フォルクスワーゲンを知る本5選

フォルクスワーゲンの世界に浸りたいあなた、必読の5冊をご紹介します。1冊目はその成り立ちから現在までを丁寧に描いたノンフィクション。車好きはもちろん、ビジネスパーソンにもぜひ手に取ってほしい一冊です。2冊目はフォルクスワーゲンのデザインにフォーカスした写真集。見ているだけでワクワクしますよ。3冊目は子供から大人まで楽しめる漫画。フォルクスワーゲンの魅力を描いた物語に引き込まれます!4冊目は裏話満載のエッセイ。フォルクスワーゲンにまつわる知られざるエピソードが満載です。5冊目は技術者目線の専門書。フォルクスワーゲンの技術力の深みを知ることができますよ。それぞれの角度からフォルクスワーゲンを知ることで、あなたの車愛がさらに深まること間違いなしですね。
『いま、車が変わる : フォルクスワーゲンの経営戦略』

作者 | 高橋,浩夫 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 同文舘出版 |
発売日 | 2024年02月 |
『フォルクスワーゲンの闇 世界制覇の野望が招いた自動車帝国の陥穽』

ニューヨーク・タイムズ敏腕記者が暴く、
フォルクスワーゲン事件の全真相と不正が巣喰う企業風土の怖さ
2015年に発覚したフォルクスワーゲンの「クリーン・ディーゼル不正」は、世界に衝撃を与えた。長きにわたって品質と信頼を築いてきた世界最大の自動車メーカーは、一瞬にして、「強欲とだまし」の象徴に変わった。消費者は怒り、投資家はパニックに陥り、非難の集中砲火を浴びたフォルクスワーゲンは経営危機に直面している。数々の裁判や捜査により、2017年初めまでにフォルクスワーゲンは200億ドル(2兆2000億円)を、政府機関やクルマの所有者に支払い、追加の罰金や訴訟には、まだ終わりが見えていない。
ニューヨーク・タイムズ敏腕記者、ジャック・ユーイングは、本書でフォルクスワーゲンの闇に鋭く切り込んでいく。ナチス時代の「国民車」構想から、ドイツで最も評判が高く重要な世界ブランドに成長。世界制覇を目標に掲げ、避けては通れない米国市場攻略のため「環境」を全面に押し出した。そこに大きな落とし穴が待ち受けていた。
著者は、フォルクスワーゲンを発展させた天才技術者であり、名経営者であり、不正の温床を形作った張本人のフェルナンド・ピエヒとマーティン・ヴィンターコルンを細部にわたって描く。彼らの「世界制覇の野望」によって打ち出された達成不可能な目標のプレッシャーが、社員を恐怖に陥れ、違法な手段に手を染めさせていった。
日本でも、有名大企業が不正会計に手を染めたり、残業を強いて自殺者を出したりと、企業ガバナンスや社風が大きく問われるようになってきた。本書は、他山の石として、自動車業界だけでなく、日本のさまざまな企業の経営者、経営幹部、技術者に教訓を与える。
第1章 ロードトリップ
第2章 孫
第3章 ルネッサンス
第4章 御曹司
第5章 最高経営責任者
第6章 目標達成に手段は選ばない
第7章 規制と不正
第8章 不可能なことなど何もない
第9章 労使関係
第10章 いかさま
第11章 ポルシェ家とピエヒ家
第12章 クリーンディーゼル
第13章 監督官
第14章 路上にて
第15章 発覚
第16章 ピエヒの凋落
第17章 告白
第18章 帝国
第19章 余波
第20章 正義
第21章 罰
第22章 より速く、より高く、より遠く
作者 | ジャック・ユーイング/長谷川 圭/吉野 弘人 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 日経BP |
発売日 | 2017年07月28日 |
『偽りの帝国 : 緊急報告・フォルクスワーゲン排ガス不正の闇』

作者 | 熊谷,徹,1959- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2016年08月 |
『フォルクスワーゲン・クラシックスタイル・ブック クラシック・フォルクスワーゲンのある暮らし』

作者 | |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | CLASSIX |
発売日 | 2021年04月26日 |
『フォルクスワーゲンビートル 3世代にわたる歴史と文化の継承』

初代のビートルは、1945年から50年以上にわたってつくられ、その台数は、世界で2150万台に達した。その初代のスタイリングを復活させた、ユニークな存在のニュービートルは1998年に発売。そして2011年に登場した3代目のザ・ビートルは、最新のフォルクスワーゲンの流儀でつくられる。本書では、それぞれの誕生の様子と変遷を解説する。
作者 | 武田隆 |
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価格 | 4180円 + 税 |
発売元 | 三樹書房 |
発売日 | 2015年05月 |
本日ご紹介したのは、ビートル、ゴルフ、ポロ、そしてその知られざる歴史や魅力を描いた5冊の文献です。フォルクスワーゲンの世界観を存分に堪能することができる作品ばかりで、一冊一冊読むごとにその深みに引き込まれていくことでしょう。
これらの本は、ただ単に車の話をしているだけでなく、それぞれのモデルが作られるまでの苦労話、いろいろなエピソード、背景にある歴史や文化、そしてフォルクスワーゲンが模索し続けた「人々に愛され続ける車」を作るという理念と技術への挑戦が紐解かれています。
車そのものに興味がない人でも、その背後にあるストーリー性や社会との関わりに触れることで、新たな視点を見つけることができるでしょう。そして、それぞれの年代、社会背景を反映したデザインの変遷を追うことで、一台の車がどのようにして時代と共に進化してきたのか、そのエッセンスに触れることもできます。
今回紹介した5冊の本を通じて、ただ「車を運転する」だけではなく、それを「楽しむ」ための一助になれば幸いです。フォルクスワーゲンに興味を持った方、これからのライフスタイルに彩りを加えたい方、深く知ることでフォルクスワーゲンの魅力を再発見したい方、是非手に取ってご覧になってみてください。きっと今までにない視点から彼らの車について考えるきっかけになるはずです。
さあ、フォルクスワーゲンの世界へ一歩踏み出してみませんか。旅の始まりはここからです。それでは、素敵な読書タイムをお過ごしください。
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