【映画化本】映画化された名作小説5選|原作でさらに深まる感動とストーリー

映画でも大ヒットしたあの作品、実は原作小説があるのをご存知でしたか?伝えきれない細かな心情描写やキャラクターの背景、物語の奥深さが詰まった原作を読むことで、もっと作品の魅力を堪能できますよ。そこで今回は、映画化された名作小説を5つピックアップ。ハリウッドで大成功を収めたあの作品から、日本の若者を中心に社会現象を巻き起こしたあの作品まで、幅広くご紹介します。それぞれの作品を深く読み解き、感じる世界がきっと広がるはず。一度映画で観た感動を、原作で再び味わってみてくださいね。
『82年生まれ、キム・ジヨン』

キム・ジヨンの半生を克明に振り返り、女性が出会う差別を描き絶大な共感を得たミリオンセラー、ついに文庫化!解説=伊東順子 文庫版解説=ウンユ
BTS・RM、少女時代・スヨン、Red Velvet・アイリーンも言及。韓国で社会現象を巻き起こし、チョン・ユミ コン・ユ共演で映画化。
「これは、わたしの物語だ」
韓国136万部、日本23万部、32の国・地域で翻訳、
韓国文学やフェミニズム隆盛の契機となり、絶大な共感で世界緒揺るがした〈事件的〉小説、待望の文庫化!
「女性たちの絶望が詰まったこの本は、未来に向かうための希望の書」――松田青子
「フェミニズムって、実は学問でも思想でもなく、女性たちの日常の中にある。それは生きるものであり、暮らすものだ。ということを小説にしたからこんなにパワフルなんだと思う。日本のキム・ジヨンも読みたくなった。」――ブレイディみかこ
「これは女性だけの物語ではない。フェミニズムに抵抗がある人にも読んで欲しいし、一緒に考えるべき一冊だと思う。10年後のキム・ジヨンがどんな人生を送っているか、それは今を生きる私たちにかかっている。」――村田沙耶香
「誰もが一度は気になったことがあるかもしれないけどやり過ごしていたこと、或いは疑問も抱かず当たり前だと思っていたことに今更ながら気づきを与えてくれる。」――和田彩花
キム・ジヨンの人生を克明に振り返る中で、女性が人生で出会う差別を描き、絶大な共感で世界を揺るがした〈事件的〉小説、待望の文庫化! BTSのRMらが言及、チョン・ユミ、コン・ユ共演で映画化。韓国で136万部、日本で23万部を突破。フェミニズム、韓国文学隆盛の契機となる。文庫化にあたり、新たな著者メッセージと訳者あとがき、評論を収録。
解説=伊東順子 評論=ウンユ
目次
二〇一五年秋
一九八二年~一九九四年
一九九五年~二〇〇〇年
二〇〇一年~二〇一一年
二〇一二年~二〇一五年
二〇一六年
原注
著者あとがき
日本の読者の皆さんへ
文庫版に寄せて 著者からのメッセージ
解説 伊東順子
評論『82年生まれ、キム・ジヨン』以後に女性が語り、書くということ ウンユ
訳者あとがき
文庫版訳者あとがき
作者 | チョ・ナムジュ/著 斎藤真理子/翻訳 |
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価格 | 680円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2023年02月13日 |
『川っぺりムコリッタ』

川べりに建つハイツムコリッタ。家族も生き甲斐もなく、ひとりで生きたいと思っていたはずの「僕」は、図々しくて、おせっかいで、ダメ人間で、落ちこぼれで、繊細で、あたたかくて、人間らしい、このアパートの住人たちに囲まれ、少しずつ「ささやかなシアワセ」に気づいていくーー。
大ヒット映画「彼らが本気で編むときは、」「かもめ食堂」の監督が贈る、新しい「つながり」の物語。
荻上直子監督最新作・映画『川っぺりムコリッタ』、2021年全国公開予定。
作者 | 荻上 直子 |
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価格 | 704円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2021年08月12日 |
『博士の愛した数式』

世界は驚きと歓びに満ちていると、博士はたった一つの数式で示したー記憶力を失った天才数学者、と私、阪神タイガースファンの10歳の息子。せつなくて、知的な至高のラブ・ストーリー。著者最高傑作。
作者 | 小川 洋子 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2003年08月29日 |
『八日目の蝉』

作者 | 角田光代 |
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価格 | 649円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2011年01月 |
それぞれの作品を読んで、映像化された物語の背後にある深みや登場人物たちの心情の細部に触れられたことでしょう。原作を読むことで映画だけでは伝わりきらない、作者の意図や登場人物たちの内面がより理解でき、さらに感動の度合いも増すのが醍醐味です。映像作品と文学作品はそれぞれ別々の表現方法を持っていますが、二つがリンクすることで生まれる新たな魅力を存分に堪能されたことと思います。
また、これらの作品があなたにとってどのような影響を与え、どのような感情を引き出したのか、自身が体験した感動を人に伝えてみるのも一つです。好きな作品を語ることで、その作品だけでなく自分自身についても深く理解することができるからです。そして、その経験が次の良作との出会いに繋がる起爆剤になることでしょう。
以上の5作品があなたの心に少しでも響いてくれたなら、それは何よりの喜びです。文学は読む人それぞれの心に異なる色を描き出します。あなたがこれらの作品から得たインスピレーションが日常生活の中で新たな視点や考え方を提供してくれることを願っています。
これらの作品を通じて、映画だけでは味わえない原作の深みを感じることができたら幸いです。これをきっかけに、より多くの小説や漫画に触れてみるのも面白いかもしれませんね。映画と小説、二つの異なる媒体で表現された同一の物語から、あなたなりの解釈や思いを抱いてくれたらうれしいです。あなたのもとに素敵な作品がいつも転がり込んできますように。自分だけのお気に入りを見つけてくださいね。
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