる物語は意外と奥が深く、読み始めたらついつい没頭してしまうことも。特に、この作品たちは呼吸が浅くなってしまうほど緊張感があります。ぜひ一度手に取ってみてください。
『覇剣の皇姫アルティーナ』
「あたしは皇帝になる。あなたの叡智が必要なの」 覇剣の皇姫と読書狂の青年の覇道英雄譚、開幕!
| 作者 | むらさき ゆきや |
|---|---|
| 価格 | 638円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2012年10月29日 |
『空ノ鐘の響く惑星で』
毎年、ある季節になると、空から鐘に似た音が降ってくる世界。『御柱(ピラー)』と呼ばれる宙に浮く巨大な柱がある世界。そんな世界に生じたひとつの噂話ーー。“深夜をまわる頃、『御柱』の一部に、若い女の姿が浮くーー” 事実を確かめに行ったフェリオの前に現われたのは、御柱の中に浮かぶ異装の少女の姿だったーー。そして、一人の少年と少女の運命の歯車が動き出す……!
『陰陽ノ京』、『パラサイトムーン』の渡瀬草一郎が渾身の力で作り出す『世界』と『人々』が向かう先はーー。
| 作者 | 渡瀬 草一郎/岩崎 美奈子 |
|---|---|
| 価格 | 605円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2003年12月10日 |
『暴かれた伊達政宗「幕府転覆計画」 ヴァティカン機密文書館史料による結論』
戦国の英雄として有名な伊達政宗。彼は、徳川の世になっても、天下取りの野望を捨てず、家臣・支倉常長をヨーロッパに派遣し、ローマ法王の援助を得て、幕府を転覆しようとしたーーこういう話は昔からあったのですが、定説ではありませんでした。
ところが、これは事実だったのです!!
ヴァティカン機密文書館庁には、カソリック教会にかかわる2000年間の秘密史料が厳重に保管されていますが、その中に、政宗が「カソリック王」に叙任されることを願い出た証拠が、ちゃんと残っていたのです。
では、なぜ、その野望は実現しなかったのか?
歴史好きはご存知のように、政宗は講談などで描かれる豪快な人物なのではなく、じつに細心、もっといえば臆病極まりない男でした。失敗したときに、どうやって言い逃れるかを考えてからではないと行動しないタイプだったのです。
この遣欧使節でも、幕府にバレたときの対応を周到に考えました。自分自身は洗礼を受けず、いざとなったら腹を切らせるため、下級の家臣を遣わしてローマ法王を丸め込もうとしたのです。でも、そんなのうまくいくはずありません。 ローマ法王庁から、「カソリック王にしてくれ、と言いながら、本人がキリシタンじゃないのは、おかしいんじゃないの?」とツッコまれ、支倉たちも、「まー、そーですが、心の中では信仰はあると思うんですよね〜」などと、苦しい弁明につとめますが、結局、ローマの返事はノー。政宗の野望は潰えたのです。
筆者は中世のスペイン語、ポルトガル語、スペイン語、ラテン語に精通し、原史料を精緻に翻訳して、この結論にたどり着きました。
戦国ブームの中でも、もっとも人気の高い伊達政宗の人間像ががらっと変わる、画期的な新書です。
| 作者 | 大泉 光一 |
|---|---|
| 価格 | 803円 + 税 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2017年09月20日 |
これらの作品は、それぞれに興味深いテーマを持ち、読んだ人の心に強いインパクトを残すことでしょう。呼吸が浅くなってしまうほどに没頭してしまうような戦争ラノベ、美しさに磨きをかけるメイク関連本、そして戦国時代の大名・伊達政宗に関する歴史物語。これらの作品を読むことで、読者は多くのことを学び、新しい発見をすることができます。是非手に取ってみて、その素晴らしさを感じてください。
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