気候変動の本 おすすめ8選

気候変動について学べる小説や漫画をご紹介します。一つは地元の気候が一変する話で、人々が直面する環境問題をリアルに描いています。もう一つは未来の地球を舞台に化石燃料の枯渇や全球温暖化が起こった世界を描いた作品。ますます規模を増している気候変動の問題を考える上で、ぜひとも読むべき一冊です。次はSF作品で、科学者の視点から気候変動が地球に及ぼす影響を描いています。また、一部の人間が異常気象をコントロールする能力を持つという独創的なストーリーにも注目です。最後に紹介するのは、科学的な事実だけでなく、気候変動が引き起こす社会問題についてもしっかり描いた漫画です。
『現代気候変動入門』

「気候とは何か」といった初歩の初歩から、脱炭素に向けて世界がとるべき対策まで、温暖化に関する科学と政治・経済をバランスよく記述。懐疑論への応答も随所に交えながら、問題の全体像を理解に必要な深さまで明快に語る、「文系」「理系」双方へ向けたスタンダードかつ最良の書。
作者 | アンドリュー・E・デスラー/著 神沢博/監訳 石本美智/訳 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 名古屋大学出版会 |
発売日 | 2023年08月02日 |
『気候変動を学ぼう : 変化の担い手になるために』

“我慢”の省エネではなく、よりよい社会を作り生活を豊かにする真の気候変動対策へ――気候変動問題に根本からアプローチするために知っておくべきこと、すでに動き出している人・取り組みが丸ごとわかる。◉今、世界・日本の気候変動はどうなっている?◉真に有効な気候変動対策や政策・仕組みとは?◉社会全体で取り組むべき具体的な目標とは?◉進行する気候変動問題に対し、私たちに何ができる?暑すぎる日々、ゲリラ豪雨、局地的な豪雪、頻発する突風や竜巻、線状降水帯や台風による水害、水温変化による不漁や天候不順による不作……気候変動は「将来のいつか、どこかで起きる問題」ではなく、すでにこの地球上で起きています。気候変動対策に必要な技術はすでにあり、何をしなければならないのかも、わかっていることがあるのです。すぐに効果的な取り組みを進めなければなりません。本当の(傍点)気候変動対策に向けて、今こそ対話・行動を!変えなくてはならない。変えることはできる。私たちは変える――We MUST. We CAN. We WILL CHANGE#気候変動 #気候正義(クライメートジャスティス) #脆弱性 #人権 #貧困 #持続可能な開発目標(SDGs) #温室効果ガス #気候変動に関する政府間パネル(IPCC) #パリ協定 #削減目標 #1.5℃ #カーボンバジェット #共通だが差異ある責任 #緩和 #適応 #省エネルギー #エネルギー効率化 #再生可能エネルギー #インセンティブ #規制 #エネルギー自立 #地域活性化 #二酸化炭素(CO2) #産業構造 #エネルギー供給構造 #削減可能性 #エネルギー基本計画 #GX(グリーントランスフォーメーション) #イノベーション #カーボンプライシング #炭素税 #キャップ&トレード型排出量取引制度 #非国家主体 #情報公開 #サプライチェーン #ESG投資 #ダイベストメント #脱炭素経営 #NGO #社会変革 #システムチェンジ #市民活動 #選挙 #アクション #キャリア
作者 | クライメート・リアリティ・プロジェクト・ジャパン/編集 平田仁子/著 豊田陽介/著 ほか |
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価格 | 不明 |
発売元 | 合同出版 |
発売日 | 2023年11月22日 |
『図解でわかる14歳から知る気候変動』

作者 | インフォビジュアル研究所 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 太田出版 |
発売日 | 2020年08月 |
『地球があぶない!地図で見る気候変動の図鑑』

作者 | Hooke,Dan Berkhout,F.(Frans) Dow,Kirstin,1963- ほか |
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価格 | 不明 |
発売元 | 創元社 |
発売日 | 2021年08月 |
『気候変動と環境危機 : いま私たちにできること』

作者 | Thunberg,Greta,2003- 東郷,えりか |
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価格 | 不明 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2022年11月 |
『大いなる錯乱』

インド出身の世界的な作家アミタヴ・ゴーシュが、シカゴ大学で行った地球温暖化・気候変動に関する講演に基づく、「物語」「歴史」「政治」の三部からなるエッセイ集。巻末には日本語翻訳版独自に、訳者による特別インタヴューを掲載。
なぜ、これまで「気候変動」は、「真剣な小説(シリアス・フィクション)」の主要なテーマとされてこなかったのか。
そこにはいまだに、19世紀を通してつくりあげられたブルジョワ的秩序と「近代」的な世界観を基調とした、「平凡」で「おだやか」なものという「自然」概念が息づく。また、20世紀におけるシュールレアリスムやマジカル・リアリズムといったリアリズム芸術の潮流もまた、気候変動を描くことにおいては倫理的困難にぶつかってしまう。
こうして、21世紀における「オブジェクト指向存在論」「アクターネットワーク理論」「新しいアニミズム」といった新しい思想は、気候変動という危機と人間ならざるものとのかかわりにおける、「思考しえぬもの」の「認知=再認」の問題に呼応しながら登場してきたと言えるだろう。それは、今後ますます増加するであろう、人間ならざるもの(ノン・ヒューマン)が現に、かつ身近に存在しているという「不気味さ」との対峙でもある。
著者のアミタヴ・ゴーシュは、気候変動そのものが資本主義と帝国によって推進されてきたこと、ポストコロニアリズムと「人新世」的諸問題のつながりを指摘しながら、「惑星的危機」の時代に警鐘を鳴らす。「気候変動の危機はまた、文化の危機でもあり、したがって想像力の危機でもあるのだ」と。
作者 | アミタヴ・ゴーシュ/著 三原芳秋/翻訳 井沼香保里/翻訳 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 以文社 |
発売日 | 2022年10月18日 |
『気候変動の真実 : 科学は何を語り、何を語っていないか?』

作者 | Koonin,StevenE 三木,俊哉 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 日経BPマーケティング (発売) |
発売日 | 2022年03月 |
『気候変動を理学する : 古気候学が変える地球環境観』

作者 | 多田,隆治,1954- |
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価格 | 不明 |
発売元 | みすず書房 |
発売日 | 2017年12月 |
それぞれ異なる視点から、あるいは視覚的に気候変動とその影響を描いているこれらの作品。知識として頭に入れるだけでなく、読んで感じ、理解し、そして何か一歩を踏み出すきっかけになればと思います。
気候変動というと、何かとてつもなく大きな問題で、一人ひとりの生活からは遠いもののように思えがちですよね。でもそれは違います。実は私たち一人ひとりの日常生活の中にも深く関わっているんです。それを理解するには、難しいデータや専門的な用語の羅列ではなく、物語や絵の中に描かれた現実を、我々は必要としているのかもしれません。
古くは古典と呼ばれる作品から、新しい切り口で描かれた新進の作品まで、それぞれに優れた点があり、気候変動というテーマを深く掘り下げています。読み進めていくことで、テーマに対する理解が深まり、自分自身が考えて行動するきっかけになるはずです。
各作品は、語り口も描写もさまざまですが、読み手の心に響く共通のメッセージを持っています。それは、「地球のため、未来のために、今何ができるのか」を自問自答することの大切さです。そして、それぞれが持つ解答が、この複雑で難解な問題に一筋の光を差し込んでくれるはずです。
そう、それはきっと私たち一人一人が何かを変える原動力になるはずです。そしてその積み重ねが、地球の未来を少しずつでも明るくすることにつながるでしょう。まずは、手に取って読んでみてください。あなたの未来がその中から見つかるかもしれませんよ。
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