男らしさを考察した本 おすすめ6選 歴史や終焉など

男らしさ、とは何でしょう。本来の力強さや頼れる存在感か、はたまた変わりゆく時代と共に新たに模索される柔軟さか。今回は、男らしさを描きつつ、その本質や役割、時の流れとの関係を考察した6冊の本をご紹介します。時代背景に縛られず、革命家や戦士、家庭の主からサラリーマンまで、多種多様な視点から描かれた男性像に、思わず感じ入ること間違いなし。また、その終焉と再生を描く作品もピックアップ。男らしさの本質を追求したい方、必読です。
『その〈男らしさ〉はどこからきたの? 広告で読み解く「デキる男」の現在地 (朝日新書)』
| 作者 | 小林美香 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 朝日新聞出版 |
| 発売日 | 2025年08月12日 |
『入門 男らしさの歴史』
「人は男に生まれるのではない。男になるのだ」と言えます。 そして、時代が変われば、男らしさも変化します。 ……それをとらえるのが男性史研究です。そこでは英雄や偉人も登場しますが、男らしく生きる/生きようとする「普通の」男性も、男らしさに苦しむ男性も、男らしさから落伍した男性も重要な研究対象です。
――「はじめに」より
・男もハイヒールをはくのか
・決闘に応じるのは男の名誉か
・徴兵を拒むのは臆病か
男はいつの時代も変わらない?
| 作者 | 弓削尚子/著 |
|---|---|
| 価格 | 940円 + 税 |
| 発売元 | 筑摩書房 |
| 発売日 | 2025年09月11日 |
『〈男らしさ〉のゆくえ 増補版 男性性の文化社会学』
現代社会の変容とともに、男性性にも揺らぎが生じている。本書では、男性たちを呪縛してきた〈男らしさ〉の問題を、近代社会の構造と重ね合わせて分析する。固定的な男性性にとらわれてきた男性たちを、ひとつではない〈男らしさ〉へと解放する。
・日本における男性学・男性性研究の草創期の成果を30年ぶりに増補版として刊行。あらたに二つの章を追加し、男性学・男性性研究や男性運動の近年の潮流についても紹介する。
| 作者 | 伊藤 公雄 |
|---|---|
| 価格 | 3080円 + 税 |
| 発売元 | 新曜社 |
| 発売日 | 2025年08月17日 |
『男のイメージ : 男らしさの創造と近代社会』
| 作者 | Mosse,GeorgeLachmann,1918-1999 細谷,実,1957- ほか |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 中央公論新社 |
| 発売日 | 2024年03月 |
『男らしさの終焉』
| 作者 | グレイソン・ペリー/小磯洋光 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | フィルムアート社 |
| 発売日 | 2020年06月26日 |
『戻れないけど、生きるのだ 男らしさのゆくえ』
ひとりの青年が、とまどい、ゆらぎ、つまずきながら、夫になり、父になる成長物語。その率直さに胸を衝かれる。男性が本書から学ぶことは多いだろう。──上野千鶴子
このひとの書くものはブレない。それはたぶん、自分の立ち位置と付与された力を厳しすぎるくらいに点検することを忘れないからだ。──信田さよ子
フェミニズムから受け取った重たい宿題。これからの〈俺たち〉へ。
男らしさや男性性にまつわる当事者研究として各メディアで話題となった『さよなら、俺たち』に続く最新ジェンダー・エッセイ集。ジェンダーの先にある人間の生き方、幸福を探求する。
人生の価値は、人生の豊かさは、どれだけ何かに心を揺さぶられたかでおそらく決まる。ジェンダーとは生き方や在り方に直結する問題で、私たちの言動や感受性のOS(オペレーション・システム)として機能しているものだ。そこに変化を加えようとすれば、当然ながらいろんなところがギリギリ軋む。そのストレスや不快感はバカにならず、反動的なエネルギーが生じたって不思議ではない。だからこそ思う。俺たちは頭で考えてるだけでは変われない。そのためには何かに圧倒され、言葉を失い、放心状態になるような体験を重ねることが重要で、内省も責任も、ケアも覚悟も、抵抗も希望も、きっとそういう時間から生まれるはずだ。もちろん本やドラマだけじゃない。恋愛にも、子育てにも、仕事にも、旅にも、生活にも、友達とのお茶にも、そんな感動は宿っている。「昔のほうがよかった」「ずいぶん息苦しい時代になった」「あの頃に帰りたい」って気持ちは誰の中にもあると思うけど、進んでしまった時間を、変化してしまったものを、元に戻すことはもうできない。それでも毎日は続くし、何かに心を震わせながら生きていくことは全然できる。さよならした時間に戻ることはできないけれど、男らしさの危機が叫ばれるこの時代を、俺たちはこれからも生きるのだ。
(「戻れないけど、生きるのだ」)
1 〈男〉とフェミニズム──シスターフッドの外側で
2 我は、おじさん──男性優位社会と中年世代の責任
3 被害と加害と恥と傷──泣いてる〈俺〉を抱きしめて
4 平成から遠く離れて──生産性の呪いと自己責任社会
5 家父長制への抵抗──結婚と家族、ジェンダーの呪縛
6 これからの〈俺たち〉へ──beingの肯定
| 作者 | 清田 隆之 |
|---|---|
| 価格 | 2090円 + 税 |
| 発売元 | 太田出版 |
| 発売日 | 2024年12月24日 |
以上、歴史や終焉に生きた男たちの"男らしさ"を描いた6つの作品をご紹介しました。彼らの生きざまには、時に堅牢な意志、時に繊細さ、そしてなにより絶え間ない探求心が溢れています。それらはまさに、極めるだけの忍耐力、挫折に立ち向かう稲妻のような勇気、思いを形にする芸術家的才能といった、"男らしさ"の再定義を可能にする要素と言えるかもしれませんね。
何が彼らを動かし、何を胸に秘めてその道を歩いたのか。それぞれの想いがつまった彼らの物語を、ぜひ多角的に味わっていただきたいと思います。一方で、これらの作品が映し出すのは、"男らしさ"だけではありません。人間としての葛藤や喜び、そして時には挫折といった共通の感情を描いているものもたくさんあります。それこそが、これらの作品が色褪せることなく、多くの人々に読み継がれている理由なのかもしれませんね。
最後になりますが、これらの作品を通じて、自分自身の"男らしさ"を再考する機会を持っていただけたら幸いです。時代や文化により表現や定義が変わる"男らしさ"ですが、それぞれが持つそのオリジナリティこそが、最も魅力的なのかもしれません。ぜひ、これらの作品とともに、自己の在り方について考えてみてはいかがでしょうか?
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