歴史学者 倉本一宏の本 おすすめ6選

あなたが歴史に興味があるなら、倉本一宏の本は必読ですよ!よく研究された事実に基づいた内容で、読んでいて飽きさせないストーリーテリングを駆使しています。日本の歴史だけでなく、世界史も詳しく描かれており、学問の枠を超えた普遍的なテーマに切り込んでいます。ビギナーから研究者まで、幅広い読者層に対応した作品が揃っています。具体的な事例を使い、複雑なテーマをわかりやすく解説してくれます。どれを手に取っても、きっと新しい視点が得られるはずですよ。
『平安貴族とは何か 三つの日記で読む実像』

「驕れる道長」は虚像?
歴史の主役としては光の当たらない平安貴族。
だが、武士が台頭し不安定化する世情にあって、彼らは国のために周到に立ち回り、腐心しながら朝廷を支えていた。
NHK大河ドラマ「光る君へ」の時代考証も務める著者が、知られざる平安貴族の実像を、
藤原道長『御堂関白記』、藤原行成『権記』、藤原実資『小右記』という三つの古記録から複合的に明らかにする。
作者 | 倉本 一宏 |
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価格 | 1023円 + 税 |
発売元 | NHK出版 |
発売日 | 2023年10月10日 |
『公家源氏ー王権を支えた名族』

源氏と聞いてイメージするのは頼朝や義経らに代表される武士だろう。だが日本古代史においては、源氏の姓を与えられた天皇の子孫たちが貴族として活躍していた。光源氏のモデルとされ藤原氏に対抗した源融、安和の変で失脚した源高明、即位前に源定省と名乗った宇多天皇など。家系は「二十一流」に及び、久我家、岩倉家、千種家、大原家など中世や幕末維新期に活躍した末裔も数多い。王権を支えた名族の全貌。
作者 | 倉本 一宏 |
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価格 | 968円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2019年12月18日 |
『敗者たちの平安王朝 皇位継承の闇』

皇位をめぐって嵯峨天皇と争乱を繰り広げた平城天皇。宮中で殺人事件を起こし廃位となった陽成天皇。神器を見ようとするなど、異常な振る舞いが多かった冷泉天皇。色好みで奇矯な行動が目立つ花山天皇ーー。こうした天皇たちの奇行と暴虐に彩られた説話、そして「狂気」に秘められた知られざる真実とは。平安王朝の皇統の謎と錯綜する政治状況を丁寧にひもとき、正史では語られてこなかった皇位継承の光と影を明らかにする。
序 章 武烈天皇の暴虐と新王朝
第一章 平城天皇と「薬子の変」
第二章 陽成天皇の行状説話
第三章 冷泉天皇の「狂気」説話
第四章 花山天皇の「狂気」説話
作者 | 倉本 一宏 |
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価格 | 1232円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2023年11月24日 |
『内戦の日本古代史 邪馬台国から武士の誕生まで』

古代国家はいかに建設され、中世社会はいかに胎動したのか?倭王権に筑紫磐井が反乱を起こした理由は? 蘇我馬子と物部守屋の国際的な路線対立とは? 古代史上最大の戦乱「壬申の乱」勝敗の分岐点は? 桓武天皇の「征夷」を生んだ国家観「東夷の小帝国」とは? 天慶の乱はどのように中世へと時代を転換させたのか?--古代の戦いから日本のかたちが見えてくる、画期的な一冊。
古代国家はいかに建設され、中世社会はいかに胎動したのか?
倭王権に筑紫磐井が反乱を起こした理由は? 蘇我馬子と物部守屋の国際的な路線対立とは? 古代史上最大の戦乱「壬申の乱」勝敗の分岐点は? 桓武天皇の「征夷」を生んだ国家観「東夷の小帝国」とは? 天慶の乱はどのように中世へと時代を転換させたのか?--古代の戦いから日本のかたちが見えてくる、画期的な一冊。
作者 | 倉本 一宏 |
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価格 | 1012円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2018年12月19日 |
『紫式部と藤原道長』

『源氏物語』がなければ道長の栄華もなかった!
無官で貧しい学者の娘が、なぜ世界最高峰の文学作品を執筆できたのか?
後宮で、道長が紫式部に期待したこととは?
古記録で読み解く、平安時代のリアル
・紫式部は早くに生母と死別、父は後妻のもとに通う日々
・道長の権力獲得に欠かせなかった姉・詮子
・道長最大の政敵が失脚した「長徳の変」
・紫式部と夫宣孝の「痴話喧嘩」
・一条天皇は『源氏物語』の愛読者
・華やかな定子サロンと地味な彰子サロン
・「御物怪が……」彰子出産の記録『紫式部日記』
・三条天皇と道長の確執
・彰子と実資の間を取り次ぐ紫式部
・「この世をば……」が詠まれたとき
24年大河ドラマ「光る君へ」時代考証担当の第一人者が描く、平安宮廷の世界と、交差した二人の生涯!
作者 | 倉本 一宏 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2023年09月21日 |
『藤原氏―権力中枢の一族 (中公新書)』

作者 | 倉本一宏 |
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価格 | 950円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2019年05月17日 |
以上、倉本一宏氏の本、おすすめ6作をご紹介しました。この6作は、歴史学者の視点から読む歴史の楽しさ、深さをいっぱいに詰め込んだ一冊一冊なんです。
倉本一宏氏の書籍は、ただの歴史書ではない、ということをあらためて実感していただけたでしょうか。それぞれの作品で、歴史の真実や、人間の生き方を見つめ直すための多くのヒントが盛り込まれています。また、各エピソードの解説では、倉本氏の洞察力と、情報を整理し、理解しやすい形に落とし込む能力が際立っています。
倉本氏の作品は、歴史や社会の真実を深く理解しようとする全ての読者に対するメッセージでもあります。それぞれのエピソードやテーマは、現代社会に生きる私たち自身の生き方や考え方について考えさせてくれます。そのため、歴史好きだけでなく、人間ドラマに興味がある方々にもお勧めできる作品たちです。
そして何より、倉本氏の作品は、「歴史」が苦手な人にこそ読んでいただきたい一冊です。教科書の枠を超え、鮮やかに描かれる倉本氏の歴史は、新たな視点を提供してくれます。どんなに歴史が苦手だったとしても、きっとページをめくる手が止まらなくなるはずです。
倉本一宏氏の本を手にとって、あなた自身の歴史観を広げてみてはいかがでしょうか。そして、更なる真実への探求心を育てるためのヒントを見つけてください。それが、この記事を書くきっかけとなった私の願いでもあります。倉本一宏氏の世界観に触れて、新たな発見の旅に出てみてください。
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