ブダペストを旅する前に読みたい本4選

ブダペストへの旅をより深く楽しみたいあなたへ。この古都の魅力をさらに引き立ててくれる一冊がきっと見つかります。まずは、街の風情を巧みに描いた名作の評伝。この作品に登場する風景を巡るだけで、ブダペストの街を別角度から感じられるはずです。次に、現代のブダペストを舞台にした物語。この作品は、現地の生活や風俗を知るのにピッタリな一冊です。また、暗い歴史を描いた歴史小説もオススメ。重厚な歴史と文化の層を感じることができます。最後は、ユーモラスな漫画。気軽に楽しめる作品で、ブダペストの魅力を再確認できますよ。
『図説ブダペスト都市物語 (ふくろうの本)』
| 作者 | 早稲田 みか/チョマ ゲルゲイ |
|---|---|
| 価格 | 1100円 + 税 |
| 発売元 | 河出書房新社 |
| 発売日 |
『ハンガリーのかわいい建物』
あなたの知らない絵本のような世界を
この1冊でめぐる
ハンガリーはヨーロッパのほぼ中央に位置する内陸国で、国土は北海道より一回り大きい程度、人口は1千万人に満たない、小さめの国です。
日本人にはあまりなじみのない国かもしれませんが、ハンガリーにはなんとも美しく、かわいらしい意匠の建物が数多くあります。
本書では、19世紀後半から20世紀前半、「オーストリア=ハンガリー二重帝国」のころを中心に、ハンガリーの個性豊かな建物たちを紹介します。
当時のハンガリーはオーストリアと対等な支配側の立場であり、現在の3倍以上の面積がある多民族国家でした。
繁栄期ともいえるこの時期に、西欧各国の建築様式や、ルーツの1つであるアジアの文様、トランシルヴァニアで育まれた民俗モチーフなど、さまざまな要素が融合された建築がいくつも建てられました。
東方と西方の文化の融合地点でもあるハンガリーの街や建物からは、西欧の大国とは一味違った、素朴で大らかな雰囲気が感じ取れます。
独自の建築文化はどのように形成されたのか。その道のりをめぐる旅に、あなたをご招待します。
| 作者 | 水野 貴博/えんがわ |
|---|---|
| 価格 | 1980円 + 税 |
| 発売元 | エクスナレッジ |
| 発売日 | 2024年06月24日 |
『パール街の少年たち』
| 作者 | モルナール・フェレンツ/コヴァーチ・ペーテル/岩﨑 悦子 |
|---|---|
| 価格 | 1620円 + 税 |
| 発売元 | 偕成社 |
| 発売日 |
『』
| 作者 | |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | |
| 発売日 |
これまで4つの作品を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。実際に地を踏まなくても、こうした小説や漫画を通じて、その土地の息吹を感じ、独特の空気を嗅ぐことができます。それが文学の魅力であり、ブダペストの魅力をさらに引き立ててくれるのではないでしょうか。
また、それぞれの作品がブダペストを異なる視点から描いているため、読み終わった後にはそれぞれの作品が彩り豊かなパレットの一色となり、その全てを混ぜ合わせることで初めて完成する、あなただけのブダペストの風景が浮かび上がることでしょう。
そして実際にブダペストを訪れた際には、きっと小説で読んだ情景や、漫画で見た景色が現実のものと重なり、非日常の旅が一層特別なものとなるでしょう。
これらの作品はあくまでも旅の前哨戦。本当の旅はあなたがブダペストの街を歩き、自分の五感で感じ取った瞬間から始まります。そんな旅のお供に、今回紹介した作品が少しでも役立てれば幸いです。
ブダペストはとても魅力的な都市でありながら、一度行けばその全てを知り尽くせるという場所ではありません。だからこそ、何度でも訪れたくなる、魅力に溢れた街なのです。まだ未知の部分を探求する冒険心をくすぐり、次々と新たな発見を提供してくれるでしょう。それが旅の面白さであり、読書の面白さでもあります。
最後になりますが、心豊かな旅があなた自身の人生に新たな風景を描き出すことを願っています。以上、ブダペストを旅する前に読みたい本4選を紹介しました。どうぞ良き旅と良き読書を。
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