雪舟に関する本 おすすめ6選 室町時代の水墨画家
皆さんこんにちは。今日は、室町時代を風靡した天才水墨画家、雪舟に関する本を紹介します。伝統的な日本画を基礎にしながらも、革新的な画風で人々を魅了した彼の世界を描いた作品は珠玉の名作揃いです。その中でも特に鮮やかに彼の人格や思想を映し出した一冊、そして中国での修行を通して自己の芸術観を深化させた過程を描いた作品など、雪舟の奥深さを味わえる本をセレクトいたしました。実在の人物を巧みに描く物語は、当時の世相を知ることもできます。是非、手にとって雪舟の世界に浸ってみてください。新たな発見があることでしょう。
『もっと知りたい 雪舟 生涯と作品』
京都で芽の出なかった、自意識の強い遅咲きの画僧が動乱の胎動期を泳ぎ切り、ついには「画聖」にまつり上げられる……。これが、作品と対峙し、史料やフィールドの研究も長年重ねた著者の率直な雪舟観である。水墨画を極めんと漂泊する天才のイメージからは遠い「人間」雪舟の生涯が、作品とともに生き生きと語られる。
誰にも真似のできない個性をにじませる力強い筆致はとくに晩年に顕著で、代表作の多くが60代後半以降80余歳で没するまでに生まれている。「雪舟は飽きない」という著者の案内で、水墨画の歴史を一変させた巨人の心を感じながら絵を見るのは、まさに極上の楽しみといえる。
作者 | 島尾 新 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 東京美術 |
発売日 | 2012年03月21日 |
『雪舟決定版 : 生誕六〇〇年』
作者 | 島尾,新 山下,裕二 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 平凡社 |
発売日 | 2020年02月 |
『画聖 雪舟の素顔 天橋立図に隠された謎』
もはや、単なる水墨画とは言えないー。雪舟が最晩年に描いた「天橋立図」。そこには、単なる風景だけでなく、あらゆる情報が隠されていた!禅宗の世界と五山文学にはじまり、政治史から芸能、中世神話、日明交渉史から中国の地方誌・寺誌まで、さまざままな情報をもとに雪舟の人生と国宝の一幅の謎を読み解く。
作者 | 島尾新 |
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価格 | 935円 + 税 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2022年04月13日 |
『』
作者 | |
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価格 | 不明 |
発売元 | |
発売日 |
『雪舟の旅路』
作者 | 岡田 喜秋 |
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価格 | 450円 + 税 |
発売元 | 秀作社出版 |
発売日 |
『雪舟はどう語られてきたか』
フェノロサ、岡倉天心の賛美によって、「画聖」と奉られてきた雪舟。一方で、岡本太郎は、「雪舟は芸術ではない」と言い放った。大きく分かれる雪舟への評価…。さまざまに語り継がれてきた雪舟論のエッセンスを凝縮。オリジナル編集による待望の一冊。
作者 | 山下裕二 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 平凡社 |
発売日 | 2002年02月 |
雪舟の才能と彼が残した作品について深く探求した本たちを一通りご紹介させていただきました。戦国時代のかなり動乱の時代に生きながらも、その清らかな心と卓越した技術で世界に影響を与えた雪舟の生涯とは、まさに感動的な物語そのものです。彼の作品を通して、室町時代の文化や風景、そして人々の心情を垣間見ることができます。
それぞれの本が、彼の芸術観や人間性、そして時代背景について多角的に解釈し、それぞれ独自の視点で魅力的に語っています。これらの本を読むことで、ただ美しいだけではなく深遠な哲学や鋭い洞察、そして時には人間の哀しみや喜びまでを描き出すことができた雪舟の真価を理解することができるでしょう。
お好みの一冊を見つけて、ぜひ手にとってみてください。芸術に対する理解が深まるだけでなく、人生観にも新たな洞察を得ることができるかもしれません。素敵な読書時間をお過ごしください。またどこかで、より多くの素晴らしい作品を紹介できる機会があれば幸いです。
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