老人ホームが舞台の本10選

老人ホームが描かれる作品は、老いと共に訪れるさまざまな挑戦や人生の晩年を通じての発見を描く貴重なものです。独特のキャラクターたちが織りなすユーモラスな日常を描く作品から、家族や人生について深く考えさせられる作品まで、選びました。老人ホームを舞台にしたこれらの作品は、人間関係の繊細さや老いらくの楽しさを描き出しています。日々の営みはもちろん、そこで起きる小さなドラマや新たな生活の発見が、読者にとっても楽しみの一つです。人生の終わり方について、また老人ホームだからこそ描ける人間模様に、どの作品もしっかりと目を向けています。どれも一読の価値ありですよ。
『老人ホームに恋してる。 : 介護職1年生のめくるめく日常』

作者 | 大塚,紗瑛,1995- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 祥伝社 |
発売日 | 2019年12月 |
『ルポ 超高級老人ホーム』

入居金3億円超え。超富裕層のみが入れる「終の棲家」は桃源郷か、姥捨て山か。元『週刊文春』エース記者が踏み込んだ、超高級老人ホームという聖域。死に場所さえステータス化する金持ち老人たちのマウンティング争い、悪徳業者への潜入取材など、日本で初めて「高級老人ホーム」を取材した衝撃のルポルタージュ。
はじめに
◆第1章 選ばれた者の「終の棲家」、高級老人ホーム
「高級って何が高級なんだよ」/高級老人ホームの代表格/入居一時金は4億超え、月額約60万円/備え付けのピアノは2千万円超え/50代、60代から部屋をキープする富裕層/「ふさわしい方」以外お断り/「うちには徘徊する方はいない」/「仏様のような方が多いです」
◆第2章 「死に場所」さえステータス化する富裕層
表には出ないルートで取引される入居権/施設職員と結婚した入居者も/インド産バイアグラで死ぬまでセックス/「お金を払えばいいんでしょ」/「ご案内している自分が入れないというね」/「入り込まれると嫌やから」
◆第3章 「入居者カースト」でマウンティングしあう高齢者
“錚々たるメンバー様”たちと対面/理事会はお山の大将/入居希望者も理事会が評価/カネも出すが口も出す/掛け麻雀歴40年以上/食堂の席替えに猛反発/あいみょんを歌う入居者/女やもめに花が咲く
◆第4章 富裕層の貯金を喰らう悪徳施設へ潜入
現役スタッフからの告発/入居から2週間でガリガリに/カビだらけの調味料をそのまま使用/施設内で疥癬が蔓延/衝撃、施設への爆破予告/悪徳施設への潜入取材/月額は都内高級老人ホームの約2倍/宗教団体との噂も/「ほんまに監獄みたいやと思います」/『社長を刺すぞ』と凄む入居者/悪評が絶えない高級老人ホームへ潜入/ヤクザが運営しているとの噂も/まるで姥捨て山
◆第5章 結局「世俗」からは離れられない
老人ホームはあくまでもセカンドハウス「最期を看取ってほしい」/遺産目的の連れ去り事件/最期まで夫を気遣った妻の一言/「高級」とは、孤独からの解放/「最期はここがいい」と思えるか/「高級老人ホーム」は桃源郷か
おわりに
作者 | 甚野 博則 |
---|---|
価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | ダイヤモンド社 |
発売日 | 2024年08月08日 |
『家族は知らない真夜中の老人ホーム ――やりきれなさの現場から』

作者 | 川島徹 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | |
発売日 |
『老人ホームで死ぬほどモテたい』

思わぬ場所から矢が飛んでくる
自分の魂を守りながら生きていくための短歌は、パンチ力抜群。絶望を嚙みしめたあとの諦念とおおらかさが同居している。
(東 直子)
【5首】
母は鳥 姉には獅子と羽根がありわたしは刺青(タトゥー)がないという刺青(タトゥー)
風呂の水が凍らなくなり猫が啼き東京行きの切符を買った
故郷の母と重なりしメスライオン 深夜のナショナル・ジオグラフィック
沼津という街でxの値を求めていた頃会っていればな
シロナガスクジラのお腹でわたしたち溶けるのを待つみたいに始発
作者 | 上坂あゆ美/著 |
---|---|
価格 | 1700円 + 税 |
発売元 | 書肆侃侃房 |
発売日 | 2022年02月14日 |
『老人ホーム : 一夜の出来事』

作者 | Johnson,BryanStanley,1933-1973 青木,純子,1954- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2024年02月 |
『今日も私は、老人ホームの看護師です (コミックエッセイ)』

作者 | 鈴橋加織/鈴橋加織 |
---|---|
価格 | 1210円 + 税 |
発売元 | リーダーズノート |
発売日 | 2016年05月14日 |
『老人ホームをテストする』

作者 | 岡田,耕一郎 岡田,浩子 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 暮しの手帖社 |
発売日 | 2007年05月 |
『涙がこぼれる老人ホームのお話』

作者 | 小島,すがも |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | Gakken |
発売日 | 2022年11月 |
『病婚生活: 四十五歳、老人ホームへ入所する』

作者 | 宮滝 桜 |
---|---|
価格 | 1383円 + 税 |
発売元 | 風詠社 |
発売日 |
『特別養護老人ホームの日と人』

作者 | 中里 仁 |
---|---|
価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 全国コミュニティライフサポートセンター |
発売日 |
いかがでしょうか。老人ホームを舞台にした本は、見過ごされがちな高齢者の素晴らしい人間性や知恵、そして彼らが秘める深い愛情を教えてくれます。それはまさに人生の最後のステージから、我々に豊かな教訓や感動を与えてくれるのです。
各作品は社会の片隅に暮らす老人たちから、人間の尊厳や生きる力を見つめ直す刺激を与えてくれます。時にはユーモラスでありながらも、深い情感やメッセージで読者の心を揺さぶるのです。シリアスだったりコミカルだったり、作者の表現力次第で老人ホームが全く違う場として描かれます。
老人ホームは、人生の終わりを迎えてなお戦い続ける老人たちのエピソードに溢れています。彼らの話を通して、我々は誰もが老いて行くという現実を見つめ、その美しさと苦悩を学ぶことができます。あるいは、そこには我々が年老いてもまだまだ可能性があると教えてくれるかもしれません。
これらの作品は、老人ホームの現実を通して人間の尊厳や生きる力を描き出し、読む者の心を深く揺さぶるものばかりです。だからこそ、我々にとって価値ある作品ばかりだと思います。
最後に、それぞれの小説や漫画があなた自身の視点を広げ、人生や人間性についての深い洞察を提供することを心から願っています。それがきっと、あなたの人生の一部となり、日々の生活の中で大きな力となるはずです。
ここで紹介した10冊の本の中から、あなた自身が共感できる作品を一冊でも見つけられれば、それが最大の喜びとなります。それでは、あなたの読書ライフが更に豊かになりますように。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。