1) 伊達政宗と真田幸村が織りなす戦国の物語 2) 女性主人公の魅力溢れる歴史小説おすすめ10選 3) 大河ドラマで大人気!真田幸村をテーマにした小説9選

戦国時代の大名から豊臣・徳川政権に仕える伊達政宗の魅力に迫ります。女性主人公の歴史小説や真田幸村が登場する小説もご紹介します。大河ドラマで人気のある作品ばかりです。ぜひ読んでみてください!
『暴かれた伊達政宗「幕府転覆計画」 ヴァティカン機密文書館史料による結論』

戦国の英雄として有名な伊達政宗。彼は、徳川の世になっても、天下取りの野望を捨てず、家臣・支倉常長をヨーロッパに派遣し、ローマ法王の援助を得て、幕府を転覆しようとしたーーこういう話は昔からあったのですが、定説ではありませんでした。
ところが、これは事実だったのです!!
ヴァティカン機密文書館庁には、カソリック教会にかかわる2000年間の秘密史料が厳重に保管されていますが、その中に、政宗が「カソリック王」に叙任されることを願い出た証拠が、ちゃんと残っていたのです。
では、なぜ、その野望は実現しなかったのか?
歴史好きはご存知のように、政宗は講談などで描かれる豪快な人物なのではなく、じつに細心、もっといえば臆病極まりない男でした。失敗したときに、どうやって言い逃れるかを考えてからではないと行動しないタイプだったのです。
この遣欧使節でも、幕府にバレたときの対応を周到に考えました。自分自身は洗礼を受けず、いざとなったら腹を切らせるため、下級の家臣を遣わしてローマ法王を丸め込もうとしたのです。でも、そんなのうまくいくはずありません。 ローマ法王庁から、「カソリック王にしてくれ、と言いながら、本人がキリシタンじゃないのは、おかしいんじゃないの?」とツッコまれ、支倉たちも、「まー、そーですが、心の中では信仰はあると思うんですよね〜」などと、苦しい弁明につとめますが、結局、ローマの返事はノー。政宗の野望は潰えたのです。
筆者は中世のスペイン語、ポルトガル語、スペイン語、ラテン語に精通し、原史料を精緻に翻訳して、この結論にたどり着きました。
戦国ブームの中でも、もっとも人気の高い伊達政宗の人間像ががらっと変わる、画期的な新書です。
作者 | 大泉 光一 |
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価格 | 803円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2017年09月20日 |
『伊達政宗と南奥の戦国時代』

陸奥国の南部「南奥」では、強力な戦国大名が存在せず、数郡程度を支配する領主が割拠していた。南奥が佐竹氏の侵攻を契機に伊達政宗による地域統一に向かっていく様相を描き、地域的な特色、伊達・蘆名・相馬などの境目に築かれた城館の姿など、和戦・境目・城館をキーワードに文献史学・考古学両面から追究。従来の伊達氏研究に新知見を加える。
序章 南奥戦国史の可能性/和戦(南奥の統合と佐竹氏・伊達氏〈仙道の様相/会津・海道の様相/伊達氏の求心性/佐竹義重による南奥統合/伊達政宗の対応〉/御代田合戦と佐竹氏・蘆名氏〈一〇月五日付上杉景勝宛佐竹義重書状の再検討/御代田合戦の経過〉/伊達政宗の家督相続と蘆名氏〈政宗家督相続以前/政宗家督相続直後/対蘆名氏政策の転換〉以下細目略/天正一四年の二本松「惣和」と伊達政宗)/境目(郡山合戦にみる伊達政宗の境目認識/清顕没後の田村家中/服属の作法/天正期の伊達・相馬境目/伊達・蘆名領国境と桧原城)/城館(向羽黒山城と蘆名氏/戦国期安積郡の城館の類型的把握/田村地域の本城と支城/南奥の織豊系城郭)/終章 伊達政宗と南奥の戦国時代
作者 | 垣内 和孝 |
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価格 | 9900円 + 税 |
発売元 | 吉川弘文館 |
発売日 | 2017年09月15日 |
『真田太平記 1 天魔の夏』

天正10年(1582年)3月、織田・徳川連合軍によって戦国随一の精強さを誇った武田軍団が滅ぼされ、宿将真田昌幸は上・信二州に孤立、試練の時を迎えたところからこの長い物語は始まる。武勇と知謀に長けた昌幸は、天下の帰趨を探るべく手飼いの真田忍びたちを四方に飛ばせ、新しい時代の主・織田信長にいったんは臣従するのだが、その夏、またも驚天動地の事態が待ちうけていた。
作者 | 池波 正太郎 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2005年01月 |
いかがでしたか?今回は、戦国時代を題材にした作品や女性主人公の歴史小説、そして大河ドラマでも人気の真田幸村に関する小説をご紹介しました。歴史好きの方々にとっては、懐かしい舞台や人物たちが生き生きと描かれた作品は、きっと心を引きつけることでしょう。また、女性主人公が活躍する歴史小説は、特に女性読者にとっては興味深いものでしょうね。歴史が苦手という方でも、これらの作品を通じて新たな発見や感動を味わっていただけるのではないでしょうか。ぜひ本棚に加えてみてください。あなたの歴史好きがより一層深まること間違いありません。
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