食を通して引き込ませる女性にオススメ時代小説10作品
食を通して人を引き込むこと、それは身体だけでなく心も満たされる瞬間です。そんな魅力的な食文化が描かれた時代小説が数多く存在しています。女性に特におすすめなのは、主人公たちの情熱や生き様が胃袋と共に心にも響く作品です。人情味豊かな登場人物たちとの共感や、美しい表現に心奪われることでしょう。単なる食レポではなく、それぞれの物語に込められた思いを感じ取りながら読書を楽しんでください。本に興味のある女性たちには、是非読まれることをおすすめします。
『萩の餅 花暦 居酒屋ぜんや』
早い出世を同僚に妬まれている熊吉。養い子故に色々なことを我慢してしまうお花。
二人を襲う、様々な試練。それでも、若い二人は温かい料理と人情に励まされ、必死に前を向いて歩きます。
粒餡たっぷりのおはぎ、平茸、初茸、占地、栗茸、松露に網茸と山の幸ふんだんの茸汁、赤貝の漬け込み飯、蒟蒻と鰤のアラ煮──
心をほっと温め、そっと背中を押してくれるような、江戸の色とりどりの料理たちと健気な二人の奮闘に心満たされる人情時代小説、第二弾!
| 作者 | 坂井 希久子 |
|---|---|
| 価格 | 682円 + 税 |
| 発売元 | 角川春樹事務所 |
| 発売日 | 2022年04月15日 |
『ずんだと神様 : 一膳めし屋丸九 7』
| 作者 | 中島,久枝,1954- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 角川春樹事務所 |
| 発売日 | 2022年04月 |
『口福の祝い笹寿司 はるの味だより』
生き別れの兄を探すために江戸にやってきた娘・はるが、隠居の治兵衛から、一膳飯屋「なずな」を任されて、二ヶ月余り。
はるの懸命の働きによって、一旦は客の離れた店にも活気が戻りつつあった。
けれど彼女が薬売りだった父から学んだ、思い出の鶏湯漬けは、滋味に溢れるものの、物珍しい料理は江戸の人々に簡単には受け入れられない。
「なずな」をどのような店にするべきか、悩み始めたはるの元に、兄らしき人物の知らせがもたらされる。
慎ましくも美味しい庶民の味と、懸命に生きる人々の情感を描く大好評時代小説、第二弾の登場!
| 作者 | 佐々木 禎子 |
|---|---|
| 価格 | 748円 + 税 |
| 発売元 | 角川春樹事務所 |
| 発売日 | 2022年04月15日 |
『味比べ : 時代小説アンソロジー』
| 作者 | 大矢,博子,1964- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2022年03月 |
『人情めし江戸屋 死闘七剣士(第3巻)』
江戸は南伝馬町近くにある二軒の見世。
兄が仕切る駕籠屋と弟が商う飯屋の名はどちらも「江戸屋」で、
ことに「人情めし屋」と呼ばれる飯屋は旨い料理が評判を呼んでいた。
辻斬りに殺された駕籠屋の巳之助らの年忌も明け、晴れて祝言を挙げることになった為吉とおすみ。
「江戸屋」は、めでたい話に浮かれる日々だった。
だが一方で、剣豪同心・月崎陽之進と鬼与力・長谷川平次の周辺では、不穏な事件が続いていた。
町中の剣術道場が立て続けに狙われ、幾人もの死人が出たのだ。
陽之進らの探索によって目星がついた下手人は「破邪顕正流」と名乗る旗本の三男坊たち。
剣豪同心らはねぐらを突き止め乗り込むが、敵は邪悪な剣を操る曲者で…。
| 作者 | 倉阪 鬼一郎 |
|---|---|
| 価格 | 693円 + 税 |
| 発売元 | コスミック出版 |
| 発売日 | 2022年05月11日 |
『恋しるこ 料理人季蔵捕物控』
日本橋の塩梅屋では師走に限り、財布に優しく身体が温まる昼餉で客をもてなしていた。今年は嘉月屋の主・嘉助が届けてくれた餅米を使った「五目おこわ」にすることに。そんな折、塩梅屋の主・季蔵は嘉助に頼まれ、両替屋千田屋に生鮭料理の試作に赴く。季蔵が燻し鮭を作っている最中、婚礼を控えているお千恵に「珊瑚の丸い簪」が届けられた。彼女は死んだことになっているおとっつぁんに違いないというが…。人間の心淵を描き切る大ベストセラーシリーズ、待望の二十六弾。
| 作者 | 和田はつ子 |
|---|---|
| 価格 | 660円 + 税 |
| 発売元 | 角川春樹事務所 |
| 発売日 | 2014年12月 |
『あんの夢 : お勝手のあん 5』
| 作者 | 柴田,よしき,1959- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 角川春樹事務所 |
| 発売日 | 2021年12月 |
『想い雲 : みをつくし料理帖』
| 作者 | 高田,郁 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 角川春樹事務所 |
| 発売日 | 2010年03月 |
『思い出牡蠣の昆布舟 はるの味だより』
薬売りだった父を亡くした、はる。
一つ年上の兄は、口入れ屋から奉公先を紹介してもらい、その支度金ではるを親戚に預け、江戸へと旅立っていった。
十年の月日が流れ、江戸からやって来た絵描きの彦三郎の絵に、生き別れの兄の姿を見た彼女は、兄と再会すべく江戸へと旅立つ。
彦三郎の世話で、かつては人気の一膳飯屋だったものの、
偏屈者の治兵衛が継いでからすっかり寂れてしまった「なずな」で、住み込みで働くことになるのだが……。
慎ましくも美味しい庶民の料理、そして彩り美しい江戸の四季の中、一生懸命生きる人々を描く時代小説の開幕!
| 作者 | 佐々木 禎子 |
|---|---|
| 価格 | 748円 + 税 |
| 発売元 | 角川春樹事務所 |
| 発売日 | 2021年10月15日 |
『桜おこわ : 料理人季蔵捕物控』
| 作者 | 和田,はつ子,1952- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 角川春樹事務所 |
| 発売日 | 2016年04月 |
今回は、食というテーマを通して女性を引き込むことができるオススメの時代小説を10作品ご紹介しました。私自身もこれらの作品を読んで、それぞれの世界観とともに食にまつわるストーリーに魅了されました。食は、私たちが生きていく上で欠かせないものですが、それだけに多くの語り口があることを再確認できる作品ばかりでした。
いかがでしたか?今回ご紹介した作品を読んで、女性たちが食に対する取り組み方や考え方を変化させ、それぞれの物語が展開していく様子を楽しんでいただけたら幸いです。さまざまな背景やストーリー展開がある作品ばかりなので、きっとお気に入りの一冊が見つかるはず。食にまつわる世界を読書を通して旅してみてはいかがでしょうか?それでは、良い読書タイムをお過ごしください。
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