夏休みに読みたい弥生時代3選！
夏の暑い日の夜には、涼しい弥生時代の物語をいかがでしょうか。一つ目は若き勇者と部族の人々の友情と冒険の物語。見事な描写で古代の風景を疑いようのないほどに描き出しています。二つ目に紹介するのは、女性主人公が時代を超えて弥生時代にタイムスリップするという青春ファンタジー。当時の日本の風俗や習慣、さらには風景が丁寧に描かれており、読み進める毎にどんどん引き込まれます。最後に紹介するのは推理もの。弥生時代を舞台にしたミステリーで、意外な展開に驚きながらページをめくるのが止まりません。どれも魅力的な作品ばかりですよ！
『ビジュアル版 弥生時代ガイドブック』
紀元前10世紀頃、無文土器文化との接触により九州北部の縄文文化が変容を遂げてはじまった弥生文化。水田稲作・畠作の定着、集落の多様化と集落間関係の複雑化、拡大していく社会とそれを支えた祭祀の発達など、弥生文化のダイナミズムをビジュアルに解説する。
01 弥生文化とは？ 弥生時代とは？
02 弥生文化をどのようにとらえるのか
03 縄文文化から弥生文化への変容
04 弥生文化・弥生時代の枠組み
05 弥生文化の農耕技術
06 弥生文化の食糧事情
07 日常生活の道具
08 弥生文化の集落
09 人びとのすがたと人口
10 集落間、地域間の関係の進展
11 祭祀・儀礼の発達
12 集団間の争い
13 墓からわかること
14 弥生文化の世界観を探る
15 弥生文化をとりまく世界
16 石製利器から鉄製利器へ
17 祭祀の変質
18 墳丘墓の展開
19 記録された弥生文化
20 前方後円墳の成立
21 超大型集落の終焉と弥生社会の特質
訪ねてみたい弥生文化関連遺跡
本書で紹介した遺跡
おもな引用・参考文献
| 作者 | 安藤 広道 |
|---|---|
| 価格 | 1870円 + 税 |
| 発売元 | 新泉社 |
| 発売日 | 2023年09月01日 |
『ここまで解けた 縄文・弥生という時代』
クリや雑穀を栽培し、漆工芸品を製作、丸木舟で海を渡り遠隔地と交易した縄文人。そして弥生人は、朝鮮半島と物々交換をし、計画的に集団墓を造成。「倭国大乱」と環濠集落の意外な関係も明らかに…。考古学の驚くべき最新成果とは！
| 作者 | 山岸 良二 |
|---|---|
| 価格 | 979円 + 税 |
| 発売元 | 河出書房新社 |
| 発売日 | 2022年05月25日 |
『日本史探偵コナン 2 弥生時代 名探偵コナン歴史まんが』
名探偵コナンの歴史まんが、いざ刊行開始！
ごぞんじ名探偵コナンがナビゲートする名探偵コナン歴史まんがシリーズ『日本史探偵コナン』全12巻がいよいよ刊行開始！
「日本史探偵コナン1縄文時代 原始世界の冒険者（タイムドリフター）」
「日本史探偵コナン2弥生時代 ひとりぼっちの女王（リトルクイーン）」
「日本史探偵コナン3飛鳥時代 霧の中の異邦人（ストレンジャー）」
「日本史探偵コナン4奈良時代 裏切りの巨大像（モニュメント）」
「日本史探偵コナン5平安時代 十二単の好敵手（ライバル）」
「日本史探偵コナン6鎌倉時代 五条大橋の相棒（デスティニー）」
「日本史探偵コナン7室町時代 疑惑の花舞台（カーテンコール）」
「日本史探偵コナン8戦国時代 あかね色の落城（カタストロフィー）」
「日本史探偵コナン9江戸時代 幻影の八百八町（メガロポリス）」
「日本史探偵コナン10幕末 暗黒の羅針盤（コンパス）」
「日本史探偵コナン11明治時代 機械仕掛けの記念碑（メモリアル）」
「日本史探偵コナン12昭和時代 焼け跡の綿帽子（タンポポ）」
過去の時代へ飛ばされた少年少女＝タイムドリフターははたして、名探偵コナンの助けを借りて現代へと戻れるのか！？
【編集担当からのおすすめ情報】
いま大人気の歴史学習まんがジャンルの中でも、全12巻ともっともコンパクトにまとまったシリーズです。目にやさしい紙を使いふりがな付きで読みやすく、またとてもやさしい内容なので、小学校入学と同時に日本の歴史にチャレンジしてもらえます。時代ごとに1巻で完結する内容になっていますが、12巻を通して読んでいただくとさらに楽しいストーリーになっています。コラムページもふんだんにあり、楽しく読んでいくうちに歴史の事実にどんどん詳しくなってもらえます！
目次／ようこそ！ 時間冒険の世界へ！／今回の冒険の舞台はココだ！／プロローグ／FILE.1／FILE.2／FILE.3／FILE.4／エピローグ／弥生時代年表
| 作者 | 青山 剛昌/太田 勝/八神 健 |
|---|---|
| 価格 | 1078円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2017年11月27日 |
さあ、これらの作品を手に取ってみてはいかがでしょうか？弥生時代の風情、文化、生活が丁寧に描かれた小説や漫画を、暑い夏の日差しが降り注ぐ午後に味わうのは格別です。また、夏休みという特別な時間を使って、日本独自の歴史や文化、生活について学び直すのも良いと思います。
それぞれの作品が持つ敬愛されるべき美しさ、知識、情緒は、読み手が時間を忘れて夢中になるための設定されています。そして、これはもちろん、これから長い時間を共に過ごすであろう新たな仲間たちに出会うきっかけにもなるはずです。
読後には弥生時代に関する知識が増えるだけでなく、人間の生活や風景、文化に関する理解も深まり、そして何よりも物語のエネルギーが、これからの暑い夏を過ごす上での活力になると信じています。日本という国の太古の記憶を辿る旅に出て、時を超えた先祖たちとの繋がりを感じ取ることで、有意義な夏休みになること間違いなしです。
遠い歴史がここにない物語を生み、途切れることなく現代まで引き継がれ、今、あなたの手の中に託されようとしています。一冊でも、一ページでも、一言でも心に響くものが見つかれば、それはそれで価値のある読書というものです。
半ば強制的に与えられる夏休みという時間を、価値のあるものに変えてくれるでしょう。ページをめくる度に新たな発見があり、想像力を駆り立てるであろう物語たちと共に、素晴らしい夏休みを過ごしてみてください。これらの作品が、あなたの夏休みの友となることを願っています。
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