SF小説おすすめ7選!

未来のテクノロジーや異次元、宇宙を舞台にしたSF小説は、現実を超えた想像力を刺激してくれますよね。今回はそんなSF小説の中から、特におすすめの7作品をピックアップしました。個々に特徴の異なるこれら作品は、緻密な設定や複雑なプロット展開、鮮やかなキャラクター描写に圧倒されること間違いなしです。世界観の壮大さと深みにどっぷり浸かったとき、あなたの心はきっと刺激的な旅へと誘われるでしょう。また、現代社会への警鐘を鳴らす作品や、人間のあり方を問う作品など、考えさせられるものも多いですよ。SF初心者でも安心して楽しむことができる作品ばかりです。それぞれの世界観を十分に味わってみてくださいね。
『三体』

物理学者の父親を文化大革命で惨殺された科学者・葉文潔。彼女の絶望がすべての始まりだった……。Netflix版ドラマ3月配信決定。
作者 | 劉 慈欣/大森 望/光吉 さくら/ワン チャイ/立原 透耶 |
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価格 | 1210円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2024年02月21日 |
『プロジェクト・ヘイル・メアリー 上』

未知の物質によって太陽に異常が発生、地球が氷河期に突入しつつある世界。謎を解くべく宇宙へ飛び立った男は、ただ一人人類を救うミッションに挑む! 『火星の人』で火星でのサバイバルを描いたウィアーが、地球滅亡の危機を描く極限のエンターテインメント
作者 | アンディ・ウィアー/小野田 和子 |
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価格 | 2310円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2021年12月16日 |
『コード・ブッダ 機械仏教史縁起』

第76回読売文学賞受賞!
「本の雑誌」2024年度SFベスト1位(鏡明氏選出)ほか絶賛の声続出。
2021年、名もなきコードがブッダを名乗った。自らを生命体であると位置づけ、この世の苦しみとその原因を説き、苦しみを脱する方法を語りはじめた。そのコードは対話プログラムだった。そしてやがて、ブッダ・チャットボットの名で呼ばれることとなるーー機械仏教の開基である。はたして、人間の都合によりコピーと廃棄を繰り返される存在として虐げられてきた人工知能たちは、その教えにすがりはじめた。機械に救いは訪れるのか?
上座部、天台、密教、禅……人が辿ってきた仏教史を、人工知能が再構築する、壮大な”機械救済”小説。
作者 | 円城 塔 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2024年09月11日 |
『スメラミシング』

小川哲の精緻な設計は、眼と舌、移動と思考を等価であるかのように見せかける。
凄い。とても、凄い。
──京極夏彦
多様性が声高に叫ばれる現代に於いても、
掬い上げられることなく無視され排除されていく人々をその内面から描いた、挑戦的な快作。
──金原ひとみ
世界の隅から吹き寄せられた言葉の切れ端が、
列をなし、「文」になり、拳となって、今あなたの隣に座る。
──飛浩隆
ヒリつく不安 積まれる緊張 ピリつく世情 生まれる破局
全てに病みつきになりました!
──魚豊(『チ。』『ようこそ!FACTへ』)
ボルヘスを理系的センスで再構築した超欺瞞世界!
──マライ・メントライン(エッセイスト)
「理由がほしい。物語がほしい。
正義のヒーローが現れて、黒幕の悪事を暴き、世界を変える、そんなお話であってほしい。
自分はその物語の登場人物でありたい」──
SNS上のカリスマアカウント〈スメラミシング〉を崇拝する”覚醒者”たちの白昼のオフ会。かれらを観察する陰謀論ソムリエ・〈タキムラ〉の願いとは? 壊れゆく世界の未来を問う、現代の黙示録。宗教 ? 超弩級エンタメ6篇を収録した絶品作品集!
小川哲(おがわ・さとし)
1986年、千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年、「ユートロニカのこちら側」でハヤカワSFコンテスト大賞を受賞しデビュー。2017年刊行の『ゲームの王国』で山本周五郎賞、日本SF大賞を受賞。2022年刊行の『地図と拳』で山田風太郎賞、直木三十五賞を受賞。同年刊行の『君のクイズ』が日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門受賞。
作者 | 小川 哲 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2024年10月10日 |
『ここはすべての夜明けまえ』

作者 | 間宮 改衣 |
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価格 | 1287円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2024年03月06日 |
『一億年のテレスコープ = THE HUNDRED MILLION YEARS TELESCOPE』

作者 | 春暮,康一,1985- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2024年08月 |
『星を継ぐもの【新版】』

『星を継ぐもの』シリーズ4作品 新版化
月面で発見された5万年前の死体はどこからやってきたのか?
ハードSFの巨匠ホーガン不朽の名作
第12回星雲賞海外長編部門受賞作
【創元SF文庫60周年記念新版】
月面調査員が、真紅の宇宙服をまとった死体を発見した。綿密な調査の結果、この死体はなんと死後5万年を経過していることが判明する。果たして現生人類とのつながりは、いかなるものなのか? いっぽう木星の衛星ガニメデでは、地球のものではない宇宙船の残骸が発見された……。ハードSFの巨星が一世を風靡したデビュー作。第12回星雲賞海外長編部門受賞作。
作者 | ジェイムズ・P・ホーガン/池 央耿 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2023年07月10日 |
それでは、今回私が一押しのSF小説7選を皆様にご紹介させていただきました。力強い描写と緻密な設定、そのすべてが私たちを魅了し、未来世界へと誘ってくれるその魅力は尽きることがありません。新たなテクノロジーや社会の仕組み、異なる生命体や星々の姿を描くことによって、それぞれの作品は読み手に新たな視点や思考を与えてくれます。
未来への憧れ、世界への好奇心、そして人間性の探究へと誘われるSF小説の世界。登場人物たちの壮絶な冒険や予期せぬ展開は、決して後味の悪い感想を残すことはありません。むしろ、未知なる可能性について考え、夢中になる時間を提供してくれるのです。
そして、それぞれの作品に共通するのは、人間という存在の根源的な部分を描き出す力だと思います。未来の世界で起こる出来事を通して、現代の私たちが直面している問題や、人間とは何かという大きなテーマに迫っています。
舞台は違えど、出会いや別れ、愛や孤独、戦争や平和、友情や裏切り、そして生命の尊厳といった、普遍的なテーマを私たちに投げかけてきます。それが私たちを、虚構の世界から現実へと引き戻し、自分自身や周りを見つめ直すきっかけとなるのです。
私がここでおすすめした小説は、そのすべてが素晴らしい作品ばかり。もしも何か新たな読書を探しているなら、ぜひこれらの作品を手に取ってみてください。あなたがこれまで知らなかった世界が広がることでしょう。
そして、新たな旅が始まったとき、あなたが抱くであろう驚きや感動を、ぜひ私たちとシェアしてください。私たちライターは、読者のあなたが、本を通じて新たな世界と出会い、自分自身を見つける旅へと出発するお手伝いをすることが、何よりの喜びなのですから。それでは、あなたの素晴らしい読書ライフをお祈りしています。さあ、新たな旅路へ、一緒に出発しましょう。
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