民俗学の本 おすすめ7選 初心者向けで面白い

みなさん、こんにちは!本日は「民俗学初心者向けおすすめ7選」についてお話しします。一見敷居が高くなる民俗学ですが、実は私たちの日常生活に深く根ざした面白い学問です。古来の伝承や祭り、風習などを深掘りすることで、現代社会の理解も深まるのです。今回はそんな民俗学の面白さを伝える、7つの本を厳選しました。物語のように展開する一冊や、漫画で直感的に学べる一冊も取り揃え…初心者もホッと一息つけます。さあ、あなただけの冒険が始まりますよ!
『これからの時代を生き抜くための民俗学入門』
| 作者 | 島村 恭則 |
|---|---|
| 価格 | 1584円 + 税 |
| 発売元 | 辰巳出版 |
| 発売日 | 2025年09月09日 |
『民俗学入門』
| 作者 | 菊地,暁,1969- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 岩波書店 |
| 発売日 | 2022年01月 |
『はじめて学ぶ民俗学』
はじめに
この本を使う人のために
アイの自己紹介
第1章 身体を装う
1 身体を飾る(中野紀和)
2 衣の記憶(鈴木明子)
コラム1 ハレとケ(鈴木正崇)
第2章 自分を振り返る
1 ルーツをさぐる(小熊 誠)
2 不安を除く(赤嶺政信)
第3章 知らない世界に出会う
1 よりよい暮らしを求めて(岡野宣勝)
2 地域を演出する(森田真也)
コラム2 在日外国人(島村恭則)
第4章 集いを楽しむ
1 都市の熱気(内田忠賢)
2 ムラの祭り(市川秀之)
第5章 感性を育む
1 学校の怪談(飯倉義之)
2 四季の遊び(篠原 徹)
コラム3 鯨とイルカ(小島孝夫)
第6章 家族の縁をつくる
1 結 婚(服部 誠)
2 親戚のおじさん・おばさん(中込睦子)
コラム4 ジェンダー(鶴理恵子)
第7章 節目を意識する
1 厄を払う(小嶋博巳)
2 身近な言い伝え(常光 徹)
コラム5 家相と風水(宮内貴久)
第8章 「ご先祖様」をつくる
1 墓参り(土居 浩)
2 先祖供養と盆(鈴木岩弓)
コラム6 自然災害と民俗(池谷和信)
第9章 ネットワークを求める
1 マチのつきあい(八木橋伸浩)
2 職場のつきあい(八巻惠子)
コラム7 選挙と民俗(杉本 仁)
第10章 暮らしを変える
1 ムラの過疎化(湯川洋司)
2 仕事と労働(安室 知)
3 生活改善(安井眞奈美)
コラム8 民俗学と近代(重信幸彦)
第11章 「伝統」をひろげる
1 コンビニで知る年中行事(荻野裕子)
2 学校で学ぶ民俗(古屋和久)
コラム9 柳田国男(福田アジオ)
第12章 境界を超える
1 あの世への旅立ち(山田慎也)
2 いのちの誕生(板橋春夫)
コラム10 日本民俗学史(福田アジオ)
民俗学することーー1年間を振り返って
民俗学をさらに学ぶための参考文献
図版・図表出典一覧
索 引
| 作者 | 市川秀之/中野紀和 |
|---|---|
| 価格 | 3080円 + 税 |
| 発売元 | ミネルヴァ書房 |
| 発売日 | 2015年09月30日 |
『はじめての民俗学 怖さはどこからくるのか』
科学技術の発達した現代の都市社会においても、人々が強い関心を寄せつづける、妖怪・オカルトなどの「不思議な現象」。そのような心の源流にあるのは、いったい何なのだろうか。脈々と生き続ける、日本人の隠れた意識を探り当てるのに、民俗学はすぐれた力を発揮する。本書は、民俗学の入門的な知識と、学問としての流れをはじめの一歩から解説。さらには、エンガチョ、消えるタクシー客など、都市のフォークロアに適用して、身近な「怖さ」の裏にひそむ非合理的思考や神秘主義へのあこがれを読み解き、現代の民俗学の可能性を探る。
| 作者 | 宮田登 |
|---|---|
| 価格 | 1210円 + 税 |
| 発売元 | 筑摩書房 |
| 発売日 | 2012年08月 |
『民俗学への招待』
なぜ私たちは正月に門松をたて雑煮を食べ、晴れ着を着るのだろうか。雛祭りやクリスマスなどの年中行事。富士講などの民間信仰。震災とユートピア。真夏の夜を賑わせる幽霊や妖怪たち。「トイレの花子さん」や「メリーさん」と呼ばれる老婆など、超高層ビルの片隅で生まれては消える都市のフォークロア。民俗学のまなざしから見えてくるものはいったい何か。柳田国男、南方熊楠、折口信夫、渋谷敬三などの民俗学研究の豊かな遺産を受け継ぎながら、世相の根っこから掘り起こされた日本人の文化の深層を探る、現代人のための民俗学入門。
| 作者 | 宮田登 |
|---|---|
| 価格 | 880円 + 税 |
| 発売元 | 筑摩書房 |
| 発売日 | 1996年03月 |
『日本の民俗学』
| 作者 | 柳田,国男,1875-1962 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 中央公論新社 |
| 発売日 | 2019年06月 |
『みんなの民俗学(960;960) ヴァナキュラーってなんだ?』
民俗学が田舎の風習を調べるだけの学問というのは誤解だ。
キャンパスの七不思議やわが家のルール、喫茶店モーニングやB級グルメといった現代の日常も、
民俗学の視点で探ることができる。
本書ではこれらの身近なものをヴァナキュラーと呼んで〈現代民俗学〉の研究対象とした。
発祥の経緯やその後の広がりを、数々のユニークなフィールドワークで明らかにする。
| 作者 | 島村 恭則 |
|---|---|
| 価格 | 968円 + 税 |
| 発売元 | 平凡社 |
| 発売日 | 2020年11月16日 |
今回は、初心者にも優しく、そして楽しく読める民俗学の本をいくつかご紹介してきました。それぞれの作品には、普段見過ごしてしまいがちな文化や風習といった部分が鮮やかに描かれています。それぞれの地域や時代を背景に、私たちの生活や歴史がどのように形成されてきたのか、あらためて考えるきっかけになると思います。
一つ一つの作品は、それぞれ独特のテーマや視点をもっていますから、あなたが求めていた答えが必ず見つかるはずです。あるいは、新たな疑問や発見をもたらしてくれることでしょう。学問と聞くと少し敷居が高く感じられますが、面白く、ユーモラスなものから深遠で哲学的なものまで様々な作風が揃っているのが民俗学の面白さでもあります。
私たち自身のルーツを探る旅に出てみてはいかがでしょうか。未知の領域に足を踏み入れることは、時に不安かもしれませんが、逆に新たな自分を発見できるきっかけにもなるでしょう。全ての作品が、読む人それぞれの旅の始まりを祝福してくれるような優しいメッセージを込めています。
読む人によって受け取る印象が変わるのが、民俗学の本の魅力でもあります。ひとつの現象を色々な角度から見ることで、自分だけの解釈を作り上げる楽しみを味わうことができます。さあ、新鮮で刺激的な視点で世界を見てみませんか。今回ご紹介した本たちが、あなたの新たな旅の良き友となることを願っています。
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