青山美智子の小説 おすすめ8選 読む順番が気になる人へ☆
日常が一変する出来事や切なる思い出を描いた青山美智子さんの作品は、どれも心に深く響きます。彼女の繊細な筆致と抜群の語彙力が生む文学世界は、現実の縁を行き、さらなる深淵へと誘います。旅先の風景を緻密に描き出す力には特筆すべきものがあります。また、季節感を巧みに表現し、登場人物の葛藤や喜びをリアルに感じさせてくれるのも彼女の作品の魅力。普遍的なテーマを扱う一方で、決して陳腐にならず、読み進めるごとに新たな発見があることでしょう。恋愛、家族、友情といった身近なテーマを見つめ直すきっかけを提供してくれる、そんな作品ばかりですよ。
『月の立つ林で』
2023年本屋大賞ノミネート!!
似ているようでまったく違う、
新しい一日を懸命に生きるあなたへ。
最後に仕掛けられた驚きの事実と
読後に気づく見えない繋がりが胸を打つ、
『木曜日にはココアを』『お探し物は図書室まで』
『赤と青とエスキース』の青山美智子、最高傑作。
長年勤めた病院を辞めた元看護師、売れないながらも夢を諦めきれない芸人、娘や妻との関係の変化に寂しさを抱える二輪自動車整備士、親から離れて早く自立したいと願う女子高生、仕事が順調になるにつれ家族とのバランスに悩むアクセサリー作家。
つまずいてばかりの日常の中、それぞれが耳にしたのはタケトリ・オキナという男性のポッドキャスト『ツキない話』だった。
月に関する語りに心を寄せながら、彼ら自身も彼らの思いも満ち欠けを繰り返し、新しくてかけがえのない毎日を紡いでいくーー。
作者 | 青山 美智子 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2022年11月09日 |
『赤と青とエスキース』
2022年本屋大賞2位
2021年本屋大賞2位『お探し物は図書室まで』の著者、新境地にして勝負作!
メルボルンの若手画家が描いた一枚の「絵画(エスキース)」。
日本へ渡って三十数年、その絵画は「ふたり」の間に奇跡を紡いでいくーー。
二度読み必至! 仕掛けに満ちた傑作連作短篇。
●一章 金魚とカワセミ
メルボルンに留学中の女子大生・レイは、現地に住む日系人・ブーと恋に落ちる。彼らは「期間限定の恋人」として付き合い始めるが……。
●二章 東京タワーとアーツ・センター
30歳の額職人・空知は、淡々と仕事をこなす毎日に迷いを感じていた。そんなとき、「エスキース」というタイトルの絵画に出会い……。
●三章 トマトジュースとバタフライピー
漫画家タカシマの、かつてのアシスタント・砂川が、「ウルトラ・マンガ大賞」を受賞した。雑誌の対談企画のため、二人は久しぶりに顔を合わせるが……。
●四章 赤鬼と青鬼
パニック障害が発症し休暇をとることになった51歳の茜。そんなとき、元恋人の蒼から連絡がきて……。
作者 | 青山 美智子 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2021年11月11日 |
『木曜日にはココアを (宝島社文庫)』
作者 | 青山 美智子 |
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価格 | 704円 + 税 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2019年08月06日 |
『お探し物は図書室まで』
作者 | 青山,美智子,1970- |
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価格 | 不明 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2023年03月 |
『リカバリー・カバヒコ』
新築分譲マンション、アドヴァンス・ヒル。近くの公園にある古びたカバの遊具・カバヒコには、自分の治したい部分と同じ部分を触ると回復するという都市伝説が。アドヴァンス・ヒルの住人は、悩みをカバヒコに打ち明ける。成績不振の高校生、ママ友と馴染めない元アパレル店員、駅伝が嫌な小学生、ストレスから休職中の女性、母との関係がこじれたままの雑誌編集長。みんなの痛みにやさしく寄り添う、青山ワールドの真骨頂。
作者 | 青山美智子 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2023年09月21日 |
『月曜日の抹茶カフェ (宝島社文庫)』
作者 | 青山美智子 |
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価格 | 684円 + 税 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2023年06月06日 |
『鎌倉うずまき案内所』
『木曜日にはココアを』で第1回宮崎本大賞を受賞し、『お探し物は図書室まで』で本屋大賞にノミネートされた人気作家・青山美智子氏の最新文庫です。主婦向け雑誌の編集部で働く早坂瞬は、取材で訪れた鎌倉で、ふしぎな案内所「鎌倉うずまき案内所」に迷いこんでしまう。そこには双子のおじいさんとなぜかアンモナイトがいて……。YouTuberを目指す息子を改心させたい母親。結婚に悩む女性司書。クラスで孤立したくない中学生。気づけば40歳を過ぎてしまった売れない劇団の脚本家。ひっそりと暮らす古書店の店主。平成の始まりから終わりまでの30年を舞台に、6人の悩める人々を通して語られる、心がほぐれる6つのやさしい物語。最後まで読むと、必ず最初に戻りたくなります。
作者 | 青山 美智子 |
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価格 | 825円 + 税 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2021年04月07日 |
『いつもの木曜日』
2021年、2022年本屋大賞2位受賞作家・青山美智子さんが贈る『木曜日にはココアを』に繋がる温かな物語。
累計26万部を突破した『木曜日にはココアを』。その12編の物語に登場したワタル、朝美、えな、泰子、理沙、美佐子、優、ラルフ、シンディ、アツコ、メアリー、そしてマコ。
これは彼、彼女たちがあの日に出会う前の物語。そんな前日譚を田中達也さんが作ったミニチュアとともに読む、絵本のような小説です。カップにココアが注がれるその瞬間を味わってください。
作者 | 青山 美智子/田中 達也 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2022年08月26日 |
それぞれ独特の世界観、鮮やかな人物描写、そして心温まるストーリーが魅力の青山美智子さんの作品。一冊一冊を手に取るたび、新たな風景に出会い、不思議な感動を覚えますよね。それはまるで、言葉の海を泳ぐような感覚。思わず息を飲むようなドラマから、じっと考え込むような深いテーマまで、多彩な内容が描かれています。
青山さんの作品は読む方によって感じ方が変わるのも特徴的。一人ひとりが感じ取るメッセージは、それぞれ異なる色合いを持っていて、その個々の感想がまた新たなストーリーを作り上げるんです。だから、何度読んでも新しい発見がある、それが青山さんの作品の魅力。
そして何より、彼女の作品を読むと、自分自身や人間関係、社会といったものを新たな視点で考えるきっかけになります。読者を試すような描写は、まるで自己啓発書のような効果もありますね。
最後に、青山さんの作品は難解な文体や表現はあまり多くなく、読みやすさも魅力の一つ。初めて彼女の作品に触れる人でも、ストレスなく読むことができると思います。
いかがでしたでしょうか。この中からもし気になる作品があれば、ぜひ手に取ってみてください。きっとあなた自身の心を映し出してくれる一冊に出会えるはずです。青山美智子さんの作品の魅力は、紙面だけに留まらない。それはあなた自身の中にもきっと色鮮やかに広がることでしょう。
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