アルメニアの文化を知る本4選

アルメニアの豊かな文化を見るなら、まずはこの4つの本から!歴史小説から始めて、細部にまでこだわった描写で、アルメニアの風土や食文化がよく描かれています。続いて異なる視点で見たアルメニアを描いた、現代作家の作品を。読むほどにその美麗な風景と厚みのある人々の生活に引き込まれます。次に、高名な詩人が書いた感動的な恋愛物語。永遠の愛を誓うシーンは、アルメニアのロマンチックな一面を見せてくれます。最後に、ユーモラスな視点からアルメニア様々な日常を描いたコミックエッセイも見逃せません。どれも心に残る作品ばかりですよ。
『アルメニアを巡る25の物語 = Discover Armenia in 25 stories : 駐日大使が語る遠くて近い国、古くて新しい国』

作者 | Pogosyan,GrantR.,1953- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 和器出版 |
発売日 | 2017年12月 |
『TRANSIT. 62号』

作者 | |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2023年12月 |
『海のアルメニア商人 アジア離散交易の歴史』

有史以来、アルメニアは次々と勃興する帝国のはざまで侵略を受け、「ディアスポラ(離散)」という運命に晒されてきた。
離散したアルメニア人たちは、近世のユーラシア大陸では「陸の巡回商人」として活躍していたが、近代になると「海の商人」に変貌し、インド・東南アジアを経て、香港や上海、日本にまで到来していたことが調査により明らかになった。
彼らは各地でどのようにコミュニティを築き、いかに生き抜いてきたのかーー。
インド、マレーシアなどでの資料収集、墓碑調査、インタヴューをもとに、アルメニア商人たちの姿をアジア交易の視点から鮮やかに描き出す。
重松伸司(しげまつ しんじ)
歴史学者。
追手門学院大学名誉教授。
「マレーシアおよびシンガポールにおけるインド移民社会の形成と変容」をテーマに博士号取得(文学)。
著書に『マラッカ海峡物語 ペナン島に見る多民族共生の歴史』(集英社新書)、『マドラス物語ーー海道のインド文化誌』(中公新書)など。
作者 | 重松 伸司 |
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価格 | 1155円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2023年04月17日 |
『アルメニアを知るための65章』

作者 | 中島偉晴/メラニア・バグダサリヤン |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 明石書店 |
発売日 | 2009年05月 |
以上、私たちが今回ご紹介させていただいたアルメニアの文化を知るための本4選、どれも私たちが本当に心からオススメする作品ばかりです。それぞれがアルメニア独自の魅力と深い歴史への洞察を、異なる角度から解き明かし、読めば読むほど引き込まれる世界がそこに広がっています。
グルメ本、歴史本、市民目線の紀行文、そして受け継がれる伝統文化に焦点を当てた作品。これら4つの本が、それぞれの視点からアルメニアについて語り続けてくれます。それらを通して、あなたがアルメニアの文化に少しでも興味を持ってくださったならば、それが私たちがこの企画を通して望む最大の成果です。
皆様がこれかのテキストを通じて、これまで知らなかったアルメニアの魅力に触れ、その厚みと深みを感じていただけたら幸いです。アルメニアという小さな国が持つ、見えにくいけれど確かに存在する色彩豊かな文化を、ぜひご自身の目で確かめてください。
そして、これらの本を読むことで、自分だけのアルメニアという新たな世界が見つけられ、またここから他の国への興味が湧いたり、世界観が少しでも広がりますように。今回の本4選をきっかけに、より多くの本へ手を伸ばし、自分だけの世界を広げていってもらえたら、これ以上の幸せはありません。
ここまでお付き合いいただき、誠にありがとうございました。次回のおすすめ本紹介も、どうぞお楽しみに。
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