科学が鍵を握る!おすすめ法科学ミステリー小説10選「解剖探偵」「ヒポクラテスの誓い」など注目作をご紹介

科学って地味なイメージがありますよね。でも、法科学を握った手に持ち替えてみると、想像もつかない物語が待っているんです。目の前の証拠を探りつつ、舞台裏の事件を解明する解剖探偵たち。犯罪の裏に潜む人間の心理に迫る力強さは必見ですよ。また、「ヒポクラテスの誓い」では、医療現場での倫理を軸に物語が展開。ドラマチックな展開はハートをギュッと掴みます。現実世界であれば見えない、科学の力によるミステリーの解明。そんな刺激的な10作品をご紹介します。一緒に科学の不思議と魅力を探究しましょう!
『解剖探偵』
| 作者 | 敷島,シキ |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2022年08月 |
『ヒポクラテスの誓い』
栂野真琴は浦和医大の研修医。単位不足のため、法医学教室に入ることになった。真琴を出迎えたのは法医学の権威・光崎藤次郎教授と「死体好き」な外国人准教授キャシー。傲岸不遜な光崎だが、解剖の腕と死因を突き止めることにかけては超一流。光崎の信念に触れた真琴は次第に法医学にのめりこんでいく。彼が関心を抱く遺体には敗血症や気管支炎、肺炎といった既往症が必ずあった。「管轄内で既往症のある遺体が出たら教えろ」という。なぜ光崎はそこにこだわるのかー。解剖医の矜持と新人研修医の情熱が、隠された真実を導き出すー
| 作者 | 中山七里 |
|---|---|
| 価格 | 1760円 + 税 |
| 発売元 | 祥伝社 |
| 発売日 | 2015年05月14日 |
『探偵ガリレオ』
| 作者 | 東野,圭吾,1958- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 1998年05月 |
『殺人は容易ではない : アガサ・クリスティーの法科学』
| 作者 | Valentine,Carla,解剖病理技師 久保,美代子,翻訳家 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 化学同人 |
| 発売日 | 2023年12月 |
『イシュタムの手 法医学教授・上杉永久子』
現役解剖技官が描く、リアル法医学ミステリ
大学受験に失敗し、東京の実家を出て秋田医科大学に進学した南雲瞬平。ある出来事をきっかけに、大学卒業後は博士課程に進み、法医学教室に所属している。秋田県内で発見された異状死体の法医解剖は全てここで行われる。上司の上杉永久子教授は自殺研究の第一人者だ。抜群の解剖技術と観察眼を持ち、死者と死者を見送る者への敬意を尊重する一方、その想いが先走り、周囲を振り回すこともたびたびだった。
年末、運び込まれてきたのは二体の焼死体だった。高齢で寝たきりの妻とその夫とみられる。無理心中事案と思われていたが、上杉は両者の臓器に似たようなポリープがあることに着目、警察にある指示を出した。これにより、意外な事実が明らかになりーー。
一家の食中毒事案、生後二か月の乳児の死亡事案、夏祭りでの毒物混入事案、そして、南雲の過去に起きたある人物の死にまつわる衝撃的な出来事。常識に縛られない上杉と、執刀医を目指す南雲のコンビが事件の真相に迫る。
現役解剖技官が描く、司法解剖のリアル。そして、自然豊かな秋田の風物や風景。圧倒的な描写力で、私たちの隣にある「死」について深く考えさせられる、新たな領域に踏み込む法医学ミステリ。
【編集担当からのおすすめ情報】
著者の小松亜由美さんは、現役の解剖技官にしてミステリマニア。解剖シーンのリアルさは右に出るものなしです。出身地である秋田県の方言やご当地ものの、ユニークな描写も秀逸。唯一無二の法医学ミステリ、ぜひお楽しみください。
| 作者 | 小松 亜由美 |
|---|---|
| 価格 | 781円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2024年07月05日 |
『死体は語る』
偽装殺人、他殺を装った自殺…。どんなに誤魔化そうとしても、もの言わぬ死体は、背後に潜む人間の憎しみや苦悩を雄弁に語りだす。浅沼稲次郎刺殺事件、日航機羽田沖墜落事故等の現場に立会い、変死体を扱って三十余年の元監察医が綴る、ミステリアスな事件の数数。ドラマ化もされた法医学入門の大ベストセラー。
| 作者 | 上野正彦 |
|---|---|
| 価格 | 726円 + 税 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2001年10月10日 |
『法医学のミステリ-』
| 作者 | 渡辺孚 |
|---|---|
| 価格 | 512円 + 税 |
| 発売元 | 中央公論新社 |
| 発売日 | 1984年12月 |
『臨床法医学者・真壁天 : 秘密基地の首吊り死体』
| 作者 | 高野,結史,1979- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 宝島社 |
| 発売日 | 2021年04月 |
『異常快楽殺人者~若き法医鑑定人の事件簿~ (光文社文庫)』
| 作者 | 和田 はつ子 |
|---|---|
| 価格 | 550円 + 税 |
| 発売元 | 光文社 |
| 発売日 | 2015年10月30日 |
『誰そ彼の殺人』
| 作者 | 小松,亜由美 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 幻冬舎 |
| 発売日 | 2021年10月 |
それでは、以上で科学が鍵を握るミステリー小説のご紹介を終わらせていただきます。真剣な表情で事件に取り組む科学者たちの活躍や、日常の中にある科学的な要素が盛り込まれていて、ただ単純に物語を楽しむだけではなく、読み終わった後も皆さまの頭の中に新たな「知」が宿ることを保証します。読書はただ時間を過ごすだけではなく、新たな視点を与えてくれる素晴らしい趣味だと思いませんか?とにかく、知識がなければ解けない問題に直面し、それを解決するために頭を悩ませる主人公たちの姿を想像するだけでもワクワクしてきませんか。
そして、それぞれの作品が描く法科学の面白さ、その奥深さを感じていただけると思います。単に数々の謎を解くためのシナリオが展開されるだけでなく、その背後には法科学という一つのテーマが密接にリンクしていて、劇的な展開もさることながら、科学について学べる、という点もまた魅力です。
そして何より、それぞれの事件がどのように解決していくのか、そのプロセスはまるで一つのパズルを解いていくかのようで、読み終えた後に得られる達成感はまた格別でしょう。そして、その達成感がまた新たな物語を求めて読み続けるモチベーションにもなるはずです。
さあ、次の読書のお供にはどの作品を選びますか?定番からマニアックなものまで揃った今回のおすすめ10選から、あなたの心をくすぐる一冊を見つけてみてはいかがでしょうか。普段あまり読まないジャンルに挑戦するのも、新たな発見があって楽しいものですよ。ぜひ、あたらしい視点を得るために、今日から始めてみてくださいね。楽しい読書の時間をお過ごしくださいませ。
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