名家の陰謀!おすすめの江戸時代武家小説10選「樅ノ木は残った」「列藩騒動録」など名作をご紹介
江戸時代を舞台に繰り広げられる武家のドラマに魅了されたい方には、ぜひおすすめしたい作品があります。樅ノ木は残ったや列藩騒動録など、陰謀や暴力、そして家族愛などが見事に描かれた名作たち。物語は石高制度の下に生きる武士たちとその家族たちの生活を描きながら、時代の動乱とともに発生する陰謀を暴いていく展開となっています。主人公たちは、時代を背負い、そして未来を見据えて生きる武士たち。陰謀や暴力の影響により、それぞれが大きく変化を遂げる姿は見ている側を魅了します。複雑な陰謀や家族愛が交錯するストーリーは、読み終わるまで目が離せません。まさに、江戸時代武家小説の極致を味わえる作品となっています。
『樅ノ木は残った. 上巻』
作者 | 山本,周五郎,1903-1967 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2003年02月 |
『レジェンド歴史時代小説 列藩騒動録(上)』
江戸時代の初期から、各藩で発生したさまざまな「お家騒動」。原因となったのは、金銭をめぐる対立や父子の不和、家臣による派閥争いなど、現代に通じるものばかりだった。島津、伊達、黒田、加賀、秋田、越前で起きた各騒動の真相を、説得力あふれる筆致で描き出す。人間の本質に迫る、海音寺史伝文学の真骨頂。
作者 | 海音寺 潮五郎 |
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価格 | 968円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2016年04月15日 |
『半席』
御家人から旗本に出世すべく、仕事に励む若き徒目付の片岡直人。だが上役から振られたのは、不可解な事件にひそむ「真の動機」を探り当てる御用だった。職務に精勤してきた老侍が、なぜ刃傷沙汰を起こしたのか。歴とした家筋の侍が堪えきれなかった思いとは。人生を支えていた名前とは。意外な真相が浮上するとき、人知れずもがきながら生きる男たちの姿が照らし出される。珠玉の武家小説。
作者 | 青山 文平 |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2018年09月28日 |
『本丸目付部屋 権威に媚びぬ十人』
早朝、大名の行列と旗本の一行がお城近くで鉢合わせ、旗本方の仲間がけがをしたのだが、手早い目付の差配で、事件は一件落着かと思われた。ところが、目付の出しゃばりととらえた大目付の、まだ年若い大名に対する逆恨みの仕打ちに、目付筆頭の妹尾十左衛門は異を唱える。さらに大目付のいかがわしい秘密が見えてきて…。正義を貫く目付十人の清々しい活躍。
作者 | 藤木桂 |
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価格 | 712円 + 税 |
発売元 | 二見書房 |
発売日 | 2018年07月 |
『蝉しぐれ 上』
海坂藩普請組牧家の跡取り・文四郎、15歳の初夏から物語は始まる。
隣家のふくとの淡い恋、小和田逸平・島崎与之助らとの友情、突然一家を襲う悲運と忍苦ーー。
苛烈な運命に翻弄されつつ成長してゆく少年藩士の姿を描き、数多くある藤沢作品のなかで不動の人気ナンバー1を誇る「蟬しぐれ」が、文字の大きくなった新装版で登場。
時代を越えて読み継がれる、藤沢文学の金字塔。
解説・湯川豊(文芸評論家)
作者 | 藤沢 周平 |
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価格 | 803円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2017年01月06日 |
『鬼神の如く : 黒田叛臣伝』
作者 | 葉室,麟,1951-2017 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2018年10月 |
『たそがれ清兵衛』
下城の太鼓が鳴ると、いそいそと家路を急ぐ、人呼んで「たそがれ清兵衛」。領内を二分する抗争をよそに、病弱な妻とひっそり暮してはきたものの、お家の一大事とあっては、秘めた剣が黙っちゃいない。表題作のほか、「ごますり甚内」「ど忘れ万六」「だんまり弥助」「日和見与次郎」等、その風体性格ゆえに、ふだんは侮られがちな侍たちの意外な活躍を描く、痛快で情味あふれる異色連作全八編。
作者 | 藤沢 周平 |
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価格 | 781円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2006年07月 |
『お腹召しませ』
入婿が藩の公金に手を付けた上、新吉原の女郎を身請けして逐電。お家を保つために御留守居役が出した名案は「腹を切れ」。妻にも娘にも「お腹召しませ」とせっつかれ、あとにひけなくなった又兵衛は(表題作)-二百六十余年の太平で、武士の本義が薄れてきた幕末から維新にかけてを舞台に、名手が描く侍たちの物語。全六篇。
作者 | 浅田次郎 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2006年02月 |
『跡継』
作者 | 上田,秀人,1959- |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2020年03月 |
『この世の春(上)』
ごめんくださいましー。宝永七年の初夏、下野北見藩・元作事方組頭の家に声が響いた。応対した各務多紀は、女が連れていた赤子に驚愕する。それは藩内で権勢をほしいままにする御用人頭・伊東成孝の嫡男であった。なぜ、一介の上士に過ぎない父が頼られたのか。藩中枢で何が起きているのか。一夜の出来事はやがて、北関東の小国を揺るがす大事件へと発展していく。作家生活三十周年記念作。
作者 | 宮部 みゆき |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2019年11月28日 |
今回は、江戸時代に活躍した武家たちの生き様に焦点を当てた小説や漫画をご紹介しました。全ての作品が、豊かな歴史背景と共に、名家たちの陰謀や人間ドラマを描いています。
これらの作品は、時代考証にも優れたものが多く、読み手を魅了する細部にもこだわりがあります。登場人物たちの複雑な心理や、陰謀や策略によって翻弄される姿が描かれ、その魅力に引き込まれること間違いありません。
また、時代小説にありがちな硬い文体や難解な漢字表現が苦手な方にもおすすめできる、読みやすい作品もあります。どの作品も、武家たちの生き様を通して、時代の背景に触れることができます。
今回ご紹介した作品たちは、江戸時代の歴史や文化に興味のある方にはぜひ読んでいただきたいものばかりです。読み進めながら、武家たちの生き様に思いを馳せ、時代の空気を感じてみてください。きっと、新たな発見があるはずです。
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