ドラマは「屋上」から始まる! 屋上本11選
怪しい出会いから恋が芽生える学園もの、熾烈な戦闘が繰り広げられる異世界もの、心温まる友情物語...どんな物語でも、設定次第で屋上はいつでも最高の舞台に変わりますよね。屋上でのキスシーンにキュンとしたことはありませんか?また、屋上は主人公たちが秘密を共有する場にもなります。思春期の揺れ動く心情をひとりで思い巡らせる場面なんかも、なんだか共感できてしまいますよね。そして、時には最終決戦の舞台ともなる。最後の手段、最後の希望、最後の決断...屋上という空間は、そんな"最後"の場所として描かれることも多いです。あなたが今挙げる11冊の漫画や小説も、そんな"屋上"が重要な役割を果たす作品ばかりです。ぜひ、心に残る"屋上"シーンが描かれた作品に触れてみてくださいね。
『屋上物語』
デパートの屋上で供される
美味いうどんと極上の謎解き
北森鴻のちょっとダークな連作集
あるターミナル駅に隣接する有名デパートの屋上には、知る人ぞ知る讃岐うどんの名店がある。老若男女のファンが安くてうまい一杯を求めて屋上までやって来るが、同時に不思議な謎も集まってくるのだ。うどんを提供するのと同様に、素早く謎解きするのは、通称「さくら婆(ばば)ァ」。デパートの屋上で繰り広げられる様々な人間模様を北森鴻が丁寧に描いた、少しダークな連作ミステリ。解説=愛川晶/村上貴史
■収録作品
「はじまりの物語」
「波紋のあとさき」
「SOS・SOS・PHS」
「挑戦者の憂鬱(ゆううつ)」
「帰れない場所」
「その一日」
「楽園の終わり」
「タクのいる風景」
| 作者 | 北森 鴻 |
|---|---|
| 価格 | 924円 + 税 |
| 発売元 | 東京創元社 |
| 発売日 | 2025年06月19日 |
『世界でいちばん幸せな屋上 : ミルリトン探偵局』
| 作者 | 吉田,音,1986- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 中央公論新社 |
| 発売日 | 2025年02月 |
『屋上のウインドノーツ』
| 作者 | 額賀,澪,1990- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2017年06月 |
『屋上のテロリスト』
一九四五年八月十五日、ポツダム宣言を受諾しなかった日本はその後、東西に分断された。そして七十数年後の今。「バイトする気ない?」学校の屋上で出会った不思議な少女・沙希の誘いに応え契約を結んだ彰人は、少女の仕組んだ壮大なテロ計画に巻き込まれていく!鮮やかな展開、待ち受ける衝撃と感動のラスト。世界をひっくり返す、超傑作エンターテインメント!
| 作者 | 知念実希人 |
|---|---|
| 価格 | 682円 + 税 |
| 発売元 | 光文社 |
| 発売日 | 2017年04月11日 |
『極上御曹司との秘密の恋は屋上で』
「女の顔をしているな。かわいいよ」
秘密の文通相手の正体は……みんなの憧れの上司で御曹司!? 紳士の皮を被った男(オオカミ)に溺愛されてます
過去の失恋からなかなか立ち直れないOL・京香の楽しみは、会社の屋上にあったノートでの謎の相手と秘密の文通。
ある日、上司である冬威が文通相手と知り、酔ったはずみで一夜を共にしてしまう。普段の温厚で紳士な彼とは違う男の顔で熱く貫かれ、与えられる快感に抗えない京香。ワンナイトと割り切ろうと思っていたのに、誰もいない資料室でとろけるようなキスとともに「続きは今夜」と囁かれーー。
| 作者 | 源 一実/ととりとわ |
|---|---|
| 価格 | 698円 + 税 |
| 発売元 | ハーパーコリンズ・ジャパン |
| 発売日 | 2022年09月14日 |
『渋谷上空のロープウェイ : 幻の「ひばり号」と「屋上遊園地」の知られざる歴史』
| 作者 | 夫馬,信一,1959- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 柏書房 |
| 発売日 | 2020年04月 |
『それでも僕らは、屋上で誰かを想っていた (宝島社文庫)』
| 作者 | 櫻 いいよ |
|---|---|
| 価格 | 1円 + 税 |
| 発売元 | 宝島社 |
| 発売日 | 2020年01月09日 |
『学校の屋上から君とあの歌を贈ろう』
| 作者 | 道草,よもぎ |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2018年08月 |
『屋上で縁結び』
| 作者 | 岡篠,名桜 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 集英社 |
| 発売日 | 2017年01月 |
『女学生探偵と偏屈作家. 1』
| 作者 | 笹原,智映 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2016年03月 |
『東京屋上散歩』
| 作者 | 鷹野,晃,1960- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 淡交社 |
| 発売日 | 2012年02月 |
さて、今回は私のおすすめする「屋上」が舞台になる小説や漫画を紹介しました。あの独特な雰囲気で特別な何かを感じさせてくれる"屋上"、そしてその意味合いがどの作品にも共通していることに改めて気づくはずです。
様々なジャンルの中から紹介しましたが、どの作品も背景にディープな思考を組み込んでいます。人間関係の構築や解消、自己形成、友情の絆、孤独や失恋、さらには幽霊まで。そういったテーマがこの"屋上"という空間で大きく描かれています。
屋上で何かが始まり、何かが終わる。屋上で出会いと別れが交錯。屋上で深淵な思いを吹き飛ばす、そんなストーリーが描かれている作品を手に取ってみてください。
"屋上"という舞台は作者のエッセンスが詰まった、とてもパワフルなスポットだといえます。そこで起こる出来事や、シーン一つ一つがあなたの日常に新たな視点をもたらすはずです。
そして何より、この屋上が舞台の物語たちは、読み手を夢中にさせ、ハートを温もりで満たしてくれることでしょう。あなたのお気に入りの作品が見つかることを、私は心から期待しています。
今回はここまで。気になる作品があれば、ぜひ手に取ってみてくださいね。それでは、また次回のおすすめ作品紹介でお会いしましょう。お読みいただきありがとうございました!
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。









