時代を知る!日本の歴史小説おすすめ10選「信長の原理」「壬生義士伝」など人気作をご紹介
日本の歴史を能動的に学びたい方へおすすめしたい作品たちをピックアップしました。古代から近代まで、思いがけない歴史の一面を描く小説や、名だたる歴史上の人物たちの魅力が存分に活かされている作品が揃っています。合戦シーンの描写がリアルな作品や、絢爛豪華な宮廷生活が舞台の作品もあります。政治を背景にした巧妙な人間ドラマも見どころの一つです。一方で、人々の生活風景や風俗習慣を繊細に描き出す作品もあり、読むだけでその時代にタイムスリップした気分になれること間違いなしです。歴史好きはもちろん、それほど詳しくない方でも日本の歴史に興味を持つきっかけとなることでしょう。
『信長の原理 上』
織田信長は、幼少時から孤独と、満たされぬ怒りを抱えていた。家督を継ぎ、戦に明け暮れていた信長はある日、奇妙な法則に気づく。どんなに鍛え上げた兵団でも、働きが鈍る者が必ず出る。その比率は、幼い頃に見た蟻と同じだ。人間も、蟻と同じなのか…と。信長は周囲の愚かさに苛立ちながらも、軍事・経済の両面で戦国の常識を次々と打破。怒涛の血戦を制してゆく。不変の“法則”と史実が融合した革新的エンタテインメント!
作者 | 垣根 涼介 |
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価格 | 814円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2020年09月24日 |
『壬生義士伝. 上』
作者 | 浅田,次郎,1951- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2002年09月 |
『坂の上の雲 一』
明治維新をとげ、近代国家の仲間入りをした日本は、息せき切って先進国に追いつこうとしていた。この時期を生きた四国松山出身の三人の男達ー日露戦争においてコサック騎兵を破った秋山好古、日本海海戦の参謀秋山真之兄弟と文学の世界に巨大な足跡を遺した正岡子規を中心に、昂揚の時代・明治の群像を描く長篇小説全八冊。
作者 | 司馬 遼太郎 |
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価格 | 825円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 1999年01月08日 |
『真田太平記 1 天魔の夏』
天正10年(1582年)3月、織田・徳川連合軍によって戦国随一の精強さを誇った武田軍団が滅ぼされ、宿将真田昌幸は上・信二州に孤立、試練の時を迎えたところからこの長い物語は始まる。武勇と知謀に長けた昌幸は、天下の帰趨を探るべく手飼いの真田忍びたちを四方に飛ばせ、新しい時代の主・織田信長にいったんは臣従するのだが、その夏、またも驚天動地の事態が待ちうけていた。
作者 | 池波 正太郎 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2005年01月 |
『破軍の星』
建武の新政で後醍醐天皇により十六歳の若さで陸奥守に任じられた北畠顕家は奥州に下向、政治機構を整え、住民を掌握し、見事な成果をあげた。また、足利尊氏の反逆に際し、東海道を進撃、尊氏を敗走させる。しかし、勢力を回復した足利方の豪族に叛かれ苦境に立ち、さらに吉野へ逃れた後醍醐帝の命で、尊氏追討の軍を再び起こすが…。一瞬の閃光のように輝いた若き貴公子の短い、力強い生涯。柴田錬三郎賞受賞作。
作者 | 北方 謙三 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 1993年11月 |
『竜馬がゆく 1』
作者 | 司馬,遼太郎,1923-1996 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 1998年09月 |
『徳川家康 1 (出世乱離の巻)』
作者 | 山岡,荘八,1907-1978 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 1987年10月 |
『天地明察. 上』
作者 | 冲方,丁,1977- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 角川グループパブリッシング |
発売日 | 2012年05月 |
『国盗り物語 1 斎藤道三 前』
世は戦国の初頭。松波庄九郎は妙覚寺で「智恵第一の法蓮房」と呼ばれたが、発心して還俗した。京の油商奈良屋の莫大な身代を乗っ取り、精力的かつ緻密な踏査によって、美濃ノ国を“国盗り”の拠点と定めた!戦国の革命児斎藤道三が、一介の牢人から美濃国守土岐頼芸の腹心として寵遇されるまでの若き日の策謀と活躍を、独自の史観と人間洞察によって描いた壮大な歴史物語の緒編。
作者 | 司馬 遼太郎 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2004年01月 |
『新装版 天璋院篤姫(上)』
十八歳で藩主斉彬の養女となった篤姫は薩摩島津家分家に生まれた学問好きな姫であった。その才覚、器量を見込んだ斉彬は画策の末、篤姫を十三代将軍家定の正室として江戸城に送り込んだ。形ばかりの結婚に耐え、病弱な夫を支え将軍御台所として大奥三千人を見事に統べる篤姫には、養父斉彬の密命が…。2008年大河ドラマ原作。
作者 | 宮尾 登美子 |
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価格 | 759円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2007年03月15日 |
以上、日本の歴史を舞台にした小説のいくつかをご紹介してきました。これらを通じて、私たちが生きている今とは違う、日本の各時代の風景や人々の生き様へ思いを馳せることができます。大いなる歴史の中にも、一人ひとりの人間の思いや努力、挫折や成功が詰まっていて、そこには様々な人間ドラマが織り成されています。
また、これらの作品を読むことで、登場人物たちの生きざまに触れるだけでなく、その背後にある歴史的背景や当時の社会状況を理解するきっかけになることでしょう。自分が生きる時代を客観的に見つめ直すための一助ともなります。
何よりも、これらの作品はただ歴史を教えてくれるだけではなく、それぞれの時代に生きた人々の情熱や葛藤、愛や憎しみなど、様々な感情を描き出している点が魅力的です。それらを通じて、時代を超えて私たちとつながる何かを感じ取れるのではないでしょうか。
あなた自身が好きな時代、興味を持つ時代があるなら、ぜひその時代の小説を手に取ってみてください。それが、あなた自身の人生や視野を広げる一歩となることでしょう。どの作品も、きっと素敵な世界を紡いでくれることでしょう。今回ご紹介した作品があなたの読書の一助となれば幸いです。
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