食と死、そしてほっこり。オススメ作品を厳選してご紹介

おすすめの書籍を紹介するライターです。今回は、死を題材にした絵本3選、ほっこりとした気持ちになれる絵本4選、食と女性をテーマにしたオススメの時代小説10作品を紹介します。読み手の興味に合わせて、様々なジャンルの作品をピックアップしました。ぜひ読んでみてください。
『ほろづき 月になった大きいおばあちゃん』

あなたの住む町はどんなところですか。あなたのおばあちゃんは元気ですか。沢田としきがこころのふるさとを描いた二作目の創作絵本。ゆっくりと読んでください。
作者 | 沢田としき |
---|---|
価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 岩崎書店 |
発売日 | 2001年08月 |
『葉っぱのフレディ いのちの旅』

この絵本を、自分の力で「考える」ことをはじめた子どもたちと、子どもの心をもった大人たちに贈ります。わたしたちはどこから来てどこへ行くのだろう。生きるとはどういうことだろう、死とは何だろう。人は生きているかぎりこうした問いを問いつづけます。この絵本が自分の人生を「考える」きっかけになってくれることを祈ります。
この本はアメリカの著名な哲学者レオ・バスカーリア博士が書いた、生涯でただ一冊の絵本です。
この絵本の原書を手にしたとき、編者はすぐに出版を決意し、契約にサインしました。絵本の中には編者の決意をうながすキーワードがありました。
CHANGE IS NATURAL
作者のバスカーリア博士は敬虔なクリスチャンです。変わることは自然なことだ、死もまた変わることの一つだ、と書いています。
日本人の死生観と同じです。そして、物語は、春に生まれた葉っぱのフレディが、夏にはよく働き成長し、秋には紅葉し、冬には死ぬけれど、また春に生まれるという、いのちの循環を書いたものです。出版後、原書をあらためて読み直して、このフレーズを探したのですがどこにもありません。未だもって不思議なことだと思っています。
この地球上では太古の昔から、いのちの循環が行われています。バスカーリア博士は、子どもたちに向かって絵本を作るとき、哲学のみならず自然節理の観点からも、生態系循環の真実を語りました。
2004年3月、「葉っぱのフレディ」は出版累計100万冊に達しました。真実に根ざした絵本ですから、これからもたくさんの読者の方に読まれていくのだと思います。
作者 | レオ・バスカーリア/みらい なな/島田 光雄 |
---|---|
価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 童話屋 |
発売日 | 1998年10月 |
『スイミー ちいさなかしこいさかなのはなし』

小さな黒い魚スイミーは、兄弟みんなが大きな魚にのまれ、ひとりぼっちに。海を旅して出会った仲間と大きな魚に立ち向かいます。
作者 | レオ・レオニ/谷川 俊太郎 |
---|---|
価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 好学社 |
発売日 | 1986年08月 |
『萩の餅 花暦 居酒屋ぜんや』

早い出世を同僚に妬まれている熊吉。養い子故に色々なことを我慢してしまうお花。
二人を襲う、様々な試練。それでも、若い二人は温かい料理と人情に励まされ、必死に前を向いて歩きます。
粒餡たっぷりのおはぎ、平茸、初茸、占地、栗茸、松露に網茸と山の幸ふんだんの茸汁、赤貝の漬け込み飯、蒟蒻と鰤のアラ煮──
心をほっと温め、そっと背中を押してくれるような、江戸の色とりどりの料理たちと健気な二人の奮闘に心満たされる人情時代小説、第二弾!
作者 | 坂井 希久子 |
---|---|
価格 | 682円 + 税 |
発売元 | 角川春樹事務所 |
発売日 | 2022年04月15日 |
今回は、私がおすすめする書籍を紹介しました。死を題材にした絵本3選、ほっこりした気持ちになれる絵本4選、そして食を通じて魅了される女性にオススメの時代小説10作品を取り上げました。それぞれの作品が異なる魅力を持っており、私自身も何度も読み返して癒しや刺激を受けています。ぜひ皆さんも手に取ってみてください。また、私が今回紹介した作品以外にも、素晴らしい作品がたくさんあることは言うまでもありません。本は私たちの心と知性を育て、世界を広げる素晴らしいものです。今後も私は、皆さんにおすすめできる作品を続々と紹介していきますので、お楽しみにしていてください。ありがとうございました。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。