フランス革命を大胆にアレンジした漫画10選
フランス革命と言えば、ジャンヌ・ダルクやナポレオンといった歴史的英雄たちが大活躍する舞台ですよね。しかしこちらの10作は、そんな歴史的英雄たちを描く一方で、大衆の視点からの物語も巧みに描かれています。常識を覆す新たな解釈や緻密な時代背景、実在の人物に基づくキャラクター達が魅力の邦画から、独自のシナリオと鮮烈なビジュアルが癖になる海外作まで、フランス革命の魅力を多角的に描いた漫画たちが揃っています。歴史好きでも、初心者でも楽しめる作品ばかり。フランス革命そのものの魅力だけでなく、独自の解釈でアレンジされた世界に触れてみてください。終わりまでハラハラドキドキの展開が待っていますよ。
『断頭のアルカンジュ 1巻 【特典イラスト付き】 (ゼノンコミックス)』
| 作者 | メイジメロウ/花林ソラ |
|---|---|
| 価格 | 330円 + 税 |
| 発売元 | コアミックス |
| 発売日 | 2022年05月20日 |
『第3のギデオン（１） (ビッグコミックス)』
| 作者 | 乃木坂太郎 |
|---|---|
| 価格 | 759円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2015年11月27日 |
『ベルサイユオブザデッド（1）』
パンが無ければ「肉」を喰え。暗黒譚開幕。
婚姻のためオーストリアからフランスへと
向かったマリー・アントワネット一行。
しかしその道中で「不死者」の群れに襲われてしまう。
密かに同行していたマリーの双子の弟・アルベールは
姉の危機を前に、尋常ならざる決断をするがーー？
革命の歴史を暗黒色の血で塗り替える、
新たなダークファンタジー開幕！
【編集担当からのおすすめ情報】
世界の偉人のクローンのみが通う学園を舞台とした
新世代SFファンタジー『放課後のカリスマ』の作者・
スエカネクミコ氏が満を持して描き出すのは……
ベルサイユ宮殿を舞台とした「オブザデッド」作品！
革命前夜のフランスに降り立ったマリー・アントワネット、
絢爛豪華なドレスの奥に隠されている秘密とは？
連載前にフランス取材を敢行、さらにシナリオ協力には
前島賢氏を迎え万全の態勢で執筆されたダークファンタジー、
ぜひともご一読ください！
| 作者 | スエカネ クミコ |
|---|---|
| 価格 | 607円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2017年01月12日 |
『イノサン（1）』
18世紀、「自由と平等」を望み、現代社会の出発点となったフランス革命。その闇に生きたもう一人の主人公シャルルアンリ・サンソン。彼は、パリで死刑執行人を務めるサンソン家四代目の当主。その過酷な運命に気高く立ち向かった“純真”を描く、歴史大河の開幕──!!
| 作者 | 坂本眞一 |
|---|---|
| 価格 | 565円 + 税 |
| 発売元 | 集英社 |
| 発売日 | 2013年06月19日 |
『殉国のアルファ〜オメガ・ベルサイユ〜（1）』
波乱と愛…フランス革命×オメガバース開幕
王族、貴族、平民の身分差に加え、
α、β、Ωの3つの性が人々を支配する、18世紀フランス パリ──。
兄の仇・赤い瞳の男を殺そうと復讐に燃える少女フランは
男を追ってベルサイユ宮殿に潜入する。
“愚鈍なる王・ルイ”と“淫乱の王妃・アントワネット”が住まう壮麗な宮殿…
そこでフランが出会ったのは、別世界の住人のような美しい男。
刹那、男とフランは、互いを求め合う情欲に突き動かされる…！
雲が途切れ、2人を照らすように月明かりが差し込む…
瞬間、男の瞳が赤く染まっていき！？
この熱は恋…？それとも、ただの本能…？そしてこの男の正体とは…！？
革命と陰謀が渦巻く、壮麗ファンタジー!!
【編集担当からのおすすめ情報】
『ぴんとこな』の嶋木あこ先生が挑む、フランス革命とオメガバースの奇跡のフュージョン…面白くないわけがない！！
超美麗な画力で描かれる、豪華絢爛なベルサイユと美しきキャラクターたち。
軽快なテンポで読めてしまうのに、しっかり重厚なストーリー。
歴史好きにとっては「これ…知ってる」とほくそ笑んでしまう仕掛けも満載。
※もちろん本作は、歴史に興味が無くてもまったく問題なく読める、ファンタジー作品です！
そして、「“オメガバース”…聞いたことがある」という方も、そうでない方にも、本作はオススメ。
男女とも子供が産めるとしたら？
生まれながらに容姿・能力に恵まれた希少種に生まれたら？
…ということだけ、ご興味を持っていただけら十分です。
恋愛、陰謀、格差、運命、異能、愛憎…
男女の垣根無く、サラッと読めて深読みできる、新しい歴史ファンタジーの幕開けです！
| 作者 | 嶋木 あこ |
|---|---|
| 価格 | 499円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2021年09月24日 |
『傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン 1』
18世紀フランス革命前夜。平民の出ながら、ベルサイユ宮殿で貴族以上の権勢を誇る“仕立て屋”がいた。彼女の名はローズ・ベルタン。悲劇の王妃マリー・アントワネットの寵愛を受け、革命の波にのまれていった、ファッションデザイナーの祖と称される人物の物語。
| 作者 | 磯見 仁月 |
|---|---|
| 価格 | 748円 + 税 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2019年07月09日 |
『ルイ16世に転生してしまった俺はフランス革命を全力で阻止してアントワネットと末永くお幸せに暮らしたい（1）』
原作は第8回ネット小説大賞受賞作！
歴史シミュレーションゲームにハマる男、30代、独身。
ある日、酒を飲みながらゲームで遊んでいたところ、急に眠くなり寝落ち、目が覚めると豪華絢爛なヴェルサイユ宮殿の中を歩いていた。
男はなんと、近世フランスのルイ16世に転生したのだった！
| 作者 | いの |
|---|---|
| 価格 | 748円 + 税 |
| 発売元 | 一二三書房 |
| 発売日 | 2022年02月15日 |
『マリー・アントワネットの料理人（1）』
| 作者 | 里見桂/白川晶 |
|---|---|
| 価格 | 565円 + 税 |
| 発売元 | 集英社 |
| 発売日 | 2008年10月 |
『【全巻】ベルサイユのばら 1-14巻セット』
『ベルサイユのばら』は1972年に週刊マーガレットで連載開始以来、40年余にわたって愛読されるロングセラー。フランス革命を背景に展開される人間ドラマは、マリー・アントワネット、オスカル、フェルゼンの出会いから始まった!
| 作者 | 池田 理代子 |
|---|---|
| 価格 | 7843円 + 税 |
| 発売元 | 集英社 |
| 発売日 | 2024年11月 |
『杖と翼（第1巻）』
| 作者 | 木原敏江 |
|---|---|
| 価格 | 691円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2006年06月 |
これらの素晴らしい作品を通じて、フランス革命という歴史的な出来事が今も生き続けていることを感じていただけましたでしょうか。そして、それぞれの作者の視点や解釈によって新たなフランス革命の姿が生まれていることにも気づいたのではないでしょうか。フランス革命は語り尽くされることのないテーマで、それを描いた作品たちはいつも、私たちを驚かせ、感動させ、考えさせてくれます。
それぞれの漫画は、登場人物たちの壮大な人生のドラマを描いています。彼らが紡いでゆく物語の中には、王と民衆の対立、貴族の堕落と平民の台頭、自由と平等に燃える青年たちの熱情、そして革命がもたらす混乱と悲劇がリアルに描かれています。それぞれがフランス革命という大舞台の中で繰り広げる生き様は、まるでその時代を生きたかのような感覚を私たちに与えます。
しかし、それぞれの作品が描いているフランス革命は、単に過去の事件を描いたものではありません。それぞれに独自のフィルターを通した解釈と創造性が加わることで、革命の全く新たな面が現れるのです。彼らの手によって、古き良き時代の伝説が現代の物語として蘇り、そして新たな視点から解釈されるのです。
このリストで紹介した作品は10冊ですが、フランス革命を描いた漫画はこれだけにとどまりません。それぞれの作風、テーマ、視点が異なるたくさんの作品があります。フランス革命を舞台に繰り広げられるさまざまなストーリーを楽しみながら、歴史の深みと多様性を感じてみてください。
私たちが読むそれぞれの作品が、自分自身の中のフランス革命のイメージを豊かにし、そして新たな視点をもたらしてくれることでしょう。そして何より、その作品を通じて、フランス革命という出来事が私たちに今何を語っているのかを見つめ直す機会になればと思います。それが、この10冊の作品を紹介した意図です。ぜひ、自分の手にとって、その世界を体験してみてください。
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