民俗学の本 おすすめ7選 初心者向けで面白い

みなさん、こんにちは!本日は「民俗学初心者向けおすすめ7選」についてお話しします。一見敷居が高くなる民俗学ですが、実は私たちの日常生活に深く根ざした面白い学問です。古来の伝承や祭り、風習などを深掘りすることで、現代社会の理解も深まるのです。今回はそんな民俗学の面白さを伝える、7つの本を厳選しました。物語のように展開する一冊や、漫画で直感的に学べる一冊も取り揃え…初心者もホッと一息つけます。さあ、あなただけの冒険が始まりますよ!
『これからの時代を生き抜くための民俗学入門』
| 作者 | 島村 恭則 |
|---|---|
| 価格 | 1584円 + 税 |
| 発売元 | 辰巳出版 |
| 発売日 | 2025年09月09日 |
『民俗学入門』
普通の人々が営む日々の暮らしを深く知り、驚く。人生と生活の細部に直に触れ、世界の奥行きに畏怖しながら、複数の歴史を「私(たち)」からつかみ出す。繰り返される過ちから目をそらさず、よりよい未来を考えたい。これが民俗学のエッセンスである。「人間にかかわることすべて」に開かれた、野心的な「共同研究」への誘い。
はじめにーー「せつなさ」と「しょうもなさ」を解きほぐす
序 章 民俗学というガクモンが伝えたいこと
コラム1 「日本的」と「伝統的」
第一章 暮らしのアナトミー
きる 【衣】
たべる 【食】
すむ 【住】
コラム2 「いま・ここ・わたし」から「あるく・みる・きく」へ
第二章 なりわいのストラテジー
はたらく 【生産・生業】
はこぶ 【交通・運輸】
とりかえる 【交換・交易】
コラム3 目玉をみがく
第三章 つながりのデザイン
つどう1 血縁
つどう2 地縁
つどう3 社縁
コラム4 聞くことの絶望と愉悦
終 章 私(たち)が資料であるーー民俗学の目的と方法
コラム5 リミナル・エスノグラファーズ
あとがきーー「墓穴」としての入門書、あるいは、本書を書いてしまった理由
図版出典一覧
| 作者 | 菊地 暁 |
|---|---|
| 価格 | 1056円 + 税 |
| 発売元 | 岩波書店 |
| 発売日 | 2022年01月24日 |
『はじめて学ぶ民俗学』
| 作者 | 市川,秀之,1961- 中野,紀和 篠原,徹,1945- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | ミネルヴァ書房 |
| 発売日 | 2015年09月 |
『はじめての民俗学 怖さはどこからくるのか』
科学技術の発達した現代の都市社会においても、人々が強い関心を寄せつづける、妖怪・オカルトなどの「不思議な現象」。そのような心の源流にあるのは、いったい何なのだろうか。脈々と生き続ける、日本人の隠れた意識を探り当てるのに、民俗学はすぐれた力を発揮する。本書は、民俗学の入門的な知識と、学問としての流れをはじめの一歩から解説。さらには、エンガチョ、消えるタクシー客など、都市のフォークロアに適用して、身近な「怖さ」の裏にひそむ非合理的思考や神秘主義へのあこがれを読み解き、現代の民俗学の可能性を探る。
| 作者 | 宮田登 |
|---|---|
| 価格 | 1210円 + 税 |
| 発売元 | 筑摩書房 |
| 発売日 | 2012年08月 |
『民俗学への招待』
なぜ私たちは正月に門松をたて雑煮を食べ、晴れ着を着るのだろうか。雛祭りやクリスマスなどの年中行事。富士講などの民間信仰。震災とユートピア。真夏の夜を賑わせる幽霊や妖怪たち。「トイレの花子さん」や「メリーさん」と呼ばれる老婆など、超高層ビルの片隅で生まれては消える都市のフォークロア。民俗学のまなざしから見えてくるものはいったい何か。柳田国男、南方熊楠、折口信夫、渋谷敬三などの民俗学研究の豊かな遺産を受け継ぎながら、世相の根っこから掘り起こされた日本人の文化の深層を探る、現代人のための民俗学入門。
| 作者 | 宮田登 |
|---|---|
| 価格 | 880円 + 税 |
| 発売元 | 筑摩書房 |
| 発売日 | 1996年03月 |
『日本の民俗学』
民俗学とは何か。表題作ほか「国史と民俗学」「実験の史学」など学問実践の体系化を目指した論考によって「方法としての民俗学」を浮き彫りにする文庫オリジナル論集。折口信夫との対談、生涯と学問について語った「村の信仰」を併せて収める、柳田学入門の決定版。〈解説〉佐藤健二
【目次】
1 日本の民俗学
郷土研究ということ/Ethnologyとは何か/日本の民俗学/
郷土研究の将来 /国史と民俗学/実験の史学/
現代科学ということ/日本を知るために
2 柳田国男・折口信夫対談
日本人の神と霊魂の観念そのほか
民俗学から民族学へーー日本民俗学の足跡を顧みて
3 村の信仰ーー私の哲学
| 作者 | 柳田 國男 |
|---|---|
| 価格 | 1320円 + 税 |
| 発売元 | 中央公論新社 |
| 発売日 | 2019年06月20日 |
『みんなの民俗学(960;960) ヴァナキュラーってなんだ?』
民俗学が田舎の風習を調べるだけの学問というのは誤解だ。
キャンパスの七不思議やわが家のルール、喫茶店モーニングやB級グルメといった現代の日常も、
民俗学の視点で探ることができる。
本書ではこれらの身近なものをヴァナキュラーと呼んで〈現代民俗学〉の研究対象とした。
発祥の経緯やその後の広がりを、数々のユニークなフィールドワークで明らかにする。
| 作者 | 島村 恭則 |
|---|---|
| 価格 | 968円 + 税 |
| 発売元 | 平凡社 |
| 発売日 | 2020年11月16日 |
今回は、初心者にも優しく、そして楽しく読める民俗学の本をいくつかご紹介してきました。それぞれの作品には、普段見過ごしてしまいがちな文化や風習といった部分が鮮やかに描かれています。それぞれの地域や時代を背景に、私たちの生活や歴史がどのように形成されてきたのか、あらためて考えるきっかけになると思います。
一つ一つの作品は、それぞれ独特のテーマや視点をもっていますから、あなたが求めていた答えが必ず見つかるはずです。あるいは、新たな疑問や発見をもたらしてくれることでしょう。学問と聞くと少し敷居が高く感じられますが、面白く、ユーモラスなものから深遠で哲学的なものまで様々な作風が揃っているのが民俗学の面白さでもあります。
私たち自身のルーツを探る旅に出てみてはいかがでしょうか。未知の領域に足を踏み入れることは、時に不安かもしれませんが、逆に新たな自分を発見できるきっかけにもなるでしょう。全ての作品が、読む人それぞれの旅の始まりを祝福してくれるような優しいメッセージを込めています。
読む人によって受け取る印象が変わるのが、民俗学の本の魅力でもあります。ひとつの現象を色々な角度から見ることで、自分だけの解釈を作り上げる楽しみを味わうことができます。さあ、新鮮で刺激的な視点で世界を見てみませんか。今回ご紹介した本たちが、あなたの新たな旅の良き友となることを願っています。
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