消えた人の謎!おすすめ失踪事件を追うミステリー小説10選「十角館の殺人」「姑獲鳥の夏」など名作をご紹介

みなさん、こんにちは!今回は、「消えた人の謎」をテーマにしたミステリー小説をご紹介します。これらの作品は、家族や友人、恋人が突如として姿を消してしまうという事件を軸に、息もつかせぬ展開が魅力です。たとえば、ある豪華な洋館を舞台に、凶器も、動機も、犯人の手がかりさえも失われた密室事件が展開する作品や、田舎町で起きる連続失踪事件と、それに立ち向かう少女の活躍を描く作品などがあります。確たる証拠が何もない状況から、主人公たちがいかに真実を解き明かしていくのか。その過程と結末は、読む者をスリルと驚きで満たします。ミステリー好きなら、ぜひこれらの作品を読んでみてくださいね。
『十角館の殺人 <新装改訂版>』

十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける! 1987年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。(講談社文庫)
すべてはここから。清冽なる新本格の源流!大学ミステリ研究会の七人が訪れた十角形の奇妙な館の建つ孤島・角島。メンバーが一人、また一人、殺されていく。「十角館」の刊行から二十年。あの衝撃を再び!
本書は、カバーとほぼ同サイズの帯を含む帯付きのものがお手元に届く場合がございます。
帯は宣伝物の一部ですのでご指定いただくことはできません。」
プロローグ
第一章 一日目・島
第二章 一日目・本土
第三章 二日目・島
第四章 二日目・本土
第五章 三日目・島
第六章 三日目・本土
第七章 四日目・島
第八章 四日目・本土
第九章 五日目
第十章 六日目
第十一章 七日目
第十二章 八日目
エピローグ
作者 | 綾辻 行人 |
---|---|
価格 | 946円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2007年10月 |
『文庫版 姑獲鳥の夏』

この世には不思議なことなど何もないのだよーー古本屋にして陰陽師(おんみょうじ)が憑物を落とし事件を解きほぐす人気シリーズ第1弾。東京・雑司ヶ谷(ぞうしがや)の医院に奇怪な噂が流れる。娘は20箇月も身籠ったままで、その夫は密室から失踪したという。文士・関口や探偵・榎木津(えのきづ)らの推理を超え噂は意外な結末へ。京極堂、文庫初登場!
作者 | 京極 夏彦 |
---|---|
価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 1998年09月15日 |
『すべてがFになる』

作者 | 森博嗣/浅田寅ヲ |
---|---|
価格 | 712円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎コミックス |
発売日 | 2007年06月 |
『行方不明者』

埼玉県蓮田市、黒沼の畔に建つ二つの名家で起きた一家惨殺事件と失踪事件。ライターの五十嵐みどりは取材を通じて四人家族の闇を浮き彫りにしていく。一方、戸田市では謎の連続通り魔事件が発生。売れない推理作家の「僕」は、小説の取材にと容疑者の尾行を開始する。二つの事件が交錯する驚愕のサスペンス。
作者 | 折原 一 |
---|---|
価格 | 733円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2009年09月04日 |
『失踪者 (講談社文庫)』

作者 | 下村敦史 |
---|---|
価格 | 858円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2018年09月14日 |
『火車』

作者 | 宮部,みゆき,1960- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 1998年02月 |
『占星術殺人事件』

作者 | 島田,荘司,1948- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2013年08月 |
『失踪の果て』

中年の大学教授が大学からの帰途に失踪し、赤坂のマンションの一室で首吊り死体で発見された。自殺か他殺か。表題作の他、「額と歯」「やさしい地方」「繁盛するメス」「春田氏の講演」「速記録」の計6編。
作者 | 松本 清張 |
---|---|
価格 | 770円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 1987年10月12日 |
『狼と兎のゲーム』

作者 | 我孫子,武丸,1962- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2015年10月 |
『アガサ・クリスティー失踪事件』

作者 | Gramont,Ninade 山本,やよい,1949- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2023年04月 |
失踪という謎を描く作品たちは、その消え去った存在が登場人物たちにとってどれほど重要であったか、またなぜ彼らが消えてしまったのかという真相を追いかける旅が織りなす一大絵巻なのだと思います。この一覧でご紹介した小説たちは、端的に言って「面白い」だけでなく、深淵なまでの人間ドラマが描かれています。
また、消失という事象は、他の人の人生を影響し、人間の弱さだけでなく強さをも描き出す舞台となり得るんですね。思い返せば、あの登場人物が消えていなければ、その後の展開は一体どうなっていたのでしょうか。そう考えれば、ほんの少しの違いでストーリーは一変する。そんな「もしも」を感じられるのも、消失テーマの魅力の一つだと思います。
その道筋に彩られる鮮やかなキャラクターワークも見逃せません。彼ら彼女らが綴る様々な感情の線引き、人間の振り幅を揺らめかせる描写は、読者を深く物語へと引き込みます。一人の人間が消えたことで、見えてくるものもまた異なる。その違いを楽しむのもまた、このテーマならではの醍醐味でしょう。
今回ご紹介した作品たちは、そんな「消失」に焦点を当てた作品の中でも特に読み応えのある10冊をピックアップしました。それぞれが一筋縄ではいかない展開を見せてくれますから、一つずつ時間をかけて読んでいくのがおすすめです。ドキドキワクワクしながら、推理を楽しみつつ、作品わざお楽しみくださいね。
これからどの作品を手に取るにせよ、どこかで誰かが消えてしまう。そんな不思議とスリルに満ちた世界が、みなさんを待っています。ミステリーの世界に飛び込んで、心地よい興奮を味わってみてください。そして、どうぞその感動を語り続けてください。それがきっと、新たな作品に出会うきっかけになることでしょう。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。