歴史絵本から宮部みゆきまで!おすすめ作品集
過去の出来事を知ることは、現在を理解するために欠かせません。今回は歴史絵本にスポットを当て、時代背景を知ることの重要性をお伝えします。ニューベリーの物語やあの事件までを描いた作品など、子どもの本からも学びが得られるのです。さあ、歴史を楽しく学ぶ旅に出かけましょう!
『子どもの本の世界を変えたニューベリーの物語』
もっと!子どもがワクワクする本があったっていいじゃないか!
18世紀、子どもの本といえば、アルファベットや算数を教える本や、子どもが守るべき決まりの本や、キリスト教の本くらいしかありませんでした。
子どもだっておもしろい本を読みたいにちがいない。本が大好きだったジョン・ニューベリー(1713〜1767)は、子どもの興味を考えて工夫をこらし、『小さなかわいいポケットブック』をつくりました。本はおもちゃとセットで発売され、飛ぶように売れたのです。ニューベリーは商売上手なアイデアマンでもありました。
子どもが読んで楽しい子どもの本を世界で初めて出版して大成功したニューベリーの伝記絵本。
| 作者 | ミシェル・マーケル/ナンシー・カーペンター/金原瑞人 |
|---|---|
| 価格 | 1980円 + 税 |
| 発売元 | 西村書店 |
| 発売日 | 2020年09月04日 |
『きょうりゅうレディ さいしょの女性古生物学者 メアリー・アニング』
19世期のイギリスの古生物学者メアリー・アニング の数奇な人生と功績を、細密な絵とわかりやすいストーリーで面白く綴る伝記絵本。
女性が仕事をすることが認められない時代から、メアリーは化石ハンターとしで目覚ましい成果を上げ、ジュラ紀の首長竜や魚竜などの全身化石などを発見します。47歳で乳がんで亡くなるまで、世界中を驚かせる発見を続けながら、女性故に、その功績を認められることがなかったメアリー。しかし、現在、その功績を再評価され、「メアリー・アニングは、世界がかつて知っていた最も偉大な化石学者である」と言われています。
子供に人気があるジャンル「化石・恐竜」、また女性の活躍促進という点でも注目が期待できるテーマを持った絵本です。
| 作者 | リンダ・スキアース/マルタ・アルバレス・ミゲンス/まえざわ あきえ |
|---|---|
| 価格 | 1980円 + 税 |
| 発売元 | 出版ワークス |
| 発売日 | 2021年06月24日 |
『草木とみた夢 牧野富太郎ものがたり』
小学校中退の独学で日本初の本格的な植物図鑑を送り出し、「日本の植物学の父」とよばれた牧野富太郎。
貧しさや困難に見舞われながらも「草を褥に木の根を枕 花と恋して九十年」の言葉どおり、ひたむきに植物を愛し、その魅力を伝えることに情熱をそそいだ生涯を、簡潔な文と美しい絵で描く、あたらしい伝記絵本。
巻末に国立科学博物館植物研究部研究主幹・田中伸幸氏の解説を掲載。見返しに「本書に描かれた牧野富太郎ゆかりの植物」と「牧野富太郎年譜」つき。
| 作者 | 谷本雄治/大野八生/田中伸幸 |
|---|---|
| 価格 | 1760円 + 税 |
| 発売元 | 出版ワークス |
| 発売日 | 2019年02月27日 |
『ソロモンの偽証(〔1〕(第1部)) 第1部 事件 上巻』
クリスマス未明、一人の中学生が転落死した。柏木卓也、14歳。彼はなぜ死んだのか。殺人か、自殺か。謎の死への疑念が広がる中、“同級生の犯行”を告発する手紙が関係者に届く。さらに、過剰報道によって学校、保護者の混乱は極まり、犯人捜しが公然と始まったーー。ひとつの死をきっかけに膨れ上がる人々の悪意。それに抗し、真実を求める生徒たちを描いた、現代ミステリーの最高峰。
| 作者 | 宮部 みゆき |
|---|---|
| 価格 | 990円 + 税 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2014年08月28日 |
『火車』
休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消してーなぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか?いったい彼女は何者なのか?謎を解く鍵は、カード会社の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。山本周五郎賞に輝いたミステリー史に残る傑作。
| 作者 | 宮部 みゆき |
|---|---|
| 価格 | 1210円 + 税 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2012年11月 |
『十二支のはじまり 日本むかしばなし』
十二支は、ねずみ、うし、とら、うさぎ、たつ、へび、うま、ひつじ、さる、とり、いぬ、いのししと12しゅるいのどうぶつがきめられています。では、どうしてきまったのでしょうか?ねずみがはいっているのに、ねこははいっていないのは、なぜ?そして、ねこがねずみをおっかけるのはなぜ?このお話をよめば、わかります!
| 作者 | いもとようこ |
|---|---|
| 価格 | 1650円 + 税 |
| 発売元 | 金の星社 |
| 発売日 | 2015年12月 |
『十二支のお雑煮』
牛は初詣、うさぎは羽根つき、龍は凧上げ、へびはスゴロクなど、十二支の動物たちが思い思いにお正月を楽しむ様子を描いた絵本。最後には、神様にそなえるのと同じお餅、お雑煮をいただきます。鮮やかな版画のイラストが華やかな絵本。新しい年を迎えた喜びに満ちています。日本の文化を大切にする著者ならではの作品です。
| 作者 | 川端 誠 |
|---|---|
| 価格 | 1540円 + 税 |
| 発売元 | BL出版 |
| 発売日 | 2020年11月30日 |
皆さん、今回は季節の変わり目にぴったりなおすすめの書籍を紹介させていただきました。時代背景を知ることで、過去のエピソードを思い出し、新たな発見ができることでしょう。また、宮部みゆきさんの小説もご紹介させていただきました。彼女の作品は緻密な世界観と独自のストーリー展開が特徴で、一度読んだら虜になること間違いなしです。さらに、干支についても学ぶことができる絵本も取り上げました。新年に向けて、十二支の物語やお雑煮の由来など、お子さんと一緒に楽しみながら学べることでしょう。是非、読んでみてください。皆さんにとっても素敵な読書の時間となりますように。では、また次回のおすすめ書籍をお楽しみに!
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