老害を知り、老害にならないための本5選
それでは、はじめにある小説をご紹介します。社会の枠からはみ出した老人が主役で、活躍する様子は老いても素晴らしく生きられることを教えてくれます。次に、ソーシャルイシューを描いた作品。ここでの主人公の挑戦は、私たちの価値観を革新する力があります。また、年齢とともに人間関係がこじれることを描いた一作も。冷静な視点で描かれるそのリアルさは、読む者の心を掴みます。ちょっと一息つきたい方には、ユーモラスに老害問題を描いた作品もありますよ。最後に、多様な視点から老人を描くアンソロジー。さまざまな老害の姿を通して考えを深められます。いかがでしょうか。
『メンターになる人、老害になる人。』
作者 | 前田康二郎 |
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価格 | 不明 |
発売元 | インプレス |
発売日 |
『話し方で老害になる人尊敬される人』
作者 | 五百田,達成 |
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価格 | 不明 |
発売元 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
発売日 | 2024年06月 |
『「老害の人」にならないコツ』
数多くのベストセラーを出してきた、カリスマ医師の著者が
診療などで接してきたで10万人以上の高齢者との体験、
さらに国内外の膨大な医学論文やデータから導き出した
「嫌われない老人」になるための方法を紹介する1冊です!
まず、質問です。次のどれかにあてはまりますか。
◎ついつい「いや」と答えることがある
→ とにかく否定から入ってしまいがち
◎気がつくと自分の話をしている。人の話を聞くのが苦手
→ 自分自身のことや自慢話が好き
◎いつの間にか大声になっていることがある。なんでもないことにイラつく
→ 性格的にカッとしやすい
◎人からほめられるとうれしくなる
→ 自己肯定感が低く心をこじらせぎみ
どれかに心当たりがあれば、いまは老害でなかったとしても、
いずれ「老害の人」になる可能性が大きいです。
老害だと思っていないあなたが、すでに老害かもしれません!
でも、ちょっとした「コツ」で「幸せな老人」になることはできます。
ぜひ、本書を読んでください。
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老害は、その人の元来の性格がもたらす「心の癖」だと思っています。
「心の癖」とは、怒りやすい人とか神経質な人とか、
そういう生まれつき備わっている行動特性のことです。
もともとの性格や思考を変えることは難しい。
というより、ほぼできないと考えたほうがいいでしょう。
でも、「癖」すなわち「行動」は、そこに意識を向けることにより、
自分で直すことができます。改善させることはおおいに可能なのです。
この本では、世の中で実際に起こった“老害エピソード”をもとに、
ちょっとした解決の「コツ」を紹介していきます。
作者 | 平松類 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | アスコム |
発売日 | 2024年05月08日 |
『怒れる老人 あなたにもある老害因子』
社会問題化する「キレる高齢者」の真相と特徴を専門家が徹底解説!
高齢者(65歳以上の人のことを指すーーー世界保健機関)が怒りっぽくなる理由には「身体的理由」「社会的理由」「個人的理由」という3つの側面がありますが、本書では「社会的理由」と「個人的理由」にスポットをあてて、アンガーマネジメントの見地から、その怒りの真相をひもときます。「老害」「昭和型上司」「ご近所トラブル」「カスハラ」「孤独」「承認欲求」などのキーワードと、年齢問わず誰の中にも「老害因子」が潜んでいるという指摘&対策法が、この問題が他人事でないことを教えてくれます。
高齢者のトリセツにとどまらない、令和の時代にふさわしい1冊が登場です!
1章 なぜ高齢者は怒りっぽいのか
高齢者は本当に怒りっぽいのか/高齢者が怒りっぽくなる身体的な理由/高齢者が怒りっぽくなる社会的な理由/怒りが生まれる仕組み/無駄に怒らないための方程式/高齢者が怒りっぽくなる個人的な理由
2章 人はなぜ怒るのか
「怒られる=あなたへの攻撃」とは限らない/怒る人が本当はしなければいけないこと/怒る人への対処の基本
3章 ケースでわかる「キレる高齢者」との付き合い方
ケース1:公共の場でキレる高齢者に対して/ケース2:カスハラしてくる高齢者に対して/ケース3:パワハラしてくる昭和型上司に対して/ケース4:ご近所の迷惑高齢者に対して/ケース5:折り合いの悪い義父母に対して/ケース6:認知症で介護が必要な親に対して
4章 老害になる人、ならない人
あなたの中の老害因子/執着/孤独感/自己顕示欲
5章 キレる高齢者にならないために今からできること
執着を手放す/孤独感を手放す/自己顕示欲を手放す
作者 | 安藤 俊介 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 産業編集センター |
発売日 | 2021年06月15日 |
『年長者の作法 「老害」の時代を生きる50のヒント 老いに親しむレシピ』
年を重ねることが、楽しくなってくる本! “50代以降の生き方”の教科書、第2弾(「老いに親しむレシピ」シリーズ)。
小笠原家総領家第32代当主・小笠原流礼法宗家の小笠原忠統氏から免許皆伝を受けた礼法家が、「老害」批難のあふれる時代にシニアが快適に生きる方法──「老害」ではなく「老福」になる生き方を伝授。
若者からは「老害」認定されるも、シニア層からは絶大なる人気を誇る梅沢富美男さんも本書を推薦!
「老害」なんて言われても気にしない! 老いていく自分をゆるして、年を重ねてきたからこそできる“ふるまい”で、やっていきましょうよ。(梅沢富美男)
若者たちができる“ふるまい”と、年長者だからこそできる“ふるまい”は、おのずと違うもの。
年を重ねたからこそ実践したい「年長者としてのふるまい」から、「年長者にこそ必要な『対人関係』のコツ」「孤立を防ぐ『縁』のつくり方」「人生の最期に備える覚悟」まで、老いれば老いるほど幸せになれる方法を徹底紹介。
内館牧子さんのベストセラー小説『老害の人』を読んで、自らのふるまいを見直そうかと考えた人、老親のふるまいを見直してもらおうと考えた人も必読!
年を重ねることの難しさを教えられ、励まされ、そして明日からの実生活にとても役立つ、中高年層必読の一冊。冠婚葬祭業の会社を経営しながら、小笠原流の礼法家としても活動する著者が、これまで多くの魅力的な高齢者と出会い、学びを得た経験も加えて、これからの高齢者が気持ちよく暮らしていくための考え方、日々のふるまい方・作法を徹底紹介。
何歳になろうとも、学びはある!
老親へのプレゼントにも最適!
(本書「はじめに」より抜粋)
ふだんのわたしは、冠婚葬祭業の会社を経営しながら、人間尊重の精神である「礼」や、それを形にした「作法」を重んじています。小笠原流の礼法家としても活動しています。これまで多くの魅力的な年長者の方々と出会い、学びを得た経験からも、この先の人生を豊かにするためには、「礼」や「作法」が必要であると痛感します。
一方で、世間では「老害」などという言葉が使われています。人は老いるほど豊かになる「老福」をめざせる、というわたしの考え方とは相容れません。社会はもちろん、年長者自身も老いを前向きにとらえることができなくなっているようです。
そこで、年長者が穏やかに、かつ毅然と生きる道を示すべく、この本を書きました。みなさまの「老福人生」の良きガイドブックになれば幸いです。
一条真也
作者 | 一条 真也 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 主婦と生活社 |
発売日 | 2023年10月13日 |
ついに私たちがお勧めする「老害を知り、老害にならないための本5選」のご紹介も終わりですね。一冊一冊、話題になる作品ばかりを集めてみました。しっかりとしたメッセージ性を持つ作品たち、どれも心に深く響くものばかりですよね。
さて、皆さんはどの作品が一番印象に残りましたか?この記事を書きながら、私自身も再びその作品たちに触れることができて、とても有意義な時間になったことを報告させていただくとともに、その中でも苦笑いしながらも共感する場面が随所に見受けられたこと、そしてそれが読み手の私たちに与える刺激が、一つの社会問題として「老害」という語を考察するきっかけになったんだと思います。
「老害」は一見、ちょっと辛口な言葉ですが、自分たちが社会の中で再評価するべきであり、また他者から見てそのような認識を持たれないような存在になるべきだという示唆も含まれています。それを体現したのが、今回ご紹介した5つの作品です。
でも、ここで大事なのは「老害」を避けることだけではなく、自分自身がより良い人間になるためのキッカケとしてこれらの作品を読むことだと思います。それぞれの作品は、読む者に自己反省や社会への理解、普遍的な人間の価値を問いかけます。だからこそ、具体的な生活の中で「老害」と対峙することなく、より豊かな人生を送るための指南書ともなり得るのです。
皆さんもぜひ、ご自身のライフスタイルにフィットする一冊を見つけてみてください。きっと自分自身を見つめ直す新たな気づきが待っているはずです。そしてそれは決して「老害」にならないためだけでなく、これからを生きる私たち全てにとって、これ以上なく大切な課題なのですから。
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