プーチン大統領を知る本6選
ロシアの強大なリーダー、プーチン大統領の人物像を描いた本を探している方にピッタリな6冊を厳選しました!力強いリーダーシップとカリスマ性から、国内外で多くの支持を集める一方で、様々な議論も巻き起こす彼の生涯や政治哲学に迫る作品も数多く存在します。また、彼がなぜその地位に上り詰めることができたのかを詳述したものや、彼の戦略を紐解いたものもピックアップ。さらに驚きと感動を与えてくれる彼の人間性タップリなエピソードを盛り込んだ一冊も必見ですよ。これら6冊を読むことで、プーチン大統領の深層をより理解する一助となります。プーチンマニア必見のラインナップ、ぜひご覧ください!
『プーチン、自らを語る』
ロシアの将来を握る大統領として、いわば忽然と国際政治の舞台に登場したウラジミール・プーチンとはいったい何者なのか?その問いに答えるべく、本書は1回につき約4時間、合計6回のインタビューを行い、それをまとめたものである。頭はよかったが問題児だった小学生時代。格闘技に出会った後、スパイ小説や映画によりKGBにあこがれた話。KGBに入るべく勉学と柔道に熱中した大学時代。KGB東ドイツ支部勤務の時代。KGBを辞して政治の世界に身を投じた頃の話。エリツィンにより首相に指名された経緯。さらに、夫人と二人の娘へのインタビューでは、彼女たちのショッピングの習慣やテレビの好みなどが、率直な口調で語られている。
作者 | ウラジーミル・ウラジーミロヴィッチ・プー/ナタリア・ゲヴォルクヤン |
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価格 | 1571円 + 税 |
発売元 | 扶桑社 |
発売日 | 2000年08月 |
『揺れる大国プーチンのロシア NHKスペシャル』
作者 | 日本放送協会 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | NHK出版 |
発売日 | 2009年06月 |
『プーチン(上) 生誕から大統領就任まで』
「最新かつ最良のプーチン伝」池田嘉郎氏推薦!
本書は、「世界が対峙している男」、ロシア大統領ウラジーミル・プーチンの生誕から、ウクライナ戦争に至る現在までの70年を網羅した、圧巻の伝記だ。
プーチンの幼少年・青年期以来の個人的な資質、その後の経歴から得た歴史観、社会観、手法、西側との関係性を丹念に追いかけ、詳述する。彼自身の言動や各種情報源を無批判に羅列するのではなく、同じ内容に関する彼の発言の変化をとらえた上で比較考察し、さらにその変化そのものから背後にある真相を把握するという、きわめて周到な分析を試みている。これが、本書の記述の信頼性を増し、本格的な伝記たる所以だ。
BBC特派員(モスクワ、ワシントン)を経て、伝記作家として活躍する著者は、ロシアのウクライナ侵攻後に本書に加筆しているが、この暴挙も、以前に執筆した内容に見事に当てはまり、違和感がない。それまでの検証の正しさが、図らずも証明された形となっている。
8年がかりの調査取材によって執筆された本書は、読みやすさと充実のボリューム、高い精度の分析を兼ね備え、類書の追随を許さない。まさに「プーチンの真実」に迫る必読の書。
プロローグ
第1章 バスコフ小径
第2章 法的おべんちゃら
第3章 ボリショイ・ドーム
第4章 ザクセンでの静かな日々
第5章 バック・イン・ザ・USSR
第6章 灰色の枢機卿
第7章 ネヴァ川からの眺め
第8章 モスクワのお作法
第9章 モノマフの冠
第10章 垂直権力
註
作者 | フィリップ・ショート/山形 浩生/守岡 桜 |
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価格 | 4950円 + 税 |
発売元 | 白水社 |
発売日 | 2023年05月01日 |
『プーチンの野望』
佐藤優氏が、論壇デビューを果たした2005年から書き綴ったプーチン論を、大幅に加筆・修正して、新たにウクライナ情勢を加筆した渾身のプーチン論を緊急出版。
なぜプーチンは、第三次世界大戦の導火線にもなりかねないウクライナへの侵攻を決断したのか。その理由を彼の行動だけでなく、思想から読み解かなければ、いまの国際情勢を正しく認識することはできない。
外務官僚時代、大統領となる前の若き日のプーチンに出会っていた著者だからこそ論及できる、プーチンの行動と思想。
第1章 死神ウラジーミル・プーチン
第2章 プーチン 独裁者への系譜
第3章 20年独裁政権構想
第4章 ユーラシア主義という思想
第5章 北方領土交渉
第6章 クリミア併合
第7章 ウクライナ侵攻
作者 | 佐藤優 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 潮出版社 |
発売日 | 2022年06月03日 |
『プーチンの実像 : 孤高の「皇帝」の知られざる真実』
作者 | 朝日新聞社 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2019年03月 |
『独裁者プーチンはなぜ暴挙に走ったか 徹底解説:ウクライナ戦争の深層』
”独裁者の取り巻きは、独裁者に忖度して、重要な情報を伝えなくなる。
これは、決して他人事ではありません。
日本の政界でも企業の世界でもあることです。” --「はじめに」より
本書は、これまで「週刊文春」に連載してきたコラムの中からロシアやウクライナ、中国について取り上げてきた2014年から2022年までのものを再編、加筆修正したものです。今回の事態に至るまで、ロシアに何が起きていたのか。急成長した大国・中国で誕生した”独裁者”とは。激動する世界情勢の中で、日本は、私たちは、これからどうすればいいのか。それを考える一助となる一冊です。
目次
はじめに
1 世界を驚かせたプーチンの暴挙 2022
・ウクライナはどんな国?
・解決のカギは「ミンスク合意」
・ウクライナをめぐる情報戦
・ロシアが承認する「国家」とは
・ロシアを金融封鎖する制裁
・「ナチス」はどちらか?
・ウクライナ軍、善戦の理由
・プーチンを宗教から分析する
他
2 すべてはクリミア併合から始まった 2014〜2021
・ウクライナはどんな国?
・戦争の火種クリミア半島
・クリミア半島はいま(前編)
・クリミア半島はいま(後編)
・「おそロシア」になってしまった
・広告収入を断つという発想
・対「イスラム国」にロシアも参戦⁉
・「ロシアのエージェント」トランプ大統領?
・ロシアとの秘密交渉は誰の意思?
・ロシア軍の軍事演習が怪しい
・スウェーデン、戦争に備え徴兵制
・ロシア、またも元スパイ襲撃?
・トランプ、ロシアに猶予与え攻撃
・北方領土は二島返還?
・再び核開発競争へ
・究極の恐怖のミサイル爆発事故
・プーチン大統領、「院政」狙いか
・ロシア、またも毒物で襲撃事件
・「毒物はパンツに仕込んだ」
・「猫に鈴をつける」民間調査組織
・ベラルーシ、難民を武器にした
・ロシア軍、ウクライナ侵攻?
3 独裁者・習近平にどう対峙すべきか 2016〜2021
・香港で中国当局が「拉致」か
・香港の富豪が大陸へ拉致⁉
・共産党のトップはなぜ「総書記」
・中国、再び個人崇拝へ
・いま「独裁者誕生」を目撃する
・そもそも香港とは
・火事場泥棒的に香港の自主性剥奪
・中国共産党の一〇〇年
・二つの「辛亥年」-中国の反撃
あとがきにかえてーーもっと詳しく知りたい人のためのブックガイド
作者 | 池上 彰 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2022年05月16日 |
プーチン大統領。彼の存在を知らずして、現代の世界政治への理解は不完全なものとなるでしょう。ただ、彼の人となりや思考、行動原理を理解するのは容易ではありませんよね。その彼に迫ろうとしている様々な著者たちの視点を通じて、彼の魅力や怖さ、そして疑問点に触れてみることは、大変刺激的な読書体験となるはずです。
いよいよ、これからプーチン大統領を知る旅路が始まります。皆さんの手元にあるそれぞれの本が、プーチン大統領への理解への一歩になることを心から願っています。彼がいきなりどんな行動をとるのか、なぜそういう選択をしたのか、そこにいたって理解できないことがあっても、それは当然のこと。人間は誰しもが複雑な存在ですから。
今回ご紹介した本を深く読み解けば、あなた自身がプーチン大統領評論家になれるかもしれませんね。この6冊は、その一歩を踏み出すスタートライン。それぞれの視点を楽しむことで、あなたなりのプーチン像が浮かび上がるかもしれませんよ。
そして何よりも、あなただけのプーチン大統領の理解が深まることで、これからの国際ニュースがさらに楽しく、面白くなることを期待しています。それでは皆さん、次の記事でもお会いしましょう。まずは、お手元の本を片手に、プーチン大統領との興味深い旅をお楽しみください。
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