アフリカ経済を知る本3選
アフリカ経済について学ぶなら、以下の3冊は絶対に外せません。一冊目は、アフリカの経済発展を司った人々の生き様を描いた感動的なノンフィクション。生々しい描写からは、経済を動かす人間の努力や苦悩が伝わってきます。二冊目は、アフリカ各国の経済状況をテーマにしたエッセイ集。データを元に語られる現実は厳しくも、アフリカの可能性を感じさせてくれる一冊です。最後に、一つの企業がアフリカでどのように成長したかを描いた実録ノベル。事業の成功と失敗を通じて、アフリカのビジネスの現場を垣間見ることができます。
『アフリカ経済の真実 資源開発と紛争の論理』
豊富な資源があっても、国民のほとんどが貧しい。外資が開発をしても、豊かになれない。そして、終わりなき紛争と大量の難民…。アフリカは、これから発展する「希望の大陸」ともいわれるが現実は違っており、その貧困には日本を含めた先進国の人々も大きく関わっている。アルジェリア、コンゴ、マダガスカル、マリ、エチオピア、モザンビーク…日本ではあまり知られていない各国の問題点や世界的な搾取の構造を、マクロな視点とフィールドマークで得た経験により明らかにする。
作者 | 吉田 敦 |
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価格 | 1034円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2020年07月08日 |
『躍動するアフリカ 外交官が見た現代アフリカの政治・経済・社会・文化・生活』
長らく外交官としてアフリカに関わってきた著者が、現場で実務に携わりながら実際に見て体験してきた変わりつつあるアフリカの実情を明らかにしていきます。政治・経済・社会について、アフリカの「今」を知る貴重な一冊。
作者 | 森本 真樹 |
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価格 | 2090円 + 税 |
発売元 | ベレ出版 |
発売日 | 2023年06月17日 |
『アフリカのことがマンガで3時間でわかる本 多民族がひしめく無限の大陸』
アフリカと聞いて、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか?野生動物、マサイ、キリマンジャロ、ビクトリアの滝。あるいは、紛争、難民、エイズ、マラリア。民族紛争や宗教対立、病魔に冒された人々の虚ろな目、飢餓に倒れる子どもたちの姿…。ナイロビの高層ビル群が浮かぶ人はわずかでしょう。スーツ姿で颯爽と歩く黒人ビジネスマンの姿やインド系商人の姿、あるいはアフリカ諸国を歴訪する中国の要人の姿を思い浮かべる人はどれだけいるでしょうか?ですが、これらも全てアフリカです。アフリカ大陸は、広大で多様です。日本の約80倍という広大な大陸に、約900もの民族がひしめいているのです。
作者 | 大迫秀樹 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 明日香出版社 |
発売日 | 2006年12月 |
以上、アフリカ経済を知るための3冊をご紹介しました。それぞれ一冊ずつ、時間をかけて、じっくりと読み解いてみてください。普段あまり触れることのないアフリカ経済でも、きちんと理解すれば決して難しい話ではありません。それぞれの本が持つ視点を大切にし、読み進めることで、見えてくるアフリカの経済の魅力や可能性、そしてその謎を解き明かす喜びを感じていただければと思います。
なかには乾いた統計や事実が羅列されている部分もあるかもしれません。それでも、そんな部分にも耐えて読み進めば、その先に広がる新たな視野と理解が待っています。我々が普段目にするニュースやメディアからは得られない、アフリカ経済の真髄にせまることができるのです。各本がそれぞれ持つ視点や考え方をきちんと消化し理解することで、あなたの見える世界が一層広がることでしょう。
世界にはまだまだ知らないことがたくさんあります。それを知ることで、自分自身の価値観や視野が広がるのは、大切な機会です。そして、それぞれの本が持っている深い洞察力や独自の視点を体験することで、私たち自身の知識や考え方も深めることができます。是非、これらの書籍でアフリカ経済を堪能し、新たな視点を持ち帰ってみてくださいね。
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