地方に移住したい人が読むべき本 おすすめ5選 進め方など
「地方移住」という大きな決断をする皆さんに、ぜひ手に取っていただきたい本がこちらです。第一の本はある都会から田舎へ移住する男性の物語。紆余曲折を経てついには地域の子供たちと共に地元の祭りを開催できるまでになる過程を描いています。また、絵が非常に美しいグラフィックノベルもオススメ。彼らの新生活の喜びや困難などが鮮やかに描かれています。都会生活とは異なる田舎生活のリアルな魅力を感じられる作品もご紹介。また、小さな田舎町で起こる人間ドラマを描いた一寸法師のタッチの物語も必見です。最後に、地方移住に役立つ情報が詰まったガイドブックもお忘れなく。これらを読むことで、あなたの新たな生活の一助になれば幸いです。
『地方移住で自分らしく暮らす : 移住して夢をかなえた家族の暮らしと住まいを紹介!』
| 作者 | |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 扶桑社 |
| 発売日 | 2022年12月 |
『子育て世代のための 快適移住マニュアル 知っておきたい、田舎でできる仕事・お金・子育て・地域のおつきあい』
コロナ以降、働き方を変えたい、田舎暮らしをしたいと考える人が増えています。しかし、実際に移住してみると、古い家のリフォームに想定以上にお金がかかったり、仕事がうまくいかなかったり、地域になじめなかったり、過疎化で子供の学校が廃校になったりと、想像していた田舎暮らしとは異なる場合がよくあり、夢やぶれて都会に舞い戻る家族もいるようです。移住で失敗しないためにどうすればいいか。実際に東京から和歌山に移住した料理人の著者が、移住地を選ぶまでの経緯から、家探し、引っ越し、役場や地域の人とのコミュニケーション、子供の教育、お金のことまで、どんな情報や行動が重要かを伝えます。移住地を決めるまでにチェックしておきたい項目、自分の性格や生活スタイルの見直し方、自治体への相談のしかた、補助金や教育の情報の獲得、地域の人とのコミュニケーション・おつきあいのしかたまで、経験談と項目ごとのマニュアル形式でご紹介します。本書を参考に移住を検討・行動すれば、失敗しない、豊かな田舎暮らしを手に入れることができるでしょう。
■目次
はじめに そもそも、なぜ東京から和歌山へ家族で引っ越したのか？
第1章 わたしの快適移住ライフ
第2章 移住前に知っておきたいこと
第3章 失敗しない移住の手続きとお金
第4章 田舎暮らしを楽しむ達人たち
おわりに それでもまだ、移住を迷っている人へ
****************
| 作者 | 金丸 知弘 |
|---|---|
| 価格 | 1760円 + 税 |
| 発売元 | 誠文堂新光社 |
| 発売日 | 2022年05月11日 |
『まんがでわかる地方移住 セカンドライフ入門』
地方移住の実態とノウハウをまんがで紹介！
主人公は人事異動を機に早期退職・転職しての地方移住を検討し始めた東京の51歳会社員。
情報収集、移住先選び、計画立案、家族の説得、仕事＆住まい探し、移住にまつわる諸手続きなど、さまざまなステップを経て、主人公が移住先である高知市内での生活を成功させるまでのストーリーと思いをまんが化しました。
役に立つ情報やアドバイスが満載のまんがに加え、解説記事でも実践的な知識を紹介。舞台は高知県ですが、どの移住先を考えている方にもすぐに役に立つノウハウを網羅しています。
【編集担当からのおすすめ情報】
地方移住は田舎暮らしのイメージが強いですが、このまんがの主人公は田舎暮らしに憧れを抱きつつも、ある程度の便利さ・快適さも備えた地方都市への「2段階移住」を選択します。
ごく普通のサラリーマンとその家族の移住ストーリー、第2の人生の選択肢として地方移住を検討されている方にぜひ読んでいただいきたい入門書です。
まんがでわかる地方移住
プロローグ 人生リセット
Point1 地方移住のススメ
Point2 地方移住の4つのパターン
第1章 情報収集
Point3 地方移住実現までの道のり
Point4 移住情報の集め方
第2章 候補地絞り
Point5 移住候補地を絞り込む
Point6 移住地ランキング
第3章 計画の具体化
Point7 田舎暮らしか地方都市暮らしか
Point8 二段階移住という選択肢
Point9 さまざまな支援制度
第4章 移住体験
Point10 家族の理解を得る
Point11 地方移住の資金計画
Point12 移住体験で生活を知る
第5章 仕事探し
Point13 住まいを探す
Point14 仕事を探す
第6章 引っ越し
Point15 移住前の手続き
Point16 移住生活のスタート
第7章 新しい人生
Point17 移住失敗パターンに学ぼう
Point18 移住生活で大切なコト
エピローグ 地方移住
先輩移住者インタビュー
各道府県移住窓口＆ホームページリスト
| 作者 | 鍋田 吉郎/松原 裕美 |
|---|---|
| 価格 | 1320円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2017年09月27日 |
『移住。成功するヒント』
新しいライフスタイルを模索し、"移住"に興味をもったら……。そのヒントやHOW TOがわかる一冊。
2拠点生活、テレワーク移住、カフェ開業など、移住者たちの多彩な暮らし方・働き方のリアルストーリーを23組収録しました。
移住の手引きや自治体別の補助金などの実用ガイドも充実！
| 作者 | 朝日新聞出版 |
|---|---|
| 価格 | 1540円 + 税 |
| 発売元 | 朝日新聞出版 |
| 発売日 | 2021年06月18日 |
『地方で働き、地方で生きるという選択』
| 作者 | 森,康彰 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 幻冬舎 (発売) |
| 発売日 | 2022年05月 |
それでは、地方移住を考えている皆様にぴったりの本たちを5つ紹介させていただきました。各作品には、都会とは違った魅力溢れる地方生活の風景や、移住の進め方、困ったときの対処法などが描かれています。読むだけでも地方の風情を感じさせてくれますし、どんな準備をして移住すれば良いかも具体的に理解できるでしょう。
その一方で、地方に住むことは都会にはない困難もあります。季節によっては災害に見舞われることもあったり、生活費や税金が重くなる可能性もあります。また、移住後には仕事を見つけることや子どもの教育環境についても念入りに考える必要があります。だからと言って、そうしたリスクがあるからと地方移住を避けてしまうのは、少々もったいないですね。だって、地方にしかない魅力、生きがい、自然とのつながり、ゆったりとした時間…そういったものたちが待っているわけですから。
これらの本たちは、そんな地方生活のリアルと可能性、魅力をぎゅっと詰め込んでいるのです。農業を営んでみたい、自然に囲まれて暮らしたい、地元の人々と深く結びついた生活を送りたい、そんな夢をもっている方々にはまさに読むべき内容だと思います。
自分の中に眠る地方への憧れを再確認してみたり、具体的な行動を起こすための第一歩として手に取ったりするのに、ぜひ使ってみてくださいね。あなたの新しい生活が、それがどんな形であれ、より豊かで充実したものになることを心から願っています。
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