日本の名城を舞台にしたおすすめ歴史小説10選「黒牢城」「のぼうの城」など話題作をご紹介
日本の名城を舞台にした歴史小説、たまりませんよね。壮大な城郭と、そこに絡む人間の生きざま。まるでタイムスリップしたかのような感覚を、読者に与えてくれます。そんな中でも、特におすすめの10話題作をセレクトしました。大河ドラマでも取り上げられる話題の城を舞台にした小説から、一部の歴史マニアが唸るようなマイナーな名城を舞台にした秀作まで、幅広く揃えてみました。週末の読書タイムに、ぜひ手に取ってみてくださいね。語り部のような語り口で、歴史ファンはもちろん、一般の方にも楽しんでいただける作品ばかりです。全てがあなたの心を鷲掴みにすること間違いなしですよ!
『黒牢城 = Arioka Citadel case』
作者 | 米澤,穂信,1978- |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年06月 |
『のぼうの城(上)』
戦国期、天下統一を目前に控えた豊臣秀吉は関東の雄・北条家に大軍を投じた。そのなかに支城、武州・忍城があった。周囲を湖で取り囲まれた「浮城」の異名を持つ難攻不落の城である。秀吉方約二万の大軍を指揮した石田三成の軍勢に対して、その数、僅か五百。城代・成田長親は、領民たちに木偶の坊から取った「のぼう様」などと呼ばれても泰然としている御仁。武・智・仁で統率する、従来の武将とはおよそ異なるが、なぜか領民の人心を掌握していた。従来の武将とは異なる新しい英傑像を提示した四十万部突破、本屋大賞二位の戦国エンターテインメント小説。
作者 | 和田 竜 |
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価格 | 671円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2010年10月 |
『決戦!大坂城』
応仁の乱から始まった戦国の世に終止符が打たれようとしていた。慶長二十年五月、舞台は豊臣秀吉が築いた天下の名城・大坂城。淀君や豊臣秀頼はなぜ散ろうとしているのか。真田信繁ら、戦に巻き込まれた武将たちの生きざまとは。七人の作家が異なる視点から歴史を描く大好評「決戦!」シリーズ第二弾!
作者 | 葉室 麟/木下 昌輝/富樫 倫太郎/乾 緑郎/天野 純希/冲方 丁 |
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価格 | 836円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2017年11月15日 |
『天離り果つる国(上)』
織田信長ら列強が虎視耽々と狙っていたのは、飛騨白川郷に眠る金銀と、そこで密かに生産される塩硝。天下布武へ邁進する信長は、早速、天才軍師・竹中判兵衛の愛弟子・七龍太を白川郷に送り込む。“天空の城”と言われる帰雲城に拠って白川郷を治める城主には、野性的な魅力あふれる姫がいた。「天離る地」と心優しき人々に魅せられた七龍太は、姫と共にこの地を守るため立ち上がる。著者渾身の「戦国エンタテインメント」。
作者 | 宮本 昌孝 |
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価格 | 1210円 + 税 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2023年08月09日 |
『もろびとの空 三木城合戦記』
戦国末期、三木城主の別所長治は、信長に叛旗を翻す。織田勢を率いる秀吉の猛攻に耐え、籠城戦が続くなか、飢えに苦しむ領民は、究極の選択へと追い込まれ…華々しい合戦絵巻の裏側に存在したひたむきな生の物語。
作者 | 天野 純希 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2021年01月26日 |
『江戸城 御掃除之者! 玉を磨く』
「本丸御殿の御掃除を“御掃除屋 武蔵”に任せよ」。目安箱に投函された訴状をきっかけに、江戸城御掃除之者と民間掃除屋の御掃除合戦が勃発!上野の東叡山寛永寺双子堂を舞台に腕比べが行われることになったが、その裏には将軍位争いに遺恨を持つ尾張徳川家の影が見え隠れし…。忍び寄る尾張の魔の手。果たして御掃除合戦の決着は!?御掃除之者の組頭・山野小左衛門ら掃除侍が無理難題に挑む、ユーモア時代小説!
作者 | 平谷 美樹 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2018年03月24日 |
『火天の城』
作者 | 山本,兼一,1956-2014 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2007年06月 |
『虎の城(上) 長編歴史小説』
作者 | 火坂雅志 |
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価格 | 2095円 + 税 |
発売元 | 祥伝社 |
発売日 | 2004年09月 |
『もっこすの城 熊本築城始末』
織田信長の家臣・木村忠範は本能寺の変後の戦いで、自らが造った安土城を枕に壮絶な討ち死にを遂げた。遺された嫡男の藤九郎は家族を養うため、肥後半国の領主となった加藤清正のもとに仕官を願い出る。父が残した城取りの秘伝書と己の才知を駆使し、清正の無理な命令に応え続ける藤九郎ー。戦乱の世に翻弄されながらも、次から次に持ち上がる難題に立ち向かう藤九郎は、日本一の城を築くことができるのか。実力派歴史作家が描く、日本一の城を造った男の物語。
作者 | 伊東 潤 |
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価格 | 2090円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2020年09月30日 |
『天空の城 竹田城最後の城主 赤松広英』
雲海に浮かぶ姿から「天空の城」と呼ばれる竹田城。現在は石垣とわずかな遺構を残すのみだが、この城を完成させたのは赤松広英という武将だった。名門の家に生まれ、少年時代に家督を継いで以来、信長、秀吉、家康と続く戦乱の世を全力で生きた。その真摯な人柄ゆえ領民に愛されるも、三十九歳の若さでこの世を去った。あまり知られていない赤松広英の生涯を丹念に描きだした長編歴史小説。
作者 | 奈波 はるか |
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価格 | 1001円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2019年02月20日 |
以上で、日本の名城を舞台にした見逃せない歴史小説10作品をお届けしました。国内に点在する城郭の壮大さと、そこに生きた人々の生活や感情を描いたこれらの作品。城という空間が、物語の深みや広がりを一層引き立て、いつの時代も人々が抱く想いや葛藤は同じだと感じさせてくれます。
歴史小説は、過去に生きた人々の息づかいを感じさせてくれるだけでなく、その時代時代の社会のあり方や価値観も浮き彫りにしてくれる、まさに学べるエンターテイメントです。知的好奇心をくすぐられながら、登場人物たちと共に時を超えた冒険に出かける感覚は、他のジャンルでは味わえない醍醐味かもしれませんね。
また、これらの作品は自分だけで楽しむのも良いですが、親子や友人内で一緒に読み進め、意見を交わすのも面白いですよ。個々の解釈や感じたことを共有することで、作品への理解が深まり、さらに読書の楽しみが広がります。
さて、これらの作品を読んで、あなたも歴史への興味が湧いてきたでしょうか。もしかすると、実際に足を運んでみたくなるかもしれませんね。それぞれの城がある地域の歴史や風土に触れることで、小説に描かれる景色がより一層リアルに感じられるはずです。
読書だけでなく、思い出作りにもなるでしょう。名城とともに描かれたドラマチックな物語は、あなたをきっと魅了することでしょう。これからも読書の世界を存分に楽しんでくださいね。
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