日本の思想に関する本 おすすめ8選 日本人の考え方とは?
日本の思想に興味ありませんか?一口に日本の思想と言っても奥深いんですよ。例えば、武士道精神や和の心、自然への敬意はどこからきたんでしょう?それを解き明かす本がここにあります。さらに、われわれ日本人が何故、あの特有の「対人関係への配慮」や「空気を読む」性格を持っているのかも分析してみましょう。特に近代から現代にかけての社会変革によって、大きく姿を変えた日本人の生き方や価値観についても触れています。これらの本を読めば、あなた自身が日本人であるからこそ気付かない日本の思想の深層に触れられるでしょう。是非、手に取ってみてくださいね。
『日本人は何を考えてきたのか 日本の思想1300年を読みなおす』
礼賛でも、自虐でもない自分の国の正しい姿を知ろう!古事記、仏教、禅、武士道、京都学派…日本思想のポイントが“ざっくり”わかる入門書。4つのポイントで日本を読みとく。
| 作者 | 齋藤孝(教育学) |
|---|---|
| 価格 | 1650円 + 税 |
| 発売元 | 祥伝社 |
| 発売日 | 2016年03月02日 |
『ニッポンの思想 増補新版』
浅田彰・中沢新一・柄谷行人・蓮實重彦から、福田和也・大塚英志・宮台真司をへて、東浩紀・國分功一郎・千葉雅也まで。現代の思想と批評を読む。
現代の思想と批評を一望する
80年代の浅田彰・中沢新一・柄谷行人・蓮實重彦から、
福田和也・大塚英志・宮台真司の90年代をへて、
00年代以降の東浩紀・國分功一郎・千葉雅也まで。
80年代の浅田彰・中沢新一・柄谷行人・蓮實重?がもたらした知の衝撃、90年代における福田和也・大塚英志・宮台真司の存在感、ゼロ年代を牽引した東浩紀、テン年代と切り結ぶ國分功一郎と千葉雅也──。およそ半世紀にわたるこの国の思想と批評の奔流を一望したベストセラーに、二つの新章を加え更新して文庫化。
プロローグ 「ゼロ年代の思想」の風景
第?章 「ニューアカ」とは何だったのか?
第?章 浅田彰と中沢新一ーー 「差異化」の果て
第三章 ?實重?と柄谷行人ーー 「テクスト」と「作品」
第四章 「ポストモダン」という「問題」
第五章 「九〇年代」の三人ーー福田和也、大塚英志、宮台真司
第六章 ニッポンという「悪い場所」
第七章 東浩紀の登場
第?章 「動物化」する「ゼロ年代」
第九章 ストーリーを続けよう?(On with the Story?)
第?章 二〇二〇年代の「ニッポンの思想」
| 作者 | 佐々木 敦 |
|---|---|
| 価格 | 990円 + 税 |
| 発売元 | 筑摩書房 |
| 発売日 | 2023年12月11日 |
『「日本人とは何か」がわかる 日本思想史マトリックス』
歴史をひもとくと、古代の日本社会は多様な思想や価値観に満ちていた。しかし、いつからか「日本は集団主義的で同調圧力が強い」と評されるようになった。いったい、なぜ? ターニング・ポイントは?我々の「日本人意識」は、どのように形成されてきたのか?そもそも、我々はいつから日本人なのか?本書では、古代から現代までの「日本人のものの考え方」のルーツを探る。その過程で、時代ごとに影響を与えた思想を「マトリックス」で図解・整理。日本思想史を俯瞰する「見取り図」を通じて、その構造と大きな流れを読み解いていく。壮大な物語を読み解くナビゲーターは、駿台予備校のカリスマ世界史講師であり、YouTubeで14万人のファンがいる茂木誠氏。世界史の視点から、日本で繰り広げられる「大いなるドラマ」を解説する。日本人の思考様式・行動原理・アイデンティティは、どのように醸成されてきたのか?日本人とは何か、どこへ向かうのか。そのすべてがわかる!
| 作者 | 茂木誠/著 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | PHP研究所 |
| 発売日 | 2023年09月20日 |
『日本の思想をよむ』
空海、鴨長明、荻生徂徠、伊藤仁斎、福沢諭吉、南方熊楠、西田幾多郎……実に多様で新鮮な思想が、この国にはある。
人間や自然だけでなく、目に見えない死者や神仏との関係も親密なものとして捉えてきた。
他者との関係性のなかで自己を捉える視点こそ、いま求められている。
自然を考え、人間を考え、宗教を考え、社会や国家を考える。
単行本から新たに2編追加し、45編の日本の思想史を彩る著作をひもといて、未来を生きるためのヒントを見出す。
各著作の解説と原文抜粋を載せ、巻末には年表とブックガイドも収録する。
【目次 (抜粋)】
第1部「自然と人間」
空海『弁顕密二教論』
鴨長明『方丈記』
二宮尊徳『二宮翁夜話』
など
第2部「死者からの問いかけ」
源信『往生要集』
慈円『愚管抄』
柳田国男『先祖の話』
など
第3部「超俗から世俗へ」
最澄『山家学生式』
法然『選択本願念仏集』
伊藤仁斎『童子問』
など
第4部「身体への眼差し」
世阿弥『風姿花伝』
一休『狂雲集』
白隠『夜船閑話』
安藤昌益『統道真伝』
など
第5部「仏教を捉え直す」
親鸞『教行信証』
道元『正法眼蔵』
無住『沙石集』
和辻哲郎『古寺巡礼』
など
第6部「『日本』とはなにか」
『古事記』
荻生徂徠『学則』
本居宣長『紫文要領』
内村鑑三『基督信徒のなぐさめ』
鈴木大拙『日本的霊性』
西田幾多郎『場所的論理と宗教的世界観』
丸山眞男『日本の思想』
第7部「社会と国家の構想」
日蓮『立正安国論』
中山みき『みかぐらうた』
福沢諭吉『文明論之概略』
清沢満之『倫理以上の根拠』
『日本国憲法』
など
| 作者 | 末木 文美士 |
|---|---|
| 価格 | 1056円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2020年03月24日 |
『日本思想全史』
| 作者 | 清水正之/著 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 筑摩書房 |
| 発売日 | 2014年11月01日 |
『なぜ日本だけが中国の呪縛から逃れられたのか 「脱中華」の日本思想史』
大和朝廷はなぜ儒教より仏教を重んじたか? 江戸の儒学者や国学者の到達点とは? 中国との対比で明らかになる日本人の知の営みの凄さ。
| 作者 | 石平 |
|---|---|
| 価格 | 968円 + 税 |
| 発売元 | PHP研究所 |
| 発売日 | 2018年01月15日 |
『「おのずから」と「みずから」』
「自(ずか)ら」という語があらわす日本人の基本発想とはどのようなものか。日本人の自己認識、超越や倫理との関わり、死生観を問うた著者代表作。
===
日本語において「おのずから」と「みずから」は、ともに「自(ずか)ら」とあらわす。成ることと為すこと、物と自己、自然と自由を意味するが、が截然と分けられず、両者には交差・共和・相克する「あわい」がある。そこに見られる日本人の基本的発想とは何であり、それはまたどのような思想文化を育んできたのか。本書は、思想・宗教・文学・芸能の諸領域を広く深く行き交いながら、日本人の自然と自己との相関的認識、超越と倫理との関わり、そして無常観と死生観を根源から問いなおす。倫理学者・日本思想史家である著者の代表作。
===
日本人の発想のかたち
自然と自己の「あわい」を生き抜いた人々は何を体現していたか――。
日本思想文化論の傑作
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【目次】
序
I
第一章「おのずから」と「みずから」――日本的「自然(おのずから)」と自己
第二章無常と「おのずから」――日本人の現実感覚①
第三章「古(いにしえ)」と「おのずから」――日本人の現実感覚②
第四章宇宙人生の「不可思議」さ――国木田独歩の覚めざる夢
第五章「おのずから」の捜索――柳田国男の「人生を自然の片端を観ずる練修」
第六章近代自己から「おのずから」へ――清沢満之の〈内〉への超越
第七章生と死の「曖昧」な肯定――正宗白鳥の臨終帰依
第八章「空即是色」の荘厳――「おのずから」と「みずから」の「あわい」の輝き
II
やまと言葉で哲学する――「おのずから」と「みずから」の「あわい」で考える
III
総括「おのずから」と「みずから」の「あわい」
あとがき
文庫版あとがき
| 作者 | 竹内整一/著 |
|---|---|
| 価格 | 1300円 + 税 |
| 発売元 | 筑摩書房 |
| 発売日 | 2023年01月12日 |
『日本思想史の名著30』
『古事記』から丸山眞男『忠誠と反逆』まで、日本思想史上の代表的名著30冊を選りすぐり徹底解説。人間や社会をめぐる、この国の思考のあり方を明らかにする。
| 作者 | 苅部 直 |
|---|---|
| 価格 | 946円 + 税 |
| 発売元 | 筑摩書房 |
| 発売日 | 2018年07月05日 |
日本の思想を描いた作品を8つ紹介させていただきました。これらの本を通して、日本人の考え方や感性がどのように形成されてきたか、一緒に探って見るのはいかがでしょうか。
これらの作品は全て違った視点から、日本人の思想やその多様性を描き出しています。一つの答えが出せない問いへの思索や、独自の美の観念、対人関係の繊細さなど日本人特有の価値観を偏見なく見つめ直すことで、より深い理解につながるのではないでしょうか。
また、海外から見た日本、歴史や文化、技術の発展、世代や性別、地域などさまざまな側面から読み解くことで、日本人とは何か、という問いに対し新たな視点を得られるかもしれません。
個々が持つ得意分野や興味に照らして選んで読むもいいですし、慣れないテーマにも挑戦してみるのも面白いですよね。どの本も、一度読めばきっと新たな発見や問いが湧き出てくるはずです。
そして、それぞれが自己の考えを深めるだけでなく、他人との対話や議論を通じ、より豊かな視野や共感力を身につけるきっかけにもなります。目の前の現実だけでなく、過去と未来、自分以外の存在と向き合うことで、自身の位置を見つめ直し、より深く物事を考える力を養うことができるでしょう。
いかがでしたでしょうか。これらの作品達が、あなたが日本の思想についてどう考えるか、あるいは考えてみて欲しいかという、新しい視野を広げる一助となれば幸いです。私たち自身が生きる世界をより深く理解するために、積極的に読み進めてみてくださいね。
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