バーが舞台の小説6選

バーテンダーの孤独な世界に迫るミステリーや、カクテル一杯に込められた人間模様を描いた作品など、バーが舞台の小説は意外と多いんです。そんな中でも、今回は特におすすめする6作品をピックアップ!ジャンルは様々だから、自分の好みに合わせて選んでみてくださいね。酒の知識が深まるもの、心に残るストーリーのあるもの、バーの雰囲気を自宅で感じられる作品、何気ない日常が詰まった作品まで揃えていますので、きっと一冊はハマる作品が見つかるはずです。お気に入りの一冊を見つけて、バーライフを満喫してみてはいかがでしょうか。
『ミッドナイト・モクテル : 飲まないあなたのためのバー』

作者 | ゆきた,志旗 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2022年09月 |
『今夜、すべてのバーで 〈新装版〉』

どうしても酒を飲まずにはいられない人生について。
「この調子で飲み続けたら、死にますよ、あなた」
それでも酒を断てず、緊急入院するはめになる小島容。
ユニークな患者たちとの会話や担当医師との対話、
ときおり訪れる、シラフで現実と対峙する憂鬱、
親友の妹が繰り出す激励の往復パンチーー
「飲む人間は、どっちかが欠けてるんですよ。
自分か、自分が向かい合ってる世界か」
劇作家、ミュージシャン、放送作家、ラジオパーソナリティ、小説家……
尼崎に生まれ、独創的なユーモアで幅広く活躍した中島らも。
実体験をベースに、生と死のはざまで揺らぐ人々を描き、
吉川英治文学新人賞に輝いた著者の代表作が新装版になって再登場!
没後20年を経ていまなお読者の心をつかんで離さない、
すべての酒飲みにささげるアル中小説のロングセラー。
作者 | 中島 らも |
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価格 | 814円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2020年12月15日 |
『探偵はバーにいる』

作者 | 東,直己,1956- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 1995年08月 |
『真夜中のペンギン・バー』

●○● 5人の悩みがほどけたとき、全てが繋がる感動のラストが訪れる! ●○●
風間佐和は落ち込んでいた。高校時代から仲が良く、片想いしていた青年と、急に連絡がつかなくなったのだ。体調が悪いの? 会いに行こうか。でも迷惑……?
悩む彼女は初めてバーを訪れる。この店のマスターはなんとしゃべるダンディなペンギン!? 佐和は驚きつつも、チョコムースのような甘いカクテルと絶品おつまみに感動。さらにマスターからの特別な一杯とその由来に励まされーー。
佐和と4人の思いが温かく解けるとき、全てが繋がる感動が訪れる。さぁ、小さな奇跡とかわいいペンギンが待つバーにようこそ。
*-*-* もくじ *-*-*
プロローグ
一杯目 アプリコットフィズと弾ける恋
二杯目 ブラッディメアリーで掴む勝利
三杯目 ラモスジンフィズに宿る友情
四杯目 親心と兄心とモスコミュール
五杯目 希望のダイキリ
エピローグ BAR PENGUIN
作者 | 横田 アサヒ/のみや |
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価格 | 682円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2020年08月12日 |
『京都なぞとき四季報 : 町を歩いて不思議なバーへ』

作者 | 円居,挽 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2017年12月 |
『いつものBarで、失恋の謎解きを』

作者 | 大石大 |
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価格 | 1673円 + 税 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2021年05月19日 |
以上、バーが舞台となる6つの魅力的な小説をご紹介しました。それぞれが別々の舞台、異なった視点で、バーという共通の空間を描き出しています。各作品を読むごとに、まるで新たなバーを訪れているかのような気分になりませんか?
この6つの物語は、皆さんが普段足を踏み入れないようなバーを案内してくれます。蔵書数千冊の書斎バーや、バーテンダーが人々の悩みを解決するバー、老舗のカクテルバー、そして恋人たちが語らうロマンティックなバーなど、様々なバーの世界を旅する感覚を味わっていただければと思います。
また、人々が集まり、交流を深め、心を開き合う場として描かれるバーは、現実とは違い騒がしさを感じさせない静謐さを備えています。だからこそ、読者はキャラクターたちが話す言葉、表情、仕草、それぞれに心を引き付けられるのです。
読んでいるうちにその場にいるかのような錯覚に陥り、バーカウンターでのひとときを共有することで人々の生活、感情、思考が垣間見えます。それはまるで、いつもと変わらない日常の一部であるかのように。
6作品の中には、バーとその周辺を詳細に描写したものもあり、それぞれに個性と魅力が凝縮されています。どの作品も、読み手がバーのカウンターに座って、飲もうとしているガラスに残る泡を見つめながら、物語に身を任せていけるような作りとなっています。
これらの小説が、皆さんにとってバーを訪れる新たなきっかけとなり、そこに広がる多彩な世界を堪能する一助になれば幸いです。我々は日々、新たな場所、人、経験に出会うことで豊かさを感じます。それが物語を通して体験できるというのは、とても素晴らしいことではないでしょうか。お次にどのバーに行きましょうか。それは、あなた次第。
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