バイクが登場する絵本3選
バイク好きのお子さまにおすすめしたい、バイクが主役の絵本を3つピックアップしました。1冊目は、バイクが町を駆け抜ける爽快感を描いた活動的な作品。あこがれをふくらませること間違いなしです。2冊目はバイクと共に旅をする男女の友情物語。ストーリーに引き込まれつつ、バイクの持つ自由な気持ちを味わえます。最後の1冊は、修理が必要なバイクと少年の交流を描いた心温まるエピソード。バイク自体の魅力だけでなく、愛着と絆の大切さも学べます。バイクへの興味を育んでくれるでしょう。
『世界はこんなに美しい』
1973年、単独世界一周をした女性バイカーの旅を描いた絵本。
その生き方とカッコよさはファッションブランド「クロエ」のデザイナーにも影響を与える。
富永愛さん(モデル)推薦!ー ファッションとは生き方である。そして、旅は人生を豊かにしてくれるものだ。キラキラと輝く勇気をもらえる絵本 ー
「いろんな場所へ行ってみたい。世界じゅうを旅したい」
1973 年、バイクに少しの荷物を積むと、アンヌはパリをはなれ、カナダ、アラスカ、日本、インド、アフガニスタン……と心のおもむくままに走りました。
女性がバイクで一人旅をする姿はまだ珍しく、アジアではバイクの故障や不慣れな道案内に大変な思いもしましたが、人びとは優しく、親切で、風景は美しく心を癒してくれました。
「世界は美しい。世界は思いやりにみちている」と体感した、女性の2万キロの旅を美しい絵と言葉で綴っています。
バイクで世界一周をした、初めての女性ジャーナリスト、アンヌ=フランス・ドートヴィルの出会った風景や人びととのほんとうのお話。
作者 | エイミー・ノヴェスキー/著 ジュリー・モースタッド/イラスト 横山和江/翻訳 |
---|---|
価格 | 2100円 + 税 |
発売元 | 工学図書 |
発売日 | 2022年10月26日 |
『バイククロちゃんのおまじない』
ポッポちゃんは、ちいさくてかわいいバイクです。あるひ、おむかいのはったさんのところに、おおがたのくろいバイクがやってきました。そのバイクのなまえは、クロちゃん。クロちゃんは、「ともだちになろうぜ。」っていうのですが、ポッポちゃんはしらんかお。
作者 | 藤本四郎/鍋島よしつぐ |
---|---|
価格 | 715円 + 税 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 1988年05月01日 |
『たこぼうのツーリング (こどものとも年中向き2022年11月号)』
作者 | 尾崎 玄一郎/尾崎 由紀奈 |
---|---|
価格 | 72円 + 税 |
発売元 | 福音館書店 |
発売日 | 2022年10月03日 |
だからと言って、バイクが主役となって物語を引っ張っていく絵本は珍しい。今回ご紹介した3作品がその稀有な存在感を与えてくれます。それぞれの主人公たちが驚異の世界をバイクと共に駆け抜けていく様子に、子どもから大人まで誰もが心奪われることでしょう。
各作品で描かれているバイクの姿も、大変個性的です。絵本の中にある立体的に描かれたバイクの影、繊細な線描から孤高の存在感が滲み出ています。そのバイクに跨ったキャラクター達の冒険が始まる瞬間、きっとページをめくる手が止まらなくなるはずです。
バイクという乗り物は、自由さや冒険心を象徴するアイテムでもあります。それを通じて、子どもたちは自己の可能性を広げ、大きな世界に飛び出す勇気を育むことができます。そして、何よりも、バイクがストーリーに豊かさとスピード感をもたらしてくれることに、きっと多くの読者が感動するでしょう。
各作品はそれぞれのメッセージを伝えているので、ぜひ全てをお読みいただきたいです。読み終わった後には、暖かな余韻と共にバイクへの新たな視点が得られることでしょう。素晴らしい絵とストーリー、そしてバイクという特別な存在。少しでもその魅力が伝わったら嬉しいです。
さあ、あなたの冒険が今、始まります。それぞれのバイクが導く絵本の世界に、一緒に飛び込んでみませんか? きっと、あなたを心地よい風と共に、未知の旅へと誘ってくれることでしょう。 今回ご紹介した3つの作品を手に取り、その独特の世界に浸ってみてください。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。