沖縄を舞台にした小説8選

沖縄の絶景が舞台の小説を、今日はご紹介します。肌に感じる海風、風土色濃い地元の人々、島特有の時間の流れを感じられる作品が揃っています。戦争の歴史を胸に秘めた青年の物語、祖国を離れた女性の心情を描いた人間ドラマ、沖縄の神秘的な伝説を元にしたファンタジーまで、バラエティ豊かに揃えました。この独特の地域性を活かした作品を読むことで、一足先に沖縄気分を味わうことができるはずです。まるで旅行に行った気分になれるような8つの作品は、今こそ読むべき名作ばかり。ぜひ、お手に取ってみてくださいね。
『翡翠色の海へうたう』

作者 | 深沢,潮,1966- |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2024年07月 |
『宝島(上)』

しのびこんだ米軍基地で突然の銃撃。混乱の中、故郷(シマ)いちばんの英雄が消えた。英雄の帰還を待ち望みながら沖縄(ふるさと)を取り戻すため立ち上がる、グスク、ヤマコ、レイ。長じて警官となり、教師となり、テロリストとなった幼馴染たちは、米軍統治下の時代のうねりに抗い、したたかに生き抜こうとする。第160回直木賞、第9回山田風太郎賞、第5回沖縄書店大賞、三冠達成の傑作!
圧倒的熱量。
奪われた故郷を取り戻すため、
3人の幼馴染たちが米軍統治下の沖縄を駆け抜ける!
作者 | 真藤 順丈 |
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価格 | 924円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2021年07月15日 |
『交錯捜査 : 沖縄コンフィデンシャル』

作者 | 高嶋,哲夫,1949- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2016年03月 |
『小説琉球処分. 上』

作者 | 大城,立裕,1925-2020 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2010年08月 |
『海神の島』

一九九九年、沖縄。花城泉は、反りの合わぬ姉妹の間に挟まれ窮屈さを感じていた。ある日、祖母の漣オバァが三姉妹に告げる。誰かが海神の墓を守れ──と。即座に拒否した三人だが、今、図らずも彼女たちは失われた「海神の秘宝」を追うことに。
汀・泉・澪ーー一騎当千の花城三姉妹が、沖縄、東京、九州、山口、台湾を縦横無尽に疾駆する! 三人の凄まじいまでの欲望と日米中の思惑が錯綜する、空前絶後の冒険小説。
読売新聞、毎日新聞、日本経済新聞、産経新聞、週刊文春、週刊新潮、サンデー毎日、週刊朝日、小説現代、ミステリマガジン、SFマガジン、STORY BOX、ダ・ヴィンチ、CREA、ニュータイプ、沖縄タイムス、琉球新報ほか……各紙誌絶賛。山田風太郎賞受賞作家渾身の超大作が待望の文庫化。
カバーイラスト:mocha
【目次】
第一章 失われた秘宝
第二章 三姉妹の夢
第三章 相続人の行方
第四章 古墳は囁く
第五章 銅鏡と貝輪
第六章 暗躍する男
第七章 純白の平和と黒いアイドル
第八章 海神島の正体
第九章 見捨てられた疎開船
第十章 海底の決闘
第十一章 禁断の島へ
第十二章 太古からのメッセージ
解説 爆走するパワフルな冒険小説〜「宝探し」の物語〜 阿津川辰海
作者 | 池上永一 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2023年06月22日 |
『風のマジム』

ほんとうにあった夢物語契約社員から女社長にーー実話を基に描いたサクセス・ストーリー。琉球アイコム沖縄支店総務部勤務、28歳。純沖縄産のラム酒を造るという夢は叶うか!風の酒を造りたい!まじむの事業計画は南大東島のサトウキビを使って、島の中でアグリコール・ラムを造るというものだ。持ち前の体当たり精神で島に渡り、工場には飛行場の跡地を借り受け、伝説の醸造家を口説き落としてーー。
ほんとうにあった夢物語
契約社員から女社長にーー
実話を基に描いたサクセス・ストーリー。琉球アイコム沖縄支店総務部勤務、28歳。純沖縄産のラム酒を造るという夢は叶うか!
風の酒を造りたい!
まじむの事業計画は南大東島のサトウキビを使って、島の中でアグリコール・ラムを造るというものだ。持ち前の体当たり精神で島に渡り、工場には飛行場の跡地を借り受け、伝説の醸造家を口説き落としてーー。
作者 | 原田 マハ |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2014年08月13日 |
『クジラは歌をうたう』

作者 | 持地,佑季子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2018年08月 |
『かりゆしの島のお迎えごはん 〜神様のおもてなし、いかがですか?〜』

沖縄の南西外れにある小さな島、嘉例吉島にひっそりと佇む民宿「カリー!」。
どこか変わった雰囲気を醸し出すそのお宿では、宿を預かる不思議な女主人・金魚さんが、愛情を込めた美味しい沖縄郷土料理のおもてなしでお客様の心も身体も優しく解きほぐしていくーー。
人情薫る沖縄料理とやさしい気持ちが、人とあやかしの縁を結ぶーー。
作者 | 早見 慎司 |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2019年08月24日 |
それでは、今回は沖縄を舞台にした小説8選をご紹介してきました。どの作品も、その鮮やかで豊富な色彩と、独特の風土、歴史や文化を描いています。読み進めるうちに、まるで沖縄の地に足を踏み入れたかのように、波の音や風の匂い、美味しそうなご当地グルメの香りまで感じられるかもしれません。さまざまなエピソードや人間関係を通じて、沖縄の魅力やその深い歴史、そして人々の生き方が浮き彫りになります。
また、沖縄という地が持っている、独特のリズムと心地よい日常を体感できるのもまた一興。物語性だけでなく、その雰囲気感や感情描写にいたっては、読者に多大な共感や共鳴を与えてくれるでしょう。
そして、これらの小説を読めば、沖縄に対する理解が深まるだけでなく、大切なものを見つけるきっかけになるかもしれません。思わぬ発見があるかもしれない、そんな期待感も味わえるでしょう。
今回ご紹介した作品は、特定のジャンルに限られたものではなく、沖縄のさまざまな一面を網羅しています。それぞれに個性的で深い魅力がある作品ばかりです。それぞれの作品に共通する沖縄の暮らしや風景、そして人間模様を、是非読書を通じて楽しんでみてください。あなたが新たに沖縄を訪れたくなるかもしれませんし、既に訪れた方であれば思い出が蘇るかもしれません。
まだまだ伝えきれない沖縄の魅力が、それぞれの作品に詰まっています。どの作品も、あなたに素晴らしい読書体験を提供してくれることでしょう。清々しい海風を感じながら、沖縄の美しい景色と共に、是非とも楽しんでみてはいかがでしょうか。
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