西園寺徒然草ヒグチ絵本のおすすめ書籍まとめ
今回は、西園寺公望や徒然草、ヒグチユウコさんの作品など、さまざまなジャンルからおすすめの本を紹介します。ぜひ参考にしてください!
『増補版 明治を創った男 西園寺公望が生きた時代』
近代化の坂を駆け上がった日本。
その表舞台にはいつもこの男がいたーー
穏やかな気候で知られる、静岡県・興津にたたずむ「坐漁荘」。
この地で晩年を過ごし、最期の日を迎えた西園寺公望は、
日本が西欧列強に肩を並べようと全速力で駆け抜けた明治という時代に、
パリ講和会議の全権大使、内閣総理大臣など政府の要職を歴任。
国の中枢で活躍した大政治家としてその名が知られる。
民を思い、国を憂えた「最後の元老」は、いかにしてその生涯を閉じたのか。
「坐漁荘」での西園寺を支えた女中頭、漆葉綾子との交流を軸に、
知られざる素顔に迫る。
加筆や資料の追加でパワーアップした増補文庫版。
第1章 この国を
第2章 西園寺家へ
第3章 女中頭
第4章 憧れのパリ
第5章 フランスの親友
第6章 西農園
第7章 三ッ星屋
第8章 国の宝
第9章 二・二六事件
第10章 孤舟
第11章 近衛文麿
掌編 竹の杖 ─西園寺公望八十七歳 春疾風の候─
*あとがき
*文庫版 あとがき
*文庫版解説─静岡新聞社論説副委員長・佐藤学
| 作者 | 小泉 達生 |
|---|---|
| 価格 | 880円 + 税 |
| 発売元 | 幻冬舎 |
| 発売日 | 2021年10月22日 |
『西園寺公望 政党政治の元老』
明治・大正・昭和の三時代を生き抜いた政治家西園寺公望。なぜ西園寺が「最後の元老」となったのかを解き明かし、なぜ明治憲法下の日本で、政党政治が定着できたのかを考える。
| 作者 | 永井 和 |
|---|---|
| 価格 | 880円 + 税 |
| 発売元 | 山川出版社 |
| 発売日 | 2018年03月17日 |
『徒然草 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』
| 作者 | 角川書店/角川書店 |
|---|---|
| 価格 | 683円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2014年05月02日 |
『マンガでわかる徒然草』
本書は、兼好法師を主人公としたマンガと、解説で、徒然草を読み解き、古典として読み継がれてきた生き方のヒントを毎日の生活に生かすための本です。
【今、なぜ徒然草か?】
・研究者が徒然草に注目!「隠遁者だといわれた兼好像は捏造だった!」
⇒実は兼好は社交性があり、自由な感性をもつ「バランス感のあるご意見番」だった。
・「ゆらぎを認め、謙虚に自分らしくあろうとする姿勢」が
「何事にも白黒はっきりつけなければ気が済まない」現代人の清涼剤に!
⇒「お酒は人付き合いでも健康でも災いの元」と言ったり、
「月の夜にのんびりと語りながら酒を飲んで語るのは最高」と言ったり
兼好はその場に合わせつつ、自分に向き合って語ります。
・「人間関係」「ほどよい仕事」「日本の美意識」「孤独のススメ」など
毎日の生活が豊かになるヒントが満載!
【本文より】
兼好は歌人ですから恋や季節、人生への述懐も語ります。
好奇心旺盛のぞき見精神で見聞きしたものを書き記します。
孤独をよしとする兼好の「おひとりさま」論は現代人にこそ通じるものがありそうです。
誰に読ませたいと気負ってはいない。書かねばならないなんて追い立てられてもいない。
思い浮かんだことを書きたくなって心にまかせて書いてゆく。
七〇〇年前に書かれたそんな古典からあなたの心にも
ふっと引っかかる一文が見つかるかもしれません。
第1章 散歩の名人
●あえて「用のないところ」をつくるよさ
●この木がなかったらよかったのに
●ライバル頓阿との歌合戦
●酒席が映す私たちの本性
第2章 話し上手・聞き上手
●知らない人の胸にひびく言葉
●兼好の取材力、描写力
●高僧発「中世のダジャレ」
●名君を育てた「おかみさん力」
第3章 孤独のススメ
●よき友だち付き合いを考える
●すべてのことから離れる境地
●すべてのことを「頼み」にしない
●傷つかない生き方
第4章 個性派法師に学ぶ
●もし「死」がなかったら?
●人はどうしてほしがるのか
●深い知識も使いよう
●猫またというものありて
第5章 プロフェッショナル
●専門家のワザこそ尊きものなり
●一刹那に生じる怠け心
●貶されても稽古に励む
●フラットでやわらかいモノの見方
第6章 恋を語る
●恋心を理解しない男というものは
●しのぶ女性の心づかいに触れる
●兼好が描く、男女の語らい
●男を試す女たち
第7章 みやび“日本の美意識”
●四季がめぐり、迎える新たな朝
●目で見ることにとらわれる
●不揃いのよさ、未完成という構え
●近代文人の徒然草対決
第8章 生と死
●とどまることのない時の中で
●亡くなった人はいずれ忘れ去られていく
●死は背後から迫っているのだ
●人生をさし貫くメッセージ
| 作者 | あんの 秀子/舘尾 冽/サイドランチ |
|---|---|
| 価格 | 1650円 + 税 |
| 発売元 | 池田書店 |
| 発売日 | 2023年11月21日 |
この記事を最後までお読みいただき、ありがとうございます。ご紹介した本を通じて、西園寺公望の生涯や徒然草の魅力、ヒグチユウコさんの素敵な絵本の世界を存分に楽しんでいただければ幸いです。新たな知識や感動を得るきっかけになれば嬉しいです。ぜひ気になる一冊を手に取って、心豊かな読書時間をお過ごしください。今後も皆さんに喜んでいただけるおすすめの書籍を紹介していきますので、ぜひまた訪れてくださいね!
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