イラストの構図を学ぶ本 おすすめ5選
イラストの構図に悩んでいませんか?イラストの力を引き出すポイントは、上手な構図にあります。そこで今回は、イラストの構図を学べるおすすめの5冊をご紹介します。それぞれの本はプロのイラストレーターが教える実践的なテクニックや、一歩進んだパースの描き方、立体感を出す方法など、豊富な内容が盛り込まれています。初心者から経験者まで、きっと自分に合った1冊が見つかるはずです。イラストを上達させたい方、新たな視点を得たい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
『イラスト構図 完全マスター』
ありそうでなかった構図の概念をがらりと変える技法書!
「絵の技法習得にあたり、描くモチベーションこそが優先であるべきだ」
本書は、著者のこの考えに基づき、構図の基礎と応用を“楽しく学ぶ”構成にしています。さらに、プロ作家の思考や、構図に寄り添った制作プロセスを事細かに見せることで、通り一遍の教科書とは異なる1冊を目指しました。
【構成】
・「前進と停滞」を二分割構図の特性を使って表現
・「印象付けたいもの」を適切に配置し意図を伝える
・「視線誘導」で絵の印象を強く残す
・「写真」で考える構図術
作者 | 友野るい/スタジオ・ハードデラックス |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 玄光社 |
発売日 | 2017年05月22日 |
『新版 つまらない絵と言われないためのイラスト構図の考え方』
イラスト構図に対する考え方がガラリと変わるヒントとコツが満載!
「同じようなイラストばかり描いてしまう」、「どうしても印象に残るようなイラストにならない」…そうした悩みを抱える人は、「構図」を活かしきれていない証拠。そして、「構図」を決定づけるのは、描こうとするイラストの「前後のストーリー」、「キャラクター設定」、「シチュエーション」の3つ。それらが鮮明になってさえいれば、選ぶべき「構図」のパターンはおのずと決まってきます。つまり、「構図」はイラストを描く前に、ある程度決まっている、と言っても過言ではないのです。では、この3つの要素からどのような「構図」を選べばよいのか? その考え方の道筋を、豊富なイラストを交え、わかりやすく解説します。
※本書は2018年に秀和システムより刊行された『つまらない絵と言われないためのイラスト構図の考え方』を底本に改訂を行ったものです。
作者 | 榎本 秋/鳥居 彩音/榎本事務所 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 玄光社 |
発売日 | 2024年09月18日 |
『イラスト、漫画のための構図の描画教室ミニ帖』
作者 | 松岡,伸治 |
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価格 | 不明 |
発売元 | インプレス |
発売日 | 2024年03月 |
『増補 〇×式で解説 だれでも簡単!! 構図がわかる本 バランス力アップで漫画・イラストが上手くなる!』
2017年11月刊行『〇×式で解説 誰でもかんたん!! 構図がわかる本』の16ページ増補版です。増補16ページの内容は少女漫画での構図解説です(女性キャラの美しい見せ方・少女漫画の世界観を創造する構図講座)。
本書では、イラストや漫画表現における「構図」の決め方を、○×式で良い例と悪い例を並べて比較し、初心者が陥りやすいミスや理解しにくいポイントをその都度ビジュアルでわかりやすく丁寧に解説し、技術向上へ導きます。
巻頭ではプロによる作品を複数例示し、そこに使用されている技術の紹介から、本文で紹介される技術への誘導を行います。
作例を提供していただいたのは、大友克洋『AKIRA』の題字でも知られる平田弘史をはじめ、村上もとか・星野之宣・叶精作らのベテラン勢に加え、八月薫・マルモトイヅミ・佐藤まさき・打見佑祐・中川学・森山弘臣・成田りうく・岡谷・早川ユウ・門脇夏生・石原由果子・ひかり旭ら中堅から新人まで、バラエティに富むラインナップです。
本文では、イラストや漫画でよく使われる構図から、名画に使われてきた構図の意味、写真で使われる技法の絵画への応用など、構図の良し悪しを決める法則性を解説します。
葛飾北斎やミケランジェロ、ルーベンスら美の巨人たちから現代のクリエイターたちまで、作品に込められた構図の秘密を、段階的に解説し解き明かします。
紹介・解説される技法や構図概念:構図の主材と副材と実相・トリミング技法・視線誘導・可能性空間・ホライゾンライン技法・俯角と仰角の構図・遠景と近景と中景の構図・スーパーインポジション技法・主観構図と客観構図・S字カーブ・実相寺アングル・影の表現と構図・物語性のある構図・垂直分割構図と水平分割構図・レイルマン比率・黄金比と黄金比分割・余白バランスと構図・ショットの分割など多数。
加えて、絵画で使用頻度が高い人体の、ポーズのデッサン力を高めるトラック理論や重心とムーブマンなどの技術や概念も、簡潔に解説してあります。漫画やイラストに限らず、デザインや写真、映像表現にも応用ができる、構図のすべてが学べます。
■目次
00:カラー作品ギャラリー 01:構図の主材と副材と実相 02:動きのある構図 03:トリミングと視線誘導 04:可能性空間と動きの構図 05:ホライゾンラインと構図 06:角度のある構図 07:近景と遠景と中景の構図 08:影の表現と構図 09:物語性のある構図 10:作品ギャラリー 11:垂直分割と水平分割 12:垂直と水平の分割の融合 13:黄金比と黄金比分割 14:ムーブマンとショット 15:女性誌で好まれる構図 16:構図の拾遺ページ
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00:カラー作品ギャラリー 01:構図の主材と副材と実相 02:動きのある構図 03:トリミングと視線誘導 04:可能性空間と動きの構図 05:ホライゾンラインと構図 06:角度のある構図 07:近景と遠景と中景の構図 08:影の表現と構図 09:物語性のある構図 10:作品ギャラリー 11:垂直分割と水平分割 12:垂直と水平の分割の融合 13:黄金比と黄金比分割 14:ムーブマンとショット 15:女性誌で好まれる構図 16:構図の拾遺ページ
作者 | 斉藤 むねお |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 誠文堂新光社 |
発売日 | 2023年08月03日 |
『キャラが映える構図イラストポーズ集 一枚絵がキマるひとり構図から複数名の構図まで』
イラストをカッコよく見せる秘訣は「構図」にアリ。「構図」専門のイラストポーズ集が登場!
キャラクターイラストの魅力を左右する重要な要素「構図」。画面の真ん中にキャラクターをなんとなく描いただけでは、かっこよくキマるイラストにはなりにくいもの。
どんなカメラワークでキャラクターを見せるか、画面のどの位置にキャラクターや小道具を配置するか……。
さまざまな要素を組み合わせ「構図」を考えて描くと、イラストは何倍も魅力的になります。
しかし、キャラクターの描き方やデッサンの方法に比べて、「構図」はなかなか学ぶ機会が少ないもの。どんな風に構図を決めればかっこいいイラストができるかわからず、悩みを抱えている人は多いことでしょう。
そこで本書は、キャラクターが映える「構図」の例を、数百点もの特大ボリュームで掲載。躍動感が伝わる構図、楽しさが伝わる構図、不安な気持ちが伝わる構図、キャラとキャラの関係性が伝わる構図など……。
一枚絵がキマるさまざまな構図をトレースフリーの線画素材として収録しています。
●特色1:日の丸構図、三分割構図、黄金比など、基本の構図から解説!
本書では、絵画や映像の世界で用いられる基本の構図から順を追って紹介。主役を引き立てる日の丸構図、バランスよく見せる三分割構図、黄金比など……。
それぞれの構図の特徴と、それを活かした画面の組み立て方を解説付きで紹介していきます。
●特色2:ひとり構図はもちろん、恋人やグループの構図も掲載!
ひとりのキャラをかっこよく見せる構図はもちろん、恋人の関係性を表現する構図、大勢のキャラが集まったグループの構図なども掲載。
一枚絵のイラスト、ポスター、同人誌の表紙などに幅広く活用できます。
付録のCD-ROMには、構図のサンプルを全点収録。トレースフリー素材としてイラスト制作に活かすことができます。
ppsd・jpg形式で、『CLIP STUDIO PAINT』をはじめとするさまざまなお絵かきソフトで利用可能。本書を参考に、キャラクターがより魅力的に見えるイラストを完成させましょう!
作者 | |
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価格 | 2090円 + 税 |
発売元 | ホビージャパン |
発売日 | 2019年12月16日 |
これまでにご紹介した5冊の本は、イラストの構図について学べる良書ばかりでしたね。それぞれ一長一短ありますが、どれもそれぞれの観点から楽しく学べる内容となっています。新たな視点やワザを取り入れて自分の作品に活かすことができれば、創作の幅がグンと広がること間違いなしです。
特に、これからイラストを描き始めるという初心者の方々にとっては、独学だけでなかなか上達しない部分やつまずきやすいポイントを的確に教えてくれるので、非常に役に立つと思います。また、既に絵を描かれている方でも、新たな視点を知ることで視野が広がり、新しい表現力を手に入れることができるでしょう。
購入を迷っている方は、まず一冊試しに手に取ってみてはいかがでしょうか。それぞれ個性豊かな著者による教材なので、どの本もあなたのイラストライフに新たな風を吹き込んでくれることでしょう。
本の内容だけでなく、自分の感性も磨きつつ、アナタだけの絵の世界を広げていきましょう。この5選があなたの創造力を刺激し、イラストへの情熱を一層深めるきっかけとなれば、筆者としてこれ以上の喜びはありません。
最後に、イラストレーションは正解が一つだけとは限らないということを忘れないでください。失敗を恐れず、楽しみながら自由に描くこともまた大切です。これらの本を通じて、更なるスキルアップを図りつつ、自分だけの個性的な作品を描き続けていってください。それでは、これからもあなたの創作活動に彩りある日々が訪れることを願っています。
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